京都・華頂女子高が来年度から男女共学化 全日単位制も導入 近年の定員割れ受け

華頂女子高の男女共学化と全日単位制への移行とを発表した同校の前田千秋校長(右)ら=1日、京都市東山区

学校法人佛教教育学園は1日、同法人が運営する華頂女子高(京都市東山区)について、令和9年度から男女共学化すると発表した。共学化に伴い校名も変更する。大学のような全日単位制への移行も合わせて発表。同校では近年、定員割れが続いており、共学化と教育改革を一体で進めることで、生徒の確保を目指すという。

同校は浄土宗総本山知恩院が明治44年に開校した「華頂女学院」をルーツに昭和23年に開校し、女子校として運営されてきた。共学化に伴い、定員は従来の120人から150人程度に拡充され、校名も「華頂高(仮称)」に変更する見込みという。

また、全日単位制への導入による「プレ・カレッジ構想」も発表。単位制による柔軟な授業の設計や、生徒自身が選択する探究型のホームルームなどにより、生徒が主体となる学習環境を整備するほか、同法人が運営する佛教大(同市)との連携も強化する。

同校は近年、定員割れが続いており、今春の入学者は募集定員120人に対し57人に止まった。会見した両校の前田千秋校長は「社会全般が共学志向になっていることは否定できない」と指摘。共学化とともに教育システムの刷新を進めることで「『みんな同じ』ではなく、生徒の得意をのばすことを徹底的に進める」と強調した。現在の在校生には卒業まで全日制普通科での教育を続ける。

同法人をめぐっては、昨年11月、運営する女子校の京都華頂大と華頂短大(同区)の学生募集を、来年度以降は停止すると発表していた。(東九龍、写真も)

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