●『いよいよ夏休み』脚本:雪室俊一
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夏休み前日。先生から夏休みの目標を聞かれたカツオは、ついつい調子に乗って「甥っ子と遊んであげる事」と言ってしまい、体操着を届けに来たサザエと一緒についてきたタラヲに聞かれてしまう。
すっかりその気になってしまったタラヲは、カツオに遊んでもらう日を自分で設定してしまう。夏休みの予定の大半をタラヲに占拠されてしまい、カツオはウンザリする。
ところが、花沢やカオリちゃんが、代わりにタラヲと遊んであげると言い始める。兄弟のいない彼女達にとって、弟のようなタラヲの存在がうらやましかったのだ。
タラヲはそんな彼女達に動物園へ連れて行ってもらう。そして、彼女達を「お姉ちゃん」と呼んで喜ばせる。タラヲもまた、カオリちゃんの家に遊んでもらいに出かけるなど、満更ではない様子である。
しかし、困ったのはカツオ。タラヲの世話をしなくていい事は助かるものの、その分、フネさんから家の仕事を手伝わされるのだ。その一方で、カツオはカオリちゃんの事を「お姉ちゃん」と呼び始めたタラヲが、自分から離れていくのではないか、と言う不安もあった。
だが、その翌日、タラヲがカツオ兄ちゃんと遊びたい、と言い始める。そんなタラヲをビニールプールに入れてあげるカツオは、心なしか安堵しているようであった。
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ストーリー作品。カツオチャッカリ型。
花沢やカオリちゃん、早川さんが独りっ子である事がわかります。現代の少子化社会の表れと言えるかも知れません。
教室で夏休みの抱負を述べているカツオ。「母の言いつけをよく守り、甥の面倒をよく見て、予習をして、早寝早起きを心がけるつもりです」と調子のいい事を言っています。そこにどこからともなく「フフフフ」と笑い声。教室の戸が開くと、そこにはカツオの忘れ物の体操着を持って来たサザエとタラヲの姿、と言うオチ。いくら父兄とは言え、堂々と授業中の教室に入ってくるサザエの大胆さが何とも不敵です。
ワカメに触発されて、夏休みの計画表を作り始めるタラヲ。カレンダーに、カツオと遊んでもらう日は動物、ワカメと遊んでもらう日は花のシールを貼ります。ところが、花のシールが尽きてしまったために、カレンダーの殆どが動物シールに埋められてしまう事態に。理由を聞いて「そんなあ」と声を上げるカツオ。まるで、オマエは暇そうだからと言う理不尽な理由で、多くの仕事を割り振られてしまう貧乏くじサラリーマンのようなものですね。
「毎日、3歳の子の面倒を見るなんて」と愚痴をこぼすカツオに、花沢が「私が引き受けてもいいわよ」と言い出します。更にはカオリちゃんと早川さんを巻き込んで、タラヲを連れて動物園へ行く事に。カオリちゃんが一緒なら、と行きたがるカツオですが、「代わってあげた事にならないじゃないの」と花沢に釘を刺されてしまいます。カツオ純情ラブ一直線の花沢にしては珍しい発言。察するに、花沢はカツオのカオリちゃんへの恋心を知っているのでは?その為に、自分の利益よりカツオの損失を優先させたと言う見方が出来ます。
セミが鳴く中、タラヲを連れて動物園へ出かける3人娘。その間、カツオは庭の草むしりをさせられます。ぶつくさ言いながら草をむしるカツオに「タラちゃんの子守より楽なんじゃないの?」と言うサザエですが、カツオは「一番、楽なのは姉さんじゃないか」と切り返し。これ、全くの正論です。
動物園ではしゃぐタラヲ。いきなりお弁当の時間です。タラヲの無邪気さに母性本能(姉性か?)をくすぐられるのか、メロメロの3人。ついつい、花沢は「3人の中で誰の弟になりたい?」と質問して、タラヲを困らせます。そりゃ、キサマ以外なら!とは言えないわな。
