第9話

🌙
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2024/12/22 22:21 更新



………ガチャ、


あなた
………っ、? 



まだ、集合時間じゃないのに練習室の扉が開いた。


誰………??


マネージャー
…何でいるのかなぁ、



扉のところには、


呆れたような、無気力そうな、でも、悲しそうな顔をしたマネさんが立っていた。


マネージャー
すっぴんで出てきたの? 着替えは? 
マネージャー
もちろんタクシー使ったよね? 来る途中何もなかった? 



マネさんは少し焦ったように話しかけてきた。

あなた
だ、いじょ、ぶ……、
マネージャー
そ… ご飯は? 食べてないんでしょ、? 



マネさんはそう言うとおにぎりとサンドイッチをイスの上に置いた。


あなた
何で、ここに…… 
マネージャー
ヨンボガと、ハニと、チャンビナと、ヒョンジナ、あとチャナ、
マネージャー
5人から、メールと電話が山ほどあって。



そんなこと、してくれてたんだ…


なんか、申し訳ないな…


マネージャー
謝ってたり、心配してたりで、
マネージャー
何がなんだか分からないよ、



迷惑、かけちゃったな……


あなた
ごめんなさい… 
マネージャー
別に謝らなくていいの。
マネージャー
あいつらがなんかしたんでしょ? 
あなた
いえ、私の問題です…



誰も悪くない…


あなた
メンバーのみんなは悪くないんです……
マネージャー
………悪いけど、信じてあげられない。
マネージャー
もう、時間だからあいつら迎えに行ってくるね。
マネージャー
それ食べて待ってて。



そう言うと、マネさんは荷物を持って練習室を出た。


あなた
はぁ………



私はおにぎりを手に取って近くのイスに腰を下ろした。






🐰side



チャンビン
もう食べない。
ヒョンジン
ごちそうさま。
フィリックス
ごめん、もういらない。
ハン
僕も、ごめん。ごちそうさま。
リノ
………っ、



朝、メンバーが初めて俺のご飯を残した。





俺は、食べ残された卵やベーコン、パンをゴミ箱に投げ捨て、


皿を洗った。


スンミン
………
アイエン
………



残ったスンミナとイエナは一言も喋らずに座っている。






皿を洗っている間、俺はぼーっと考えていた。






新メンバーの加入を俺は素直に受け入れることが出来なかった。


今まで築いてきたメンバー同士の絆が壊されるような気がして嫌だった。





だから、嫌がらせした。




俺たちから離れてほしかった。



リノ
………子供みたいだな。



俺は自分が小さい人間に思えてきて、情けなくて、カッコ悪くて、


嫌になった。





🐥side



フィリックス
はぁ………



リノヒョンのご飯残してきちゃったなぁ…


ごめんね…ヒョン、、





でも、あなたの下の名前の傷ついた表情が頭から離れなくて、


気づいたら、食欲がなくなっていた。


フィリックス
あなたの下の名前、大丈夫かな……
フィリックス
お腹空かせてないかな……



僕は練習しに行く準備も忘れてベッドの上で丸まっていた。





マネヒョンに連絡したけど、

練習室についたら、あなたの下の名前に謝らなきゃ…





動く気にもなれずぼーっとしていると、


玄関の扉が開く音が聞こえた。


フィリックス
あなたの下の名前………!? 



僕は急いでリビングへ向かった。






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