「ずうとるび」の江藤さんが三重・松阪散策 中学から〝推し活〟田中さんが案内
ファン10人と城跡など巡る
「笑点」から生まれたアイドルグループ「ずうとるび」の江藤博利さん(67)が、5月31日にファンとともに三重県松阪市を訪れ、松坂城跡や御城番屋敷などを歩いて、散策を楽しんだ。今回の松阪の観光をアテンドしたファンの田中千晶さん(65)=下村町=は「松阪の良さが口コミで広がっていけばうれしい」などと話している。 ずうとるびは1974(昭和49)年に結成されたアイドルグループで音楽バンド。歌やトークで人気を集めたが、1982(同57)年に解散。2020(令和2)年に元の5人で再結成した。 田中さんは中学時代からずうとるびのファン。中でも江藤さん〝推し〟という。20年の再結成以降、東京や大阪などで開催されるコンサートに足を運び、ずうとるびを含め、知り合ったファンたちと交流するのが最近の楽しみとなっている。 一方、江藤さんは毎年参拝するほどの伊勢神宮好き。今年は以前から興味があった松阪にも足を伸ばそうと、神宮に参拝した後、松阪市内での宿泊を計画。観光を楽しむため、松阪在住の田中さんに案内役を頼んだ。 田中さんは市内中心部を巡る2時間コースを設定。松坂城跡から御城番屋敷を散策して、同心町、松阪木綿センターを見学し、長谷川家の邸宅や本居宣長旧宅跡のある魚町、本町を通り、豪商ポケットパークで休憩。岡寺山継松寺を参拝して最後は駅弁の牛肉弁当を食べてもらうことにした。 この日の松阪巡りは10人のファンと共に午前9時半からスタート。江藤さんは松坂城跡で石垣の前に立ち「こんなに野面積みがきっちり残っているのは素晴らしい」と感心。「猪目(いのめ)」と言われる魔除けのハート形の石を探すなどして楽しんだ。その後、御城番屋敷を見学して、同心町を通り、豪商ポケットパークで田中さんが準備したつきたてのさわ餅を食べて休憩。歴史のある寺で御利益にあやかろうと岡寺を参拝した。 田中さんは松阪の礎を築いた蒲生氏郷、江戸時代の国文学者・本居宣長についても紹介し、江藤さんたちは、「松阪がこんなに魅力のあるところとは来るまで知らなかった。人も親切」と大喜び。田中さんは「松阪の町を誇りに思った。また来たいと言ってくれたのがとてもうれしい」と笑顔で話した。