阪神・佐藤輝明「アイツもね、勉強するでしょう」6日に退場処分の〝弟分〟森下翔太に思い寄せる 自身は精神的成熟を最強打者への成長につなげる
弟よ、失敗に学べ! 阪神・佐藤輝明内野手(27)が7日、前日6日の楽天戦で球審への暴言により退場処分を受けた森下翔太外野手(25)に「アイツもね、勉強するでしょう」と思いを寄せた。自身も精神面での成熟を最強打者への成長につなげてきた。7日の楽天戦は雨天により中止に。振り替えとなった8日からは7連戦が決定し、甲子園の室内練習場で汗を流した。「11球団制覇弾」が懸かるこの先の戦いも、背中で虎を引っ張る!! 【写真】球審に暴言で退場 不服そうにベンチへと引き揚げる阪神・森下翔太 梅雨らしい雨音が屋根をたたく。若さゆえ、熱さゆえに起きてしまった、まさかのシーンから一夜。天から与えられた〝冷却期間〟のようにも思えた試合中止のタイミングで、佐藤は優しい表情で口を開いた。語ったのは弟のようにかわいがる森下への願いだ。 「まあまあ、アイツもね、勉強するでしょう。いろいろありますよ」 森下は6日の楽天戦(甲子園)の五回に空振り三振に倒れた直後、ストライク判定への不満を隠せず、真鍋球審から警告を受けながら、なおも暴言を吐いたとして退場処分となった。 かばうことはもちろんできない。この日、正式に制裁も下った。それでも、気持ちだけは分かってやれる。だからあのとき、ベンチ裏へ下がる森下の背中を佐藤は追いかけた。直接かけた言葉を報道陣に問われ、主砲が語ったのが「勉強するでしょう」だった-。 2学年先輩の同じドラ1スラッガーとして、常に背中を見せてきた。ルーキーイヤーに不調に陥った森下の目元にアイブラックを施し、背中を押したこともあった。グラウンド外でも兄弟のような関係性だからこそ、今回の出来事も糧にしてほしいと誰より願っている。佐藤自身も、ここまでのプロ野球人生で〝グッと飲み込む〟ことを学び、成長につなげてきた自覚があるからだ。 2024年、球審の判定に対し不服そうな態度が出てしまったときのこと。佐藤は当時の岡田彰布監督(現オーナー付顧問)から、試合後の報道陣へのコメントで厳しい指摘を受け取った。 「そらボールばっかり振っているバッターやからな。そらそうやで。選球眼のええバッターやったら、ボールになるよ。(審判は)機械じゃないんやから。そういう意味では味方に付けなあかんわ、審判も」