ドジャース先発陣『4冠』…防御率、勝利、イニング、奪三振で30球団トップ 山本由伸が牽引…圧巻の22者連続斬り「置いていかれないように」
【ロサンゼルス6日(日本時間7日)=横山尚杜】米大リーグ、ドジャースの山本由伸投手(27)がエンゼルス戦に先発し、今季最長の8回を投げ2安打1失点、4奪三振。一回2死から驚異の22者連続アウトで6勝目(4敗)を挙げた。メジャー30球団トップの防御率2・86を誇る先発陣のエースがその才能を改めて証明。直近4戦で3度目のハイクオリティースタート(先発で7回以上、自責点2以下、HQS)をマークした。 【写真】山本由伸、“すごく好きな先輩”の独特の人柄明かす「野球選手にいない雰囲気」「つい話しかけたくなる」 交代を告げられるまで勢いが止まらなかった。山本が一回2死から八回完了まで驚異の22者連続アウト。8回93球を投げ、2安打1失点、4奪三振。エースの輝きを放った。 「点差はあったが、気を抜くことなく集中して、大胆な投球と丁寧な投球のどちらもできたと思う」 一回2死から内野安打と適時三塁打を浴びて先制を許したが、その裏に打線が9得点で逆転。長いイニング間を過ごした。「なかなか初回に9点入るのは…。野球人生でももしかしたら初めてかもしれない」と苦笑いを浮かべたが、体を冷やさぬよう、ベンチ裏で体を動かした。 抜群の制球力を披露して、直近4試合連続で1得点以下。HQSは3度目だ。エンゼルスのカート・スズキ監督は「本当にまるでビデオゲームをしているみたいだった。シンカー、カットボール、スプリットを自在に操って投げ分けていた」と脱帽した。 ドジャースの先発陣は防御率(2・86)、勝利(29)、イニング(374回⅓)、奪三振(365)で30球団トップの成績。特に山本、大谷、佐々木と日本人トリオの躍進が光る。 チームはこれで今季最多の貯金19。「チームの中で置いていかれないように頑張ります」と山本は笑った。スネル、グラスノーを欠く現状で、その存在は欠かせないものとなっている。