横浜市旭区で1991年、当時小学3年の野村香さんが行方不明になった事件で、旭署は6日、相鉄線二俣川駅で情報提供を呼びかけるチラシ約千枚を配布した。香さんの誕生日の3月30日を前に実施。母親の郁子さん(73)と父親の節二さん(77)も参加し、解決の手がかりを求めて街頭に立った。
香さんは91年10月1日午後3時50分ごろ、横浜市旭区本宿町の自宅から近くの書道教室へ向かう途中に行方不明になった。当日は雨が降っており、香さんは傘と、人気キャラクター「ハローキティ」のイラストが描かれたバッグを持っていたという。
両親は35年間、地域住民と協力してビラ配りを続けてきた。署によると、これまでに3138件の情報が寄せられたが、解決には至っていないという。
郁子さんは「事件を風化させないことが、香を見つける糸口になるかもしれない」と力を込める。