すっかり疲れ果てたタラヲは、花沢におぶわれて帰還します。この時、花沢の荷物をカオリちゃんが持っている辺りが意味深です。おそらく、この気の廻らなさこそ、早川さんがクラスのナンバー1アイドルカオリちゃんを超えられない理由なのではないでしょうか。(※欄外参照)
翌日、タラヲはカツオと遊んでもらう計画をいきなりブッチして、カオリちゃん家に遊びに行きます。迎えに訪れたカオリちゃんを「お姉ちゃん」と呼ぶあざとさ。「タラちゃん調子よすぎ」とカツオが呆れるのももっともです。将来はジゴロかホストか。
ラストはビニールプールで遊ぶカツオ、ワカメ、タラヲ。それを見たサザエが「アタシも水着になって」と入る気満々になったところを、フネさんが嗜めます。「ちょっとはしたなかったかしら?」と照れるサザエに向かってタマがニャーン(トシを考えろ、トシを!・・・とでも言っているのでしょう)と鳴いて終わりです。そんな事をしたら、磯野家をいつもこっそり覗いている裏のおじいちゃんが痙攣を起こす可能性がありますから、回避は正解ですね。
て言うか、サザエ・・・カオリちゃんに「ホントに(タラヲを任せて)いいの?」と気を遣っていますが、そもそも、アナタが放任過ぎるのです、ええ。
☆突撃!磯野家の晩ご飯==========================================
○ハンバーグ、青菜、ニンジン(夕食)
中央に大鉢が2皿見えましたが、詳細は不明。それにしても、本当に肉と油加工料理が好きな磯野家です。
○そうめん(昼食)
昼食をカオリちゃんの家で摂る事になったタラヲ。「きっと、豪華なんだろうな」とぼやくカツオに対して「ウチも豪華よ」とサザエが宣言。そして、出てきた料理がそうめん。どの辺が豪華かと言うと、さくらんぼが入っている辺り。「どうせ缶詰じゃないか」とシニカルな一面を見せるカツオがワタシにとって本日のツボでした。さくらんぼくらい八百屋で買えよ。
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●『ワカメはお年頃』脚本:城山昇
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最近、ワカメがおしゃれに気を使ったりして、大人びてきているようである。
そんなある日、サザエとフネさんが生け花展に出かけて磯野家を留守にする。これで羽を伸ばせるとのびのびし始める男性陣だったが、そんな弛緩した空気を引き締めるかのようにワカメが渇を入れる。そして、「お母さん達が安心してウチを空けられなくなる」と、ワカメはお母さん代わりを演じ始める。波平やマスオには家事をさせて、カツオにはタラヲの監視付きで夏休みの宿題をやらせる。
そんなワカメに対して文句をつけようとするカツオであるが、一生懸命にみんなのために昼食を作ったり、ミユキちゃんからの遊びの誘いも断るワカメを前にしては、言いたい事も言えなくなってしまう。
ただし、こっそりとアメ玉をつまみ食いしたりする辺りは、どんなに背伸びしてもまだまだ子供のワカメなのであった。
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ストーリー作品。ワカメ暴走機関車型。
キャラがリアルだったら、ロリコンマニアにはたまらん描写満載。
リゾート地の有閑マダムのようなセレブな格好に身を包むワカメ。羽飾りの付いた帽子にロングスカートに手袋、と結構本格的な格好です。結局、サザエの持っていた雑誌の「結婚特集・失敗しない三か条」と言う特集に触発された格好だった、と言うオチが付くのですが、磯野家にこれらの服(しかもワカメのサイズで)が揃っていた事自体驚きです。
パンツ一枚で着替えているワカメ。今回はこの他にもパンツ丸見えエプロン姿なども公開(リアルに考えると裸エプロンよりエロいかも知れない)。例えば、これが綾波レイとかだったら、途端に東京ビッグサイトが大賑わいになるところですが、ワカメなのでなりません。
