⚠︎味噌(🐰×🐿)入ります
なるべくストーリーの繋がりとして見てほしいですが
無理は絶対にしないでください!!
これで嫌いになられたら悲しいから🥲
地雷の人本当にごめんなさい🙇♀️
でも、2人のイチャイチャ入れてないはず…
ハンside
小さい時から一緒で
"リノ"といると幸せで、楽しかった
強くて、優しくて、なんでもできる
同い年なのに、年上にしか思えない
そんな憧れの存在
意気地無しで、弱くて泣き虫な俺を
いつも助けてくれた
成長しても俺は着いて行く、、というか
しがみつくことしかできなくて
一度もリノを助けたことはなかった
できることなら、肩を並べて
リノの支えになりたかった
困ってる子を救いたい
そしていつかは二人で、、
なんて、その時の俺は甘い考えでいっぱいだった
本当はずっと気づいてたんだ
リノが俺に"秘密を隠してること"
手が震えてることがあって
"苦しんでること"
日に日に、口調が変わったり
仕草が変わっていくこと
どれだけ一緒にいると思ってるんだ
気づかないわけがない…
でも、だからと言って
助けられることに慣れてしまっていた俺は
"大丈夫?"だなんて声をかけれる訳もなく
それを見て見ぬ振りをした
そんな時に事件は起きてしまった
俺はインターホンを押し
リノが好きなプリンを持って
ドアの前で待機していた
ガチャ
家から出てきたのは
リノだけどリノじゃない
"女装したリノ"だった
バタン
勢いよくドアを閉められ
風が俺の頬に強く当たった
俺は戸惑いというのか、驚きが大きすぎて
体が動かず、そこに突っ立ってることしかできなかった
本当にたまたまだった、、
最近会ってなかったから驚かせようと思っただけ
プリンを食べて
ゲームをしながら過ごせればいい
もし、あの時サプライズだなんて言わなければ
こんなことは起きなかったし
"俺がその事実を知ることもなかった"
それか、あの時あの場でもう一度
インターホンを押していたら
俺たちの関係に距離ができるとことなかったのに
そう今でも思ったりする
少し時間が経って
俺はリノに連絡を取る決心をした
重い雰囲気にならないよう
最大限に配慮したつもりだ
でも、本人からしたら笑いごとじゃないし
事情はともかく誰にも言えないだろう
実際にリノはこの事を重く受け止めているようで
返信が返ってきたのは1週間後だった
その言葉は、いつもの集合の合図
このことを深堀するわけでもなく、触れない訳でもない
それがリノなりの最適な判断だったんだと思う
俺たちはいつも通りの場所
いつも通りの時間で集合した
お互い目を合わせられなくて
暫く気まづい、無駄な緊張感が漂った
口を開いたのはリノからで
いつもの威勢が良い声とは違って
弱々しく、苦しそうな声が聞こえた
貼り付けたような笑顔で笑うリノ
この時改めて俺は気づいた
強い姿を見せてるからこそ
弱い姿を見せられなかった、言えなかった
本当に最大限にリノを追い詰めていたのは
"俺自身"だった
俺はリノに執着しすぎてたんだ、、
それから、まだ完全とはいかないけど
俺たちは普段の生活に戻った
俺もできるだけ協力して
リノのことを隠したり、できるだけ人に会わせないようにした
リノも隠さなく良くなったからなのか
俺の前で"私"など、ボロが出るようになった
それと、なぜか前より話しやすくて
リノも心做しか本心で笑ってるように見えて
俺は嬉しかった
少しでも過ごしやすい所になればいい
俺のいるところが"リノの居場所"になればいい
今度こそ俺が助けてあげられるそう思った
でも…リノが笑う世界にいるのは
俺じゃない見たいだ
驚きで言葉が出てこない
というか、頭は回るのに口が動かなかった
こんな俺でも流石にわかる
妻になってしまったら
絶対にリノは幸せになれない
ましてや、もっと縛り付けてしまう
少しでも自分の時間がある今は
素を出すタイミングがあった
でも、そう上手くはいかなくなる
時間もかなり制限され
四六時中、"女"でいなければならない時だってあるかもしれない
呑気にそんな軽いこと言って…
リノは事の重大さをわかっていないように感じる
こんなこと言っちゃいけないけど
元々リノは"男"なんだ
"女"になんか絶対になれない
なろうとしてもそれは
ただの"真似事"だ
それに、そんな脆い物は
いつか絶対に崩れてく
バンッ!!
俺は机を思いっきりたたいて
リノに怒りをぶつけていた
少し震えている手を見て
自分がやっていることの愚かさを知った
自分ができないことに対しての怒りを
リノに八つ当たりしてただけなんだ
リノが1番怖いはずで、不安なはずなのに
俺が怒ったところで
なにも変わらない
生まれるのは俺たちの距離だけ
どうしたら俺はリノを救えるんだろ、、
考えれば考えるほど、ため息が出る
パシッ
リノは俺の手を取って
小さい手だけど、優しく包み込んでくれた
…なんでそんな笑顔でいられるのか
俺にはわからない
俺はアメリカーノを口いっぱいに含んで
喉に流し込んだ
苦味が広がって
咳が出そうになるけど
我慢して、心に沈めた
あぁ、、やっぱ俺は助けられてばっかだ
絶対リノには"叶わない"
こんな、何も出来ない俺でも
リノは見捨てないで、ここまで一緒に過ごしてくれた
今やっと気づいた
気づくのが遅すぎたのは自覚してる
リノは憧れの存在
それは今でもそう
でも、俺は憧れてるのと同時に
"リノが好きなんだ"
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!