🐶:勤務二年目、看護師、24歳
🐰:持病あり、会社員、26歳
🐶💭
ご飯作って、お風呂入って、洗濯して、と
帰ってからの段取りを考えながら
今日もいつものように駅から徒歩で家へ帰る
何やらふらふら歩いている人がいる
酔ってるにしては何やら様子がおかしい、
壁に寄りかかりながら歩いている
気づいたら僕はその人に声をかけていた
僕の声に振り向いたその人はなんだかとても苦しそうで
看護師である僕はとりあえず自分の家にその人を運んだ
🐰💭
苦しい
久々に心臓発作が起きてしまった
不幸中の幸いか
誰もいなくて何も無い場所で起こった心臓発作
もうこのまま死ねるかな なんて考えながら
もがき苦しんでいたら、突然後ろから
声をかけられたけど
答えられずに
そのまま意識を手放した
いつもと違う天井
いつもと違うソファ
いつもと違う部屋の匂い
全てが違う
俺はどうしてここにいるんだろう
どうやってここに来たのか
誰の家なのだろう
頭の中が?マークだらけの中
この家の主だと思われる人を見つける
犬みたいな人だった
驚いた顔をしてこちらを見ている。
よく喋るこの犬は俺よりも年下な気がする
と軽く自己紹介とお礼をして帰ろうとすると
びっくりした
この犬みたいなのが看護師だなんて
あまり自分の話はしたくないが逃げられず
仕方なく話すことにした
🐶💭
リノさんは僕よりも2つ年上の会社員らしい
顔がすごく整っている
申し訳ないが倒れる直前も美しくて
見つめてしまいそうだった
そんなりのさんがすぐ帰るとか言い出すので
引き止めて症状を聞いてみることにした
リノさんによると、小さい頃から心臓が弱く
心臓発作がありながらも生きてきていたらしい
手術も繰り返して、少しずつ軽くなったものの
ここ最近また苦しいのが続いている、という。
あと今までたくさん手術をしてきたから
あまり病院が好きじゃないらしい。
…ちょっとかわいい。
正直こんなイケメンが倒れていたら誰でも助けると思う
なんとなくリノさんのことが心配で
連絡先を無理やり交換した
…嫌がられたけど
🐰💭
なぜか犬に連絡先を聞かれた
人に簡単に教えたくなくて少し抵抗したが
なんて言われてしまい
仕方なく交換することにした
それからはキムスンミンとかいう奴になぜか家まで送ってもらい(意外と近かった)
なんて小言を言われて
と適当に返事をすれば
やっぱりよく話す犬だ
next…
息抜きに新作出しちゃいました✩.*˚
良ければお気に入り登録してってください🫶🏻
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。