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2年かけて小説を書いたとします。(わたしは6年かけてしまっている……) ページ数や造本によって単価は異なりますが、 * 定価2200円 * 初版8000部 * 著者印税10% ならば、 著者に入る印税は、 220円 × 8000部 = 176万円 (源泉前)になります。 2年間の取材費や資料代は、もちろん著者が捻出します。 この本を重版していければなんとか生活できるかもしれませんが、重版できないまま絶版になる本も(海外版含めて)多数あります。 そして、この初版8000部というのは、今の出版業界では多い方です。 小説の初版部数のボリュームゾーンは2000〜4000部程度ではないでしょうか。 印税や稿料のみで生活していくのは不可能に近いので、別に仕事を持った方がいいです。既に仕事を持っていたら、文学賞受賞などを契機に退職を決断するのはオススメしません。 戦前の日本の文学界みたいに、実家が太くて(生活の心配をする必要が全くなく)、子どもの頃から本に囲まれて育ち、才能に恵まれたら、専業作家として生きていけるかもしれませんね。