ワカメの指示で、カツオは廊下の雑巾がけ、波平は居間の掃除機かけ、マスオは洗濯をやらされます。掃除機をかけただけなのに、くたびれた様子で肩を叩いている波平に寄る年波を感じさせます。
掃除を終えて野球に出かけようとするカツオですが、「遊びに行くにはまだ早いんじゃないの?」と無理やりワカメに勉強をさせられます。しかも、腰縄をつけさせられてタラヲに監視させるという念の入れ様。まるで獄中の囚人のような扱いです。「お姉さんの代わりはワタシしかいないじゃない」と言うワカメですが、サザエでもここまではやりません。恐るべしワカメ。
居眠りしている波平に上着を被せてあげたりするいいシーンとは対照的に、サザエのエプロンとスカーフをつけて、マスオに「お姉ちゃんとどっちがキレイ?」などと言う困ったシーンもあります。下手すれば姉妹丼ですな。
ワカメの作った昼食はカレー。「肉が入っていないところがヘルシーでいいねえ」と無理やり褒めるマスオ(居候の悲哀・・・)ですが、それは単にワカメが肉を入れ忘れただけと言うオチ。肉なしカレーなんて、学生食堂のカレーじゃないんだから。
サザエからお土産にワンピースを買ってきてもらうワカメ。「笑っても縮まないんだって」と大喜びのワカメですが、実は「洗っても縮まない」の勘違い。一同、大爆笑。マスオもここぞとばかり笑い飛ばしております。ワカメ、屈辱は感じずに照れ笑い。
スカーフをドジョウすくいの様にかぶっているワカメを見て驚くサザエ。実はほっぺたに含んだアメ玉を隠していたオチ。それを見た波平が「まだまだ子供だな」と見切って終わりです。
年齢にそぐわぬ大人っぷりをみせる前半の展開に、そそっかしさ全開で子供っぽさを見せる後半のバランスが何とも絶妙なお話でした。
☆突撃!磯野家の晩ご飯==========================================
○カレー(磯野家昼食)
ワカメが独りで作る。肉を入れ忘れたと言うセリフからレトルトではない事は明白。波平達が手伝う描写もないので、ニンジンやジャガイモも1人で剥いたと思われます。カレーは手続きさえ踏めば簡単な料理ではありますが、小学生で作り上げる辺りは、なかなかにワカメも侮れません。
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●『タラちゃん丑の日』脚本:雪室俊一
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タラヲが半紙に認めた「丑」の文字。字ではなく絵の感覚で描かれたものだが、それがイササカ先生の目に留まる。何でも、イササカ先生が知り合いのうなぎ屋に丑の日のビラを頼まれていたのだとか。
「これだけ味のある字は大人にはなかなか書けない」と評価したイササカ先生は、うなぎ屋の主人にそれを見せる。すると、うなぎ屋もまたその字を気に入り、タラヲの習字はビラとなってうなぎ屋の表を飾る事になる。これだけタラヲの字が大人達を魅了したのも、タラヲがうなぎの気持ちになって字を書いたためであった。
しかし、突如としてうなぎ屋の表からビラが消える。うなぎ屋によると盗まれたのだとか。もう一度、タラヲに『丑』の字を書かそうとする磯野家一同だが「もううなぎの気持ちになれない」と、タラヲはなかなか筆を取る事が出来ない。だが「うな重の箱になった気持ち」で書くといいと言うカツオのアドバイスに、タラヲは再び書道に開眼。こうして『丑』の文字が再度うなぎ屋の看板を飾る事になる。
それにしても、誰がビラを盗んだのだろう?疑問に感じる磯野家一同に対して、タラヲはあっさりと「風さんですよ」と答える。タラヲのイメージの中には、風によって空に舞い、川に降りたビラを興味深く眺めるうなぎの姿があった。
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ストーリー作品。タラヲかわいいなあ型。
