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大阪の学校法人が科研費5千万円超を一時流用 第三者委員会で調査

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新谷千布美
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 宝塚医療大学(兵庫県宝塚市)などを運営する大阪市北区の学校法人「平成医療学園」が2025年、国から研究者個人に支給された助成金計5400万円を学園の経営資金に一時流用していたとして、第三者委員会を設置して内部調査を進めていることがわかった。

 学園の代理人弁護士は朝日新聞の取材に流用を認め、「事務的な手続きミスで、学園の口座に全額戻している」と説明。「研究者への支払いについて、遅延などの実害は生じていない」としている。

 代理人弁護士によると、流用していたのは国の科学研究費助成事業(科研費)により受け取った資金。研究者が応募し、国の審査で支給が決まれば、大学などの所属機関に支払われる。研究者は関連する経費の支出が生じると、大学側にその都度申請して必要額を受け取る仕組みだ。

 ところが、平成医療学園は25年8月末、科研費を管理する口座から3千万円を引き出して学園職員の給与支払いにあて、9月中旬に同額を口座に戻した。11月下旬にも同様に2400万円を流用し、12月中旬に戻していたという。

 学園が設ける評議会の元評議員が12月下旬、こうした流用があったと記者会見で明らかにして発覚。文部科学省から調査を求められ、学園は第三者委員会を設置し、詳しい経緯などを調べている。

大学による流用は異例

 文科省の公表資料によると…

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