「のぼりべつ酪農館」が破産申請へ 物価高騰が打撃に
登別で牛乳やチーズなどの乳製品を製造・販売していた「のぼりべつ酪農館」が、5月11日に事業を停止し、破産申請の準備に入ったことが分かりました。東京商工リサーチ北海道支社によりますと、負債総額は約1億5000万円にのぼる見込み。 のぼりべつ酪農館は2004年に設立され、登別郊外の廃校になった小中学校の校舎を利用して地元産の生乳を使ったプリンやアイスクリームなどを製造していました。牛乳は、学校給食で提供されていたほか、商品は登別温泉のホテルや土産物店、地元のスーパーなどでも広く取り扱われ、市民や観光客に親しまれていました。 売上高は2億円を超えたこともありましたが、新型コロナウイルスの影響による観光需要の減少で減収を余儀なくされたほか、近年の原材料や資材価格の高騰が経営を直撃し、採算の確保が困難になったということです。業績回復の見通しが立たなくなったことから、事業の継続を断念しました。