『学園生活~授業中編』
「おら、ここで使う公式分かる奴は手ェ上げな!」
……(しーん)……
「あーあ、お前らもっとがっついて来いよ。
うちのサスケはァ、もうこっちが恥ずかしくなるくらいに攻め」
「サスケ先生は、あたしのなんだから!」
「なにィ!?そんな聞き捨てなんねェこと言うお前は、この問題解けんのかァ?」
「うっ…」
「ほら立った立った。んー?忘れましたァ?覚えたことあんのかよ。
はい次。後ろの奴立て」
「けっ、公式なんざ覚えてなんかいられっかよ」
「はい次ー」
「落ちこぼれは所詮落ちこぼれ。この程度の数学で2列も起立しているとはな」
「てめェは生徒会長!お前も授業中だってばよ!?」
「うるさいぞ、ナルト」
「次ー、日向ー」
「ついにこのクラスは全員立たされて、廊下のオレにまで回ってきたのか?」
「んなわけねェだろ!?」
「は、はい…えと、こ、ここで使う公式は…」
「ヒナタ様が残っていたのか…だが、あなたは争いを好まない。
和を重んじるあなたは、この流れを絶つことはできない!」
「てめ、黙って聞いてりゃ…ッ!ヒナタ、ちっとは言い返せってばよ!
聞いてるこっちが腹立つぞ!」
「ナ、ナルトくん…」
「っつか、この流れはむしろどっかで切んなきゃなんねぇだろ。
このままだとオレまで回ってくるんだからよ。あ゛ー面倒くせー」
「そうよ、ヒナタ!ガツンと言っちゃいなさい!しゃーんなろー!!」
「えと、あの…sinとcosが混ざった式だから…」
「行っけェー!ヒナタァーー!!」
「はぅ…ナルトくん…(ドサッ)」
「…ヒナタ?ヒナタァー!?」
「だから、プレッシャーに弱いヒナタ様には無理だと言ったんだ…」
『あー、あー。マイクがやっと入ったようだな。よォ~し、授業中に悪いが生徒の呼び出しだ』
「ん?この声はガイ先生?」
『便所に行ったまま帰ってこない日向ネジ!
今ならアツい抱擁を交わして許してやる!だから早く教室に戻ってこい!
腹の具合が悪いなら、俺特製漢方薬を用意してやるからな!ハッハッハッ!』
Fin.