宇宙には、精妙な実体(エーテル)が充満しており、地上にいる私たちは、それを意識的に取り入れることができます。エーテルは空気ではないため、体中どこからでも取り入れることができます。その一つの方法は、呼吸をする際、鼻で息を吸いながら、吸う息とともに全身から清浄なエーテルが入り込み、口で息を吐きながら、吐く息とともに体内の不浄なエーテルが出ていくようすを感じることです。この場合、自分の体から出た不浄なエーテルは、宇宙の循環システムの中でふたたび清浄なエーテルに戻ることもイメージするとよいでしょう。
宇宙に充満するエーテルは、私たち人間の意識に絶えず影響を与え、私たちはそれを受信して生きています。このような宇宙の原理やエーテルの本質を知ると、私たち人間の意識は宇宙と完全に同期していることに気づきます。私たちの意識は、宇宙空間から住環境に至るまで、そこに存在する氣の流れ、すなわちエーテルの流れやそこに内在する情報の影響を受けているからです。
2.精妙な実体を取り入れる呼吸
ヒーリングとは、物理的な体に精妙な実体(エーテル)を通過させる、あるいは満たすプロセスです。宇宙、そしてこの世界に存在するすべてのものが精妙な実体(エーテル)の呼吸を行っていることがわかると、体をヒーリングするだけではなく、あらゆる魔法の実践につながります。
精妙な実体(エーテル)を取り入れる呼吸として、聖なる道具であるイス(椅子)を使い、神の姿勢をとり、数秘を使ったカウント呼吸を行うという方法があります。
〈精妙な実体を取り入れる呼吸法〉
神の姿勢
息を吸う 1→2→3→4
息を止める 1→2
息を吐く 1→2→3→4
息を止める 1→2
◎1サイクルを7回行うことで1セットにする。
・1拍1秒で行う。
⇒腹筋と横隔膜を鍛えて1拍にかける時間を長くする。
・慣れてきたらセット数を増やす。
⇒肉体の拒否反応と戦わないようにする。
◎呼吸には二つの作用がある。
❶酸素を取り込み二酸化炭素を輩出すること。
⇒酸素と二酸化炭素のガス交換を行う。
❷精妙な実体(エーテル)を取り入れること。
⇒宇宙と自分自身を同期させる。
3.精妙な実体を確信する
◎エーテルの体を意識する
吸う息とともに自分の体の中に入ってきた清浄なエーテルは、体全体に充満し、体を取り巻く分厚い膜となります。そして、頭のてっぺんから足の裏までの等身大のエーテルの体が形成されます。次に、吐く息とともに体内の不浄なエーテル(邪気)が出ていくことで、エーテルの体は若干小さくなりますが、吸う息とともにまたエーテルの体は等身大まで膨らみます。
◎エーテルの体が自ら呼吸を行う
意識的な呼吸によりエーテルの体が形成されることを実感すると、次の段階は、エーテルの体が自ら呼吸を行っていることに気づくことができるようになります。エーテルの体は自ら呼吸を行いながら、宇宙に充満する清浄なエーテルを吸い込み、そして不浄なエーテル(邪気)を排出しています。そしてこれは宇宙そのものがこの呼吸を行っていることと同期しています。
◎エーテルによって楽園に到達する
エーテル体の呼吸を実感すると、自分の意識が脳のレベルからエーテルのレベルへと切り替わることで、脳の隙間(意識の空白)がなくなり、退屈するという意識がなくなります。なぜならエーテルは、脳の認識と異なり、この世界にあるすべてのもの(波動)に意識が行くようになるからです。そして、自分自身を取り巻く不浄なエーテルを浄化し、清浄なエーテルを満たすことで、この世界に居ながら楽園で生きている感覚になります。この境地に達すると、霊的修練が苦痛ではなく、真に心地よいものとなります。
4.精妙な実体から光明につながる
古代から伝わる光明神は、天照大神や大日如来などすべて太陽にまつわる神とされ、太陽崇拝のように捉えられることがありますが、実際は、霊的光明のことを指します。古代インドでは神のことをサンスクリット語でデーヴァと呼んでいましたが、これは光輝くという意味があります。また、古代ギリシアの神ゼウスと古代ローマの神デウスはともに神と訳されていますが、その語源はインド・ヨーロッパ祖語で天空や輝きを意味する dyeus からきています。
古代の人々は、神とは、人間を超越した存在というより、宇宙に充満するエーテルの中に存在する光が真の正体であることを知っていました。そしてそれは特別な存在ではなく、エーテルを共有する自然の中にも、私たちの中にも存在する光なのです。
日本の古神道では、この神の真の正体を知っていることから、この世界にあるすべての事物は密接に結びつきながら全体を構成していること、そしてどんなに小さいものでも神が宿っていること、個の中に全体が含まれていることとして神事を行っています。
〈補足〉
◎真言密教の瞑想法
・数息観(すそくかん)
・阿息観(あそくかん)
・阿字観(あじかん)
・月輪観(がちりんかん)
◎日本人の感性
・空気を読む(空気=エーテル体)
・雰囲気(雰囲気=エーテル体)
◎日本語
・母音はエーテル体を拡大する音(創造の音)
・子音はエーテル体を切断する音(形成の音)
道ばたの花壇は、植えた人のエーテルと
植物のエーテルが両方放たれています。
植物のエーテルが両方放たれています。