デスターシャ復活!DeNA・牧、逆転3ラン 復帰後初アーチ&初猛打賞で2戦連続3打点
◇交流戦 DeNA8-3ソフトバンク(2026年6月5日 横浜) DeNAの名物パフォーマンス「デスターシャ」にハマスタが熱狂に包まれた。1点先制された直後の3回無死一、二塁。牧が一振りで試合を決めた。大関の初球139キロ直球をバックスクリーン左横へ、決勝の逆転3号3ラン。「必ず結果につなげようと打席に入った」とうなずき、4月21日の阪神戦以来となる渾身(こんしん)の「デスターシャ・ポーズ」で球場が一つになった。 【写真あり】DeNA人気選手 元アイドルの交際相手と2ショット 5回は先頭・牧の二塁打から度会が5号2ランで続き、ヒュンメルと松尾にもソロが飛び出し一挙5得点。今季最多の4本塁打を浴びせ13安打8得点と、交流戦首位を走るソフトバンクを圧倒した。 牧は4月24日の巨人戦で右太腿裏の肉離れを負い離脱し、チームは得点力不足に陥った。だが、1軍復帰戦となった前日の楽天戦は0―7からの大逆転勝利に導く活躍。大黒柱の帰還後は2試合連続で8得点と打線が活性化した。牧自身も復帰後初アーチ&初猛打賞で2試合連続の3打点だ。 離脱中に同学年の山本がソフトバンクにトレード移籍した。「ビックリしたし寂しかったけど、新天地で頑張っている姿を見て自分も頑張ろうと思った」。山本は左手有鉤(ゆうこう)骨の骨折で出場機会がなく、相手ベンチから盟友の「デスターシャ」を見つめていた。今はソフトバンクの一員として「(勝負事には)情はないので、試合に出て抑えたかった」と悔しさをにじませた。 チームは3週間ぶりの2連勝で息を吹き返した。「持っている力はある。みんなの前に立って引っ張っていきたい」。きっかけさえあればチームは変わる。今まさに牧が先頭に立って証明している。(重光 晋太郎)