何と言うか、幼児の書いた習字を表に貼り付けるうなぎ屋と言う設定だけで、個人的にはお腹いっぱいです。
タラヲが書いた「丑」の文字。イササカ先生もうなぎ屋の主人も花沢父(※1)も、最大限に評価しますが、どう見ても単なる下手な字にしか見えない点はご愛嬌。イササカ先生も、ただ単に自分が書く事をめんどくさがっただけにしか思えません。ほとんど、磯野家ネタで占められているらしいイササカ先生のエッセイですが、こんな事まで磯野家を頼りにするとは・・・磯野家はイササカ先生の稼ぎ(※2)の幾らかを要求してもいいような気がします。
そして、うなぎ屋の表に貼られるビラ。ビラと言うからには、何らかの宣伝文も書き込まれているのかと思いきや、ただ単にタラヲの習字をそのまま貼り付けただけ、と言うお手軽さです。磯野家は誰も(下手過ぎて)読めなかった「丑」の字を、一般通行人は理解できるのでしょうか。
しかし、タラヲの芸術作品を見に来たタイコおばちゃんとイクラ(今日の出番はここだけ!)、堀川くん達は既にビラが貼られていない事に気付きます。「イササカ先生の顔を立てて(せめて1日だけでも貼ったのだろう)」と言う波平の推理に頷かざるを得ない磯野家一同。結局、イササカ先生とうなぎ屋、花沢父以外は、タラヲの作品の価値を認めていないと言う事ですな。
うなぎの気持ちになれない、と断筆するタラヲ。そんなタラヲにカツオは重箱の気持ちになれ、と助言します。「丑」の字も重箱のように箱が2つだから、、、と言うとんでもない理由です。しかし、タラヲはそれで目からウロコが落ちたのか、再び健筆を振るいます。このシーンで「結局(前回と)同じ書き方じゃない」と冷笑するワカメがイカします。いつから、ワカメはこんな夢のない子になったのでしょう?
そして、再び、うなぎ屋の店頭を飾るビラ。会社帰りにそれを発見したマスオが、まるで女子高生とプリクラを撮る様な浮かれ気分で、波平に写真撮影をしてもらいます。
「(丑の日は)日曜なのに土曜なの?」と疑問を呈するワカメに対して、波平が「土曜ではなくて土用だ」と説明。そして、タラヲの「うなぎなのに丑(牛)さんです」と言う、まるで笑点の大喜利のような発言に、「上手い事言うなあ」と、ドリフ大爆笑における観客席のおばちゃんの如く磯野家一同大笑い。タラヲ、今日はボケがありませんでした。
ラストは洗い物をしているサザエ。そこに、表から「うなぎ屋でーす」と言う声。すると、サザエは睨みつけながら勝手口の扉を開けます。鬼のようなサザエの形相に怯える出前のうなぎ屋。「あらごめんなさいね。だって5回も騙されたのよ」と笑いながら詫びるサザエを、舌を出しながら物陰で見ているカツオと言う構図で終わりです。5回も騙す方も騙す方ですが、騙される方も騙される方だ。
☆突撃!磯野家の晩ご飯==========================================
○ハンバーグ、ニンジンのソテー、サラダ(夕食)
またハンバーグか!サザエはちと「おいしいレシピ・ピアット」(東海地区限定)でも見て料理のレパートリーを増やすべき。
○一口カツ(夕食)
色からしてトンカツに見えますが、いつものロースカツタイプではなく、おそらくひれカツかと思われます。磯野家にしては贅沢しているように見えますが、これはどう言う事なのでしょうか?
今日の放送では波平の晩酌シーンが一度もありませんでした。そして、ワカメのカレーは肉なし。ワカメ曰く「入れ忘れた」と言う事でしたが、おそらく冷蔵庫になかったためでしょう。
この2点から察するに、丑の日を控えて、磯野家では節制令が敷かれていたのではないか、と推測されます。美味しいうなぎを食べるために、ビールも肉もガマンして来た磯野家。しかし、タラヲのグッジョブで無料同然にうなぎを食べられる事になり、その前祝とばかりに、うなぎのために節約してきたお金でひれ肉を奮発したのではないか、と考えられるのですがいかがですか?
