ソフトバンク連勝ストップも“強打の1番”止まらない 正木智也が今季2度目の猛打賞&10戦連続安打
◇交流戦 ソフトバンク1─5巨人(2026年5月27日 甲子園) ソフトバンクは27日、巨人に1―5で逆転負けした。チームの連勝は4でストップしたが、正木智也外野手(26)の勢いは止まらない。「1番・一塁」で先発出場し、3安打をマークして今季2度目の猛打賞。10試合連続安打で打率を4割の大台に乗せた。強打の1番打者が交流戦10度目の優勝へチームを引っ張る。 【写真あり】ソフトバンクが7年ぶり1イニング3本塁打 巨人・則本昂大から正木智也、栗原陵矢、山本恵大が! 攻撃型リードオフマンのバットが止まらない。正木が3安打で今季2度目の猛打賞。「しっかり際どい球を見逃して甘い球を打てていると思います」と手応えを口にした。 3回に先頭で戸郷の直球を捉え三遊間を破る左前打。連続試合安打を10に伸ばし、先制のホームを踏んだ。5回に先頭で遊撃内野安打、9回には右翼線二塁打を放つ。今季出場全10試合で安打を記録し、マルチ安打は4度目で打率・400と大台に乗せた。 5年目の今季はオープン戦からアピールしながら、右足の蜂窩(ほうか)織炎に見舞われ、開幕に間に合わず悔しい思いをした。それでも15日の楽天戦で待望の今季初昇格を果たすと、いきなり今季1号を放った。翌16日の同戦から1番に抜てきされている。 慣れないトップバッターだが、大事な初回の打席でも役割を果たしている。この日は死球によるものだったが9試合で6度の出塁を果たしている。試合前にバットを振る量を増やすなど「最初のスイングからしっかり振れる準備」を意識。入念な備えが好結果につながっている。 小久保監督は「ずっと内容も結果もいいですね。走力があるわけではないけど長打力がある。十分に役割を果たしてくれている」とうなずいた。ただ、その上で初回2死一塁で走者として栗原の中前打で二塁に止まったシーンを指摘。「三塁に行ってないのは許せないですね。明日、コーチにガツンと言ってもらいます」と注文もつけた。 得点は3回の1点のみでチームの連勝は4で止まった。ただ毎回走者を出して、あと一本が出れば違う展開だった。1番・正木から続く26年型オーダーで交流戦最多10度目の優勝を獲りにいく。 (木下 大一)