行方不明の小4、23年続く捜査 吉川友梨さん支援NPOは世代交代
小学4年生のときに大阪府熊取町で行方不明になった吉川友梨さん(32)の居場所がわからないまま、20日で23年になった。大阪府警は未成年者略取誘拐事件として捜査を続けている。事件の情報提供を呼びかけ続けてきたNPO法人も、この間に世代交代した。
保育園を運営するNPO法人「あいうえお」(大阪府貝塚市)は2005年の発足当初から、情報提供を呼びかけるチラシ配りなどを通じて捜索を支援してきた。初代代表理事の三本松義春さんが先頭に立った。
三本松さんが24年8月に亡くなり、25年3月に次の代表理事になったのが同法人の保育士、日根野尚子さん(48)だ。事件については「知らないことも多く、活動を引き継げるか不安だった」。
三本松さんの思いを知るところから始めようと、過去の新聞記事やニュース映像を探した。「一日も早くご両親の元に元気に帰ってきてほしい」。友梨さんの家族に心を寄せる三本松さんの姿が残されていた。日根野さん自身も3人の子どもの母。娘の帰りを待つ家族の思いを想像した。決意が固まった。
昨年5月20日、代表理事として初めてチラシ配りに参加した。いつかどこかで発見に結びつけば――。種まきのような思いを込めて、友梨さんが見つかる日まで、活動を続ける。
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