ロバーツ監督「朗希にとって少し酷だった」本格化する“怪物”への反省の弁 苦難乗り越えた努力に脱帽
◇インターリーグ ドジャース1―0エンゼルス(2026年6月5日 ロサンゼルス) 【写真あり】ファンから「可愛すぎ」の声続々 大谷&山本&佐々木の3ショット 足元をよく見ると… ドジャースは5日(日本時間6日)、本拠でのエンゼルス戦でサヨナラ勝利を収め「フリーウエー・シリーズ」の連勝を4に伸ばした。先発した佐々木朗希投手(24)は4勝目こそならなかったが、自己最長タイとなる7回を投げ、2安打無失点の好投で勝利に貢献。メジャー移籍後最多の10三振を奪い、先発としては初めて無失点でマウンドを降りた。デーブ・ロバーツ監督(54)は抜群の安定感を示した佐々木の投球内容を大絶賛した。 盤石の立ち上がりだった。初回先頭のネトを三ゴロ、2番・トラウト、続くメックラーはともにスプリットで空振り三振。14球で初回を終えた。威力ある直球を軸にエンゼルス打線を封じ、2回2死からペラザに対して投じた4球目の直球は、渡米後レギュラーシーズンでは最速となる100.6マイル(約161.9キロ)を計測。この球でペラザを一ゴロに打ち取った。佐々木のメジャー移籍後の最速は昨年のワイルドカードシリーズ第2戦・レッズ戦で計測した101.4マイル(約163.2キロ)でレギュラーシーズンでは昨年の東京での開幕シリーズ・カブス戦でマークした100・5マイル(約161.7キロ)だった。 5回1死からマドリガルに初安打となる左越え二塁打を許し、得点圏に走者を背負ったが、慌てることはなかった。8番・オハピーをスライダーで三ゴロ、続くフレイジャーはスプリットで空振り三振に仕留め、力強く右拳を握った。 ロバーツ監督は抜群の安定感について「今の彼こそ、私たちが日本で映像を見ていた時の彼であり、獲得したいと思っていた投手です」と振り返った。潜在能力が群を抜いていただけに、大きすぎる期待をかけていた。そのことを指揮官は反省した。 「私たち全員が少し期待しすぎていた部分もありました。すべてがスムーズに進むと思っていたし、それは朗希にとって少し酷だったかもしれません」としたうえで「新しい環境には適応期間が必要だということを十分に理解していなかった。彼は苦しい時期も経験したし、自信を失いかけたこともあった。でも今はそれを乗り越えました」と実力を付け、メジャリーガーとしての能力を高めてきた努力を称え「何より、マウンドでの立ち居振る舞いに自信が感じられます。7回まで投げ切ったことも含め、本当に良かったですね」と称賛した。