雨が止む。
朝日が大地を照らす。
木々を潤し雫が煌めき
太陽の熱で大地の土は乾いて
土の匂いが立ち込める。
爽やかな朝。
朝日が入る。
そろそろ起きなければ
体を起こし目線を送れば
隣にはスヤスヤと可愛い旦那様
朝日が眩しい
眠いよう。
優しく問いかける。
可愛い。
男の人なのに
ぷくぷくのほっぺと
尖らせた唇が
愛おしくて
微笑んでしまう。
お休みだし。別に何もやることないでしょ?
うっすらと目を開けてヒョンジナを見あげる。
ヒョンジナは薄いシルクのパジャマを着て
朝日を背負ってぼくを見下ろす。
綺麗だなー
光に照らされてシルクがキラキラして
薄いから体のラインが透かされて見える。
胸のラインも腰のくびれも
華奢な腕も。
んースタイルいい。
相変わらず
無意識に色気が漏れてるよ。
ヒョンジナ。
そんなこと言ったら
起こしたくなくなっちゃうじゃない。
可愛くおねだりしないで?
伺ってると
ハニはゆっくりと起き上がり
私を見つめる。
メガネしてないから見えてる?私のこと?
大丈夫?と見つめてると
指で顔そなぞられて
キスをされた。
顔をなぞっていた指は
そのまま下へ
首すじ、鎖骨 胸元
最後は腰へ服の中に手を滑らせていく
ハニ。寝ぼけてるの?
くすぐったいし。
ちょっとそれ、感じてしまう。
ハニは優しく口付けして唇が離れて呟く。
いつもと違う強い口調。
メガネで隠されてた
野獣の彼が見える。
ああ。だめ。それ
私の大好きな彼
体が震え顔が火照る。
甘ったるい空気が流れ
また私の唇はふさがれた。
目が覚める。
いつもと違うお部屋。
むくりと起きると
手に何か当たる。
あヨンボガ。
そうだおばあちゃんちだ。
でもオンマどこ?
ヨンボガのオンマとオッパも近くで寝てる。
ぼくのオンマとオッパどこぉ
ポソポソと涙が出てきた。
だれ?泣いてるの?
体お起こし
目を擦る。
チャニ?どうしたの?
ヨンボガが起きて
可愛くて優しいふやけた
キラキラば笑顔をぼくに向けてる
びっくりする
ヨンボガは本当の天使様なの?
ヨンボガは僕の顔を覗き込み
伺ってる。
見ないで泣いてたなんて恥ずかしい。
そうだ おまじないしてあげる。
よくオンマがしてくれるよ。
チャニの頬に
顔を近づけて
可愛いキスをした。
びっくりした!
キスしたの?
でも
涙と悲しい気持ちは止まったよ
ヨンボガはニコニコと
得意げに ほらね と嬉しそう。
ヨンボガは僕の手をとって
立ち上がらせ
部屋の外に連れ出していく。
起きてた。
チャニが泣いてた声で
目が覚めたけど。
様子を見てた。
起きようとした私を
スンミナが強く抱きしめて
離してくれなかった。
なんで。
こんな時に強く抱きしめなくても。
…離れ難いってのもあったけど。
まあ、何事もなく。
仲良く起きていったからいいけど。
様子見に行かないと。
ほらスンミナ
離してよ。
俺も泣こうかな?起きたくないよって
そしたら
リノ
キスしてくれる?
何いってんの!
呆れる。
スンミナの腕の中で怒る。
けどくすくすと笑われて誤魔化された。
手のひらで遊ばれてるのは
私なのか
彼なのか
もう
かなわない
俺の腕の中の猫は
俺の唇を求め近寄り
優しく口付けてくれた。
夢か?
まだ
俺は
夢の中なのかもしれない。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。