you side
私はマネさんが置いていったおにぎりを食べ終わり、自販で買ったお茶の蓋を開けた。
今の時間は8時50分
もうすぐメンバーが来る時間
正直会いたくない…
気まずい…
あんなことで勝手に傷ついて、絶対面倒くさい奴だと思われてる…
悩んでる間も時間は流れていく
私は飲んでいたお茶の蓋を閉めた。
ガチャ
練習室の扉が開いて人が入ってくる足音が聞こえた。
私はすぐに振り返った。
マネさんは飲み物を机に置きながら話してた。
呆れたような口調だったけど私を見る目はとても優しいものだった。
そう言ってマネさんはメンバーのほうを指差した。
メンバーは気まずそうにこちらを見ている。
私は謝ろうと口を開いた。
私はメンバーに向かって頭を下げた。
こんなことで機嫌を直せるとは思ってないけど、謝らなきゃいけないと思ったから…
え…、………
私はびっくりして頭を上げた。
涙が溜まった目で何度も謝ってくるヨンボガたち。
違うよ…皆は何も悪くないよ…
皆…抱きしめるのはいいんだけど…
お、重い………!!!
皆、心配してくれてありがとう…
私は涙がバレないように帽子を深く被り直した。
なんか重くなっちゃった………ごめん………
あと、リノとスンミンとアイエン出てなくてごめん!!
次、!! 次ね…!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。