3日、兵庫県たつの市の川で見つかった遺体について、警察が調べた結果、DNA鑑定などから、先月母親と娘が殺害された事件で指名手配されていた42歳の男の容疑者と確認されました。警察は容疑者が死亡したいきさつなどを詳しく調べることにしています。
3日午前10時半ごろ、たつの市御津町の川で遺体が見つかり、先月市内で起きた74歳の母親と52歳の娘が殺害された事件で指名手配されていた大山賢二容疑者(42)とズボンが似ていたことから、警察が遺体を詳しく調べ、身元の確認を進めていました。
警察によりますと、その結果、DNA鑑定などから大山容疑者と確認されたということです。
死亡した時期は足取りが途絶えた先月20日ごろとみられ、死因は特定できなかったということです。
また、これまでの捜査で、現場の住宅の南にある橋の下などで容疑者のものとみられるTシャツや手提げ袋、それにたばこの吸い殻などが見つかったということです。
この事件では、発覚前の先月16日に容疑者は路上で寝ていて、通報を受けた警察に事情を聞かれた際「人を殺した」と話しましたが、警察は事件を把握できず、過去に住んでいたとみられる現場近くまで送っていました。
容疑者はその後、付近を行き来するなどして、先月20日以降は足取りが分からなくなっていました。
兵庫県警察本部は「容疑者の死亡により動機の解明などが困難になったことは事実。これからも捜査を進めて事実を明らかにしたい」とコメントしています。