警報や注意報などを、災害の種類や警戒レベルごとに再編した、新たな防災気象情報が28日午後から始まります。
どうして変わるのか、何に気をつけたらよいか、お伝えします。
(清永聡 解説委員)
イラスト解説 ここに注目! 新たな防災気象情報 28日スタート
初回放送日 5月28日(木)午前6:00
配信期限 6月4日(木)午前6:30
Q.イラストは建物ですが、ずいぶん複雑な造りです。
A.これまでの防災気象情報を、こういうイメージでイラストにしてみました。「注意報と警報」という2つの組み合わせは昭和20年代以降使われてきました。しかし、その後「記録的短時間大雨情報」「土砂災害警戒情報」「竜巻注意情報」などが作られます。2013年には「特別警報」。2021年には「顕著な大雨に関する気象情報」など、次々と追加されて複雑になってしまいました。
Q.それで「建て増しを続けた建物」のようになったのですか。
A.いろいろな名前の情報が増えすぎて、覚えきれないという人も多いと思います。情報の持つ意味が正確に伝わりにくくなっていたと指摘されています。そこで、これをリフォームしようと専門家などが検討してきました。
Q.新しく5階建てのビルになりました。こちらが新しい防災気象情報です。
A.レベルと災害の種類で分類されました。色とレベルで危険度が分かります。一方で「気象防災速報」はレベルとはまた別に、「記録的短時間大雨」や「竜巻注意」などの極端な現象を伝える情報として統一されます。
Q.特に知ってもらいたいのはどれですか。
A.こちらの紫色の情報です。レベル4に相当する「危険警報」です。新しい名称ですが、この情報が出たら、災害の危険性が非常に高まっていると覚えてください。「避難指示」が発表される可能性が高くなります。国や自治体はこのレベル4までに、避難などの行動を取るよう呼びかけています。情報を正しく理解して、危険が迫る前に身の安全を確保するようにしてください。
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