「一生許さない。息子の無念を晴らすため極刑を」被害者母親の意見陳述 無期懲役を求刑された女(21)は「社会に出られるなら償いたい」と謝罪【大学生集団暴行死】判決は6月25日《裁判取材記録》
北海道江別市の公園で大学生への集団暴行に関与し、強盗致死などの罪に問われている川村葉音被告(21)。検察側が求刑したのは、無期懲役でした。 【画像を見る】無期懲役を求刑された川村葉音被告など(20枚) 強盗致死、詐欺、詐欺未遂、窃盗の罪に問われているのは、川村葉音被告(21)と当時18歳の高校生だった特定少年、そして当時16歳の少年の3人です。 起訴状などによりますと、3人は2024年10月、同じく強盗致死罪などで起訴されている八木原亜麻被告(21)と交際していた長谷知哉さん(当時20)に集団暴行を加え、キャッシュカードなどを奪い死亡させた罪に問われています。 ■「社会に出てこれるなら…」 5日午前に行われた川村被告の被告人質問では、弁護人から「遺族は何を望んでいると思いますか?」と問われると、「死をもって償ってもらいたい、一生刑務所に入って償ってほしいと思っていると思います」と答えました。 さらに、償いについて問われると「社会に出てこれるなら(事件があった)公園に行って、花を置いて手を合わせて、遺族の皆さんがよろしければお墓にも直接行って、手を合わせることもして、償っていきたいと思います」と述べました。 5日午後4時半すぎから始まった論告求刑で、検察側は、川村被告の犯行について「強盗や金品の要求は自発的な行動で、同調圧力とは説明できない」と指摘。情状酌量の余地はないとして無期懲役を求刑しました。 その直前には被害者遺族の代理人から、長谷さんの母親の「極刑」を望む意見陳述が読み上げられました。 ■「息子の無念を晴らすために極刑を望みます」母親の願い 【長谷さんの母親の意見陳述】 被害者の母です。最愛の息子の突然の死、二度と会えない寂しさはどうにもならない現実です。 正義感があり、穏やかで、勉強に励んで、携帯も高校合格までやらないという意志の強い子。部活や生徒会をやって、大学進学して友人ができて、サークルや勉強を教えるボランティア、ライブを見に行ったり、旅行に行ったり忙しくも充実した日々でした。帰省すると面白おかしく話してくれる。
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