【雑談その1】アイゼンハワーが1961年の米大統領退任演説で述べた「軍産複合体の存在とその高まる影響力を抑え込なければならない」という有名な言葉が、いま欧州に当てはまる状況のように見えます。つまり、英独仏伊といった大国の大きな自動車産業(とその部品製造を支える機械産業の全体)が、環境政策により構造変化を求められ一斉に軍需へシフトしている。しかも、かつてのような軍拡競争というよりは、「食うために、仕方なく」。
拡張した米国の軍産複合体は定期的に在庫処分場を必要とし、主に中東と中央アジアの一部がその場となってきました。では果たして、新たに台頭するであろう欧州の軍産複合体は、どこに在庫処分場を求めるのだろう? 難民の流入を考慮すれば、中東や北アフリカには彼らは手をつけたくないはず...
やはり、欧州の永遠のライバル「ロシア」との対立構図を利用するしかないのではないか? ウクライナをできるだけ長引かせ、その後はモルドバ、アルメニア... 中央アジアで政変を仕掛けてくるかもしれないし、下手をするとバルト三国...
食うためにロシアを相手にどこかで戦争をやらざるを得ないサイクルに突入するとすれば、戦争は終わらないどころか、ますます多発する時代になりそうに見える。いやぁ~参ったなとうんざりします。