※1
うなぎ屋の表に貼られているビラを見て、「これは名のある書道家が書いた物に違いない」と断言します。土地を見る目はあっても、芸術を見る目はないと言う事で。まあ、このビラを見た事がきっかけで、花沢家はこの店のうなぎを食べる事になったのですから、何でも貼ってみる事ですね。
※2
うなぎ屋の謝礼として、「丑の日」にうんとサービスしてもらえる特典付き。結果として、花沢家がうなぎを食べに来ると言う効果があったんだから、無料にしてあげてもいいじゃん、うなぎ屋。
☆磯野家豆知識==================================================
カツオの夏休みの自由研究は「カキ氷を食べた日と食べなかった日の気温の違い」。(次回予告より)
☆欄外コラム「早川さん検証」=======================================
早川さんとカオリちゃんは、中島やカツオ曰く、クラスでも一、二を争う美少女と言う設定がなされています。しかし、現状ではカオリちゃんが5年3組のヒロインのような描かれ方をしている事は否めません。デザインや声以外の面で、この2人に優劣をつける作業はなかなかに難しいのですが、解析としてはやり甲斐のある事項であります。
まず、演出面においてのカオリちゃんとの差異についての検証。
3人が磯野家を訪れるシーン。中心はもちろん花沢。右手にカオリちゃん、左手に早川さん。これを舞台に置き換えてみますと、カオリちゃんが上手、早川さんは下手です。レツゴー三匹ですと、カオリちゃんがツッコミのじゅんであり、早川さんは存在感薄い長作。つまり、この辺りはもう演出からして、早川さんはカオリちゃんを超えてはならない二番手ヒロインと位置づけられております。
ところが、帰還シーンではカオリちゃんと早川さんの立ち位置が逆になっているんですよね。しかし、本文で書いたように、手が塞がった花沢の荷物を持ってあげているのはカオリちゃん。アピール度で言えば、カオリちゃんの方が断然高いわけです。
次に脚本面の検証です。
まず、花沢がタラヲを引き受けると申し出たシーンでしゃしゃり出てくるのはカオリちゃん。このシーンに早川さんは不在です。ここで、既に中心格にはいないキャラと判断されております。
続いて、早川さんの全セリフを書き出してみます。
1「うはあ、かわいいー」
2「ええ。お姉ちゃんなんて言われたら最高よねえ」
(ここでタラヲが彼女を「お姉ちゃん」と呼ぶあざとさを見せる)
3「ありがとう、タラちゃん」
4「かわいそうよ、そういう質問!」
5「磯野くん、勉強捗ったでしょう?」
何と言っても、4の無神経な花沢を嗜めるセリフが一番印象強いでしょうか。そして、タラヲ中心に話が廻っている中、5でカツオにネタをふる辺り。2の「お姉ちゃん」も、後に重要なポイントとなってきます。
ただ、これらは全て狂言回し的役割なのですよね。2に関しては、後でカオリちゃんに美味しいところを全て持っていかれますし、4はこの発言に謝った花沢をタラヲがからかうという展開があります。5は言わずもがな。今回の主役であるカツオにネタを振る役割としては、タラヲ輸送に関わっていない早川さんしかいないわけです。
つまり、早川さんは「ネタふり」役以外の何者でもないわけです。どう言う事かと言うと、これらのシーン、花沢とカオリちゃんだけなら、誰もツッコミ役がいないと言う事。2人でネタを回せば、同じ人が何回もセリフを発している事になり閉塞感が訪れます。その為に、ネタふり役として早川さんが存在するわけです。
そう考えてみると、前回の「5年3組なぞなぞ王決定戦」において、「この問題は私にもわかったわ」と言う早川さんのセリフは、彼女が自己主張する貴重なシーンだったように思います。ただ、この回の脚本は寡作である成島由紀子さんの担当だった事は印象的です。
