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はじめに
CHECK iN SEOULは、ロッテカード(LOCA)が発行する外国人旅行者向けプリペイドカードだ。
アプリからの事前申し込みのほか、現地の機械でその場で発行できるため、到着直後からキャッシュレスで動ける。
交通IC機能はEZL規格で、韓国全国の地下鉄・バスで利用できる。
ただし、クレジットカードでチャージする場合は最大3%の手数料が別途必要になる点は事前に把握しておきたい。
今回は金浦空港駅のセブンイレブンに設置された機械で実際に発行した体験をもとに紹介する。
さきに結論
- CHECK iN SEOULは外国人旅行者向けのプリペイドカードで現地機械から発行できる
- 発行時にパスポートの読み取りが必要
- 発行手数料は5,000ウォン
- クレカチャージはMastercard・JCB・VISAに対応(VISAはアプリからのみ・キオスクは非対応)
- アプリでクレカチャージの場合、ウォンをUSD換算請求されるのでレートに注意
- クレカでチャージすると手数料が別途必要(VISAは2%・Mastercard/JCBは3%)
- 交通IC機能はEZL規格でT-moneyとは別規格・残高統合不可
- ロッテグループ系列店舗(セブンイレブン・ロッテマート等)での割引特典あり
- 残高の払い戻しが可能
CHECK iN SEOULカードとは
CHECK iN SEOULはロッテカード(LOCA)が運営する外国人向けのプリペイドカードだ。
コンビニや飲食店などクレジットカード対応店舗でのキャッシュレス決済に使えるほか、交通IC機能(EZL規格)も搭載しているため地下鉄・バスにも使える。
残高の払い戻しができる点も旅行者にとって使いやすい特徴だ。
CHECK iN SEOULカードの主な特徴:
- 外国人旅行者向けのプリペイドカード
- 交通IC機能:EZL規格(韓国全国の地下鉄・バス対応)
- T-moneyとは別規格・残高統合不可
- 交通残高の払い戻しがアプリ内で可能
- ロッテグループ系列店舗での割引特典付帯
- パスポート不要・銀行口座不要で発行可能(機械へのパスポート読み取りは必要)
なぜCHECK iN SEOULを使うのか
韓国では外国発行のクレジットカードで決済すると、加盟店によっては外国カード向けの上乗せ手数料が発生する場合がある。
日本のクレカをそのまま使うと、クレカ会社の海外事務手数料に加えてこの手数料も負担することになる。
CHECK iN SEOULはロッテカード(韓国発行)のため、この上乗せ手数料の対象外となり、外国カード手数料を回避できる。
WOWPASSとの比較
韓国旅行で比較されることが多いWOWPASSと比較すると以下の通りだ。
横にスクロールできます
| CHECK iN SEOUL | WOWPASS | |
|---|---|---|
| 交通IC規格 | EZL | T-money |
| 地下鉄・バス | ◎ | ◎ |
| 外貨チャージ | ◎(キオスクで16通貨対応) | ◎ |
| クレカチャージ | ◎(手数料2〜3%) | ◎ |
| ウォン現金チャージ | ◎ | ◎ |
| 割引特典 | ロッテグループ系列 | ✗ |
| 現金引き出し | ○(キオスクのみ・手数料1,000ウォン・1日5回まで) | ◎(回数制限なし) |
| 交通残高払い戻し | ◎(アプリ内で決済残高に戻せる) | △(金額により場所が異なる) |
| 発行場所 | セブンイレブン等 | 空港・コンビニ等 |
| 発行手数料 | 5,000ウォン | 6,000ウォン |
こんな人におすすめ
- ロッテグループ系列店舗(セブンイレブン・ロッテマート等)をよく利用する人
- 残高を使い切れなかった場合に払い戻しをしたい人
- Mastercard・JCB・VISAいずれかのクレカを持っている人
- WOWPASSをすでに持っていて決済専用サブカードとして使いたい人
【WOWPASSの方が向いている人】 - T-money規格の交通カードとして使いたい人 - 両替レートの良さを優先したい人 - 招待コードのキャッシュバック特典を受けたい人
どちらか1枚だけ選ぶならWOWPASSの方が現状は、汎用性が高い。
両方持つならCHECK iN SEOULは決済+ロッテ系列特典用として使い分けるのが合理的だ。
発行方法
発行場所
CHECK iN SEOULはセブンイレブンやCUなどのコンビニに設置された専用機械で発行できる。
筆者は金浦空港駅のセブンイレブンに設置されている機械で発行した。
仁川国際空港のCUにも機械が設置されていることを確認している。
機械の設置場所は公式サイトで確認できる。
アプリの登録について
CHECK iN SEOULはアプリからの事前登録も可能だ。
ただし、アプリの会員登録・ログイン時にパスワード入力欄でセキュリティキーボードが強制的に起動する。
このキーボードが韓国語配列のため、慣れない外国人には入力しにくい場面がある。
残高確認やチャージにアプリは必須のため登録は避けられないが、外国人向けカードでありながらアプリの設計に外国人への配慮が十分に反映されていない点は惜しい。
