ハープを弾く人

*紀元前の歌を歌うワークショップ



1.精妙なエーテルとつながる声の出し方 13:00~13:30  
 ◎宇宙の呼吸について
  ・宇宙の呼吸と精妙な実体としてのエーテル  
   ▶テキスト:精妙な実体としてのエーテル
  
  ・エーテル体とエーテルプラズマ物質
   ▶テキスト:エーテル体とエーテルプラズマ物質


 ◎宇宙の呼吸エクササイズ
  ・日常生活における宇宙の呼吸
   ⇒「息詰まる」とは宇宙との分離を意味する。
 
  ・古代の人々が行っていたこと
   ⇒「祈り」とは神紋とつながること。

 ◎聴覚と声の関係
  ・現代人の聴覚
   ⇒音のパターン化と脳内処理による認識(ヒトのAI化)

  ・古代人の聴覚
   ⇒エーテル体を媒介とした神紋の察知
 

  
2.古代の音楽におけるモードと周波数 13:30~14:00 

 ◎古代インドの旋律(modus)ラーガ
インドの伝統音楽におけるラーガ(राग: raga)は、紀元前にサンスクリット語で編纂された神々への賛美や哲学的な秘説を収めた聖典「ヴェーダ」の詠唱(音に抑揚をつけて唱えること)にその起源を持ちます。ラーガは、音楽的に見れば非常にきめ細かい旋法(モード)言えますが、正確には森羅万象を含む宇宙と一体化した精神を音として表現するものです。ラーガは、割り切ることができない微妙なピッチの変化を含むことから、記譜化は不可能で、口伝による伝承となります。また、ラーガは、真夜中のラーガ、夜明け前のラーガ、日の出のラーガというように、太陽の光の周波数に合わせて、演奏するのにふさわしい時間帯が決められており、古いラーガほど、神への献身と祈りが中心となっています。






 ◎フルリ人の祈りの歌(The Hurrian Hymns)
  ・紀元前1400年頃、シリア北部の古代都市ウガリットで発掘された楽譜。


粘土板に刻まれた楔形文字の楽譜

Hurritische_hymne





 〈実習〉
 ・右手:支配音、終始音ファ
 ・左手:持続音:
  ▶持続音(ドローン)



 ◎セイキロスのスコリオン
  ・紀元前200年頃、トルコ西部の古代都市エフェソスで発掘された楽譜。


石柱に刻まれたギリシャ文字の楽譜

セイキロスの墓碑面






 ◎神から降りてきた音の記譜
  ・日本の声明(真言声明、天台声明)※記譜の登場は8世紀から
  ・西洋の聖歌(グレゴリオ聖歌)※記譜の登場は9世紀から


密教の声明の記譜法(15世紀・高野山)

hakase_005



グレゴリオ聖歌(7世紀)

グレゴリオ聖歌



3.ネウマ譜(精妙なエーテルをとらえた楽譜)の読み方
14:00~14:15

 ◎ステップ1:テキストから神の世界につながる※人とAIを分ける部分
  ・テキストについて
   ⇒テキストとはラテン語のtextus(織る)を意味し、縦と横の交わりが奥義です。  


あ さ ひ の ひ か り

朝日


 ◎ステップ2:神紋と声の周波数
  ・神紋と母音の発音
  ・神紋と子音の発音
 

 ◎ステップ3:律動(点とその間にあるもの)※鼓動
  ・点
  ・点と点の間にあるもの
   ⇒パターン有る・無し


A: ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 

B: ●ー●ーー●ー●ーー●ー●ーー●ー●ーー●

C: ●ー●ーー●ーーーーー●ーーー●ーーー●



 ◎ステップ4:抑揚※呼吸
  ・上がり下がり
  ・長さ
   ⇒神紋



4.紀元前の歌を歌ってみましょう
 
14:15~15:00
 ◎魂の震える歌(詩編2:7)
  ・紀元前1000年から紀元前100年の歌

このネウマ譜のテキストは、分かち合われる事柄が地上にいる人間の肉体を通した経験の次元に属するものではないことを言外に滲ませています。またネウマ譜には、天が開いて神があらわれ、その想像を絶することを目の当たりにした驚きと畏敬と狼狽が表現されています。ネウマにおいては、ストロファ形あるいはストロファの組み合わせにより、目の前に出現した神との遭遇にまつわるさまざまな聖なる感情を「震え声」として表出しています。すなわち、この聖歌を唱える者の奥にある魂の意識が、ここに言明される事柄のもつ圧倒されんばかりの偉大さに満たされているようすを表現する歌です。


Dominus dixit ad me:
Filius meus es tu; 
ego hodie genui te.

神はわたしに仰せになった
あなたは、わたしの子です
私は今日あなたを生んだ


明けの明星





 ◎聖なる輝きの歌(詩編109:3)※1つずれて詩編110の場合がある
  ・紀元前1000年から紀元前100年の歌

このネウマ譜のテキストについて、聖アウグスティヌスは次のように述べています:
懐(ふところ)も胎も、ともに秘められたところを指す。では、懐や胎とは何なのだろうか。それは、私自身の中にあるもので、私の本質である。聖なる輝きとは、夜明け前に光る明けの明星を意味し、その明けの明星が昇る前に、夜空には無数の星々が輝いていた。星々にはその誕生と終わりという時の流れがあり、それは永遠の世界の中で瞬間瞬間として輝いているものである。


In splendoribus sanctorum,
ex utero ante luciferum
genui te

聖なる輝きの中
明けの星が昇る前
わたしはあなたを生んだ

夜の海



グレゴリオ聖歌


グレゴリオ聖歌

 〈実習〉※宿題
 ・2つの楽譜をもとに、ネウマを探す。


ネウマ一覧(1)
ネウマ一覧(2)



 
天使の羽


記事更新日:2025/08/30