参考:早川さん(+ウキエさん)の声を担当している川崎恵理子さんのサンプルボイス。
http://www.sigma7.co.jp/profile/w_10.html
地声かと思っていたのですが、これを聞くとだいぶ作っているんですね。
蛇足ながら、誕生年は伏せられていますが、調べてみると1972年生まれ。津村まことが1965年、富永みーなが1966年ですから、サザエさんの声優陣では一番の若手なんですねえ。と言うか、現レギュラー声優陣の中で唯一サザエさん放映開始後に生を受けた事は、なかなかに感慨深い事項であります。
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[コメントする]
6 ごぶさたです。
こんにちは。パソコンの故障で、入力が出来なくなったので、しばらくコメントが出来なくなってしまいました。なので、久しぶりのコメントになります。「ワカメはお年頃」でのワカメの威張り様には頭にきました。「笹の葉さらさら」の話でイクラに石でもぶつけてもらったら良かったのに←過激発言ですね(笑)
5 お返事です
>ちなつさん
陶芸家は同じ品は二度と作らない(作れない)と言いますが、今回のタラちゃんもまさに芸術家肌でしたね。
ちなみにワタシは頼れる姉が欲しいです。でも、サザエさんみたいな姉は勘弁(笑)
>dhhさん
「一番楽なのは姉さんじゃないか」とは、波平のハゲネタに匹敵するイヤミですよね(真実ですが)。雪室先生の話は見逃せません。
確かに今は学校側の部外者へのガードは相当厳しいらしいですね。でもまあ、「サザエさん」の場合、タラちゃんを平気で公園に放置するような世界ですしねえ。
>ガンダルMk-Ⅴ司令さん
●原作に近い
サザエ、波平、カツオ、ノリスケ
●微妙
マスオ、フネ
●アニメ独特
ワカメ、タラヲ、タマ、タイコ、イクラ
・・・と分けられるでしょうか。
特にワカメの場合は、アニメでは精神年齢を高く設定しているようで、印象が随分違いますねえ。
>がるがりさん
初期のアニメサザエさんでは、早川さん(現在とは全く違いますが)がヒロインなんですよね。なぜ、現在までヒロインとして継続できなかったのか、カオリちゃんをなぜ登場させる必要があったのか・・・検証してみたいところです。
ちなみに、将来、花沢さんは近所の気のいいオバチャンキャラを確立させそうですね(笑)
4 早川さん
早川さんの分析おもしろく拝見しました。
かおりちゃんは、将来はかわいいお嫁さん、早川さんは、バリバリのキャリアウーマンといった感じがしています。
早川さんは、キャラが立ってないので使い勝手はいいですね。
3 感想
7/23放映分は原作漫画版を読みながら視聴しましたが、アニメと漫画ではワカメの印象が180度違いましたなぁ。
2 感想
こんにちは、dhhです
ありがとうカツオ!!素晴らしいカツオ!!君は英雄だ!!山内一豊も真っ青だ。今まで誰も言わなかった「一番、楽なのは姉さんじゃないか!!」とよくぞ言ってくれた!!本当に先週もそうでしたが、サザエは無邪気を通り越してます。第一、今の小学校はいくら父兄と言っても池田小の事件の後、部外者は簡単には入れない筈では?
1 わぁいコメント一番だ(笑)
タラチャンの丑の日話花沢め!タラチャンの字をかなりばかに、していましたね~かわいそう☆
もう二回目は、書けないでしゅー。ってかわいいタラチャン♪
タラチャンみたいな弟が、いたらな~...
あっ私が親になればいいのか~早く産めよ!一人ツッコミかよ!
7 お久しぶりです
>ryuさん
パソコンというものは、結構、同じ機種でも当たり外れが大きいと言いますね。ウチの機種(スペック的にサブに落としてますが)は、10年経過して未だに現役。たまたま、当たりを引いたようです。
ワカメのこの性格が当たりか外れか、、、も10年経って初めて(本人も)わかるんじゃないか、と言う気がします。