※iOS,android共に同じ仕様
発行手順(実体験)
1. 機械を操作する
機械の画面を操作してカード発行を選択する。
2. パスポートを機械に読み取らせる
発行にはパスポートの読み取りが必要だ。
機械にパスポートをセットして読み取らせる。
3. 支払いをして発行する
発行手数料は5,000ウォンだ。
クレジットカードで支払いができる。
筆者はMastercard(JALカード)で支払った。
なお、クレジットカードへの請求はウォンで請求されていた。
※アプリでチャージの場合はUSDで請求される。
4. カードを受け取る
機械からカードが排出されたら受け取り完了だ。
フレンドコード「KIAUJHII」の入力
CHECK iN SEOULにはフレンドコードがある。
カードを発行する前にアプリからコードを入力しておくと、紹介した側・された側の双方に1,000ウォンのリワードが付与される。
発行後の入力はできないため、事前に入力しておくことを推奨する。
当ブログのフレンドコードは KIAUJHII だ。
チャージ方法
チャージ方法は3種類ある。
横にスクロールできます
| 方法 | 対応ブランド | 手数料 |
|---|---|---|
| アプリで海外クレカチャージ(USD請求) | Mastercard・JCB(3%)・VISA(2%) | 2〜3% |
| キオスクで海外クレカチャージ(ウォン請求) | Mastercard・JCB | 3% |
| キオスクで現金チャージ | ウォン・外貨16通貨 | ウォンは無料・外貨は両替より安い |
クレカチャージ
アプリからはMastercard・JCB・VISAの3ブランドでチャージできる。
キオスクからはMastercardとJCBのみで、VISAはキオスクからのチャージには対応していない。
筆者はMastercardで10,000ウォンチャージした。
注意点:クレカチャージには手数料が別途必要だ。VISAは2%・MastercardとJCBは3%となっている。
現金チャージ
韓国ウォンの現金でもチャージできる。
ウォン現金チャージの場合は手数料不要だ。
また外貨16通貨にも対応しており、公式サイトによると両替より安いレートでチャージできるとのことだ。
実際に使ってみた
仁川国際空港のコンビニでお土産購入の際に使用した。
使い勝手はWOWPASSやNAMANEカードと大きな差は感じなかった。
交通カード機能(EZL規格)については、チャージが決済残高とは別枠になるため今回は交通用途では使用しなかった。
旅行者目線ではEZL規格もT-moneyと使い勝手の差は感じない。
ロッテグループ系列の割引特典
CHECK iN SEOULカードはロッテグループ系列店舗での特典が付帯している。
特典内容は毎月更新されるため、最新情報はアプリ内の「特典」タブから確認してほしい。
基本的にCHECK iN SEOULカードで決済するだけで特典が適用される。
店舗によってはアプリのクーポンバーコードを提示してから決済する必要がある場合があるため、
事前にアプリで確認しておくのが無難だ。
LOCALカードからVISAカードへの切り替え
アプリからVISAカードへの切り替え発行が可能とされているが、実際に試したところ手続きが完結しなかった。
パスポート読み取りと顔認証まではクリアできたが、ユーザーネームと電話番号の入力が求められ、日本の電話番号を入力して進めると失敗のメッセージが表示された。
国際コードの入力に対応していない設計のため、韓国の電話番号がなければ手続きが完結しない可能性が高い。
残高上限200万ウォンへの拡大は魅力的だが、旅行者には実質的に利用が難しく、韓国在住の外国人向けの機能と考えられる。
失敗後は、再申請しようとしても失敗画面が表示される。
残高の払い戻し方法
使い切れなかった残高はキオスク端末で払い戻しができる。
払い戻しは韓国ウォンでのみ可能で、1回につき10万ウォン・1日最大5回まで引き出せる。
引き出し手数料は1,000ウォンだ。
残高が残ってしまう心配がある旅行者にとっては安心できる機能だ。
利用できない加盟店
一部の加盟店では利用できない場合がある。
公式サイトによると以下の加盟店では利用できないとのことだ。
- オンライン商品券
- リアルタイム承認手続きを行わない無承認加盟店(旅行会社・高速道路料金所・サービスエリア・機内販売・航空券等)
まとめ
- CHECK iN SEOULは外国人旅行者向けプリペイドカードでコンビニの機械から発行できる
- 発行時にパスポートの読み取りが必要・発行手数料は5,000ウォン
- クレカチャージはMastercard・JCB・VISAに対応(VISAはアプリからのみ・キオスクは非対応)
- クレカチャージには手数料が別途必要(VISAは2%・Mastercard/JCBは3%)
- 交通IC機能はEZL規格でT-moneyとは別規格・旅行者目線では使い勝手の差はない
- ロッテグループ系列店舗での割引特典あり
- 交通残高はアプリで決済残高に移動可能
- 現金の払い戻しが可能(キオスクのみ・手数料1,000ウォン・1日最大5回)