【R調査班】福岡県議会の海外視察 旅行会社2社が同じ高級ホテルを提案 ハワイでは1泊19万円の"全室スイート"も
RKB毎日放送
不透明な状況が続く福岡県議会の海外視察の問題です。 これまで入札を行わずに特定の旅行会社との契約が繰り返されてきましたが、その結果、特定の高級ホテルばかりが宿泊先に選ばれる疑惑が浮かび上がってきました。 【画像で見る】福岡県議会の海外視察 旅行会社2社が同じ高級ホテルを提案 ■海外視察の旅行会社との契約を競争入札に 背景は… 1日朝、急遽、報道機関に知らされた福岡県の服部知事と県議会の蔵内議長との面会。 福岡県・服部誠太郎 知事 「円滑な海外活動の確保とその契約手続きに関する透明性・公平性・競争性の確保。この両立に向けて県として取り組んでまいりたい」 知事が説明したのは、海外視察に関する旅行会社との契約を競争入札で行うとする新たなルールです。 福岡県議会・蔵内勇夫 議長 「海外活動に関する契約等の手続きについて見直しを行っていただき、ご苦労様でございました」 ルールの見直しの背景には、福岡県議会が不透明な契約を繰り返してきたことがあります。 ■特定の旅行会社と"随意契約" 金額を後から大幅増額も常態化 県議会の海外視察では、旅行会社へ業務を発注する際に入札を行わず、特定の会社を選んで契約する「随意契約」が常態化していました。 RKB・野島裕輝 記者 「さらに問題となったのが、『変更契約』と呼ばれる手続きです。県議会では当初の契約金額を後から大幅に増額して契約し直す方法が繰り返されていました」 2024年に行われたヨーロッパの視察では、旅行会社への最終的な委託費は当初の10倍を超える1025万円にのぼりました。 県の監査委員は、「予算額を大きく下回る予定価格を定めてあとで増額変更を行うなど、固定した業者と契約している疑念を招きかねない」と指摘。 蔵内議長の要請で県が新たなルールを作成しました。 福岡県・服部誠太郎 知事(1日) 「契約手続きは原則として競争入札といたします。例外的に競争入札が困難な場合においてもプロポーザル方式で行う」 ■議長は海外視察を継続する考え 多額の費用に加え、契約手続きをめぐっても次々と問題が浮上する県議会の海外視察。 蔵内議長はあくまでも継続していく考えです。