書類送検された女の姉、産経記者個人を批判 沖縄・玉城知事は防犯カメラ映像見るのか
映像には、警備員の後方から足早に近づいてきた女がダンプカーの前に出て、制止しようとした警備員が女とダンプカーの間に割って入る形となり、そのままひかれる様子が映っていたためだ。
報道の反響は大きく、産経の記事を紹介するX(旧ツイッター)のインプレッション(閲覧数)は1000万を超えた。
この映像は、報道翌日に開かれた県議会土木環境委員会でも閲覧された。事故現場の道路管理者は沖縄県で、安全対策を審議するためだった。
しかし、玉城デニー知事を支える「オール沖縄」系の議員5人は「映像の出所や内容も曖昧だ」などと反発し、閲覧を拒否。委員長への不信任動議まで提出した。
玉城知事自身もかたくなに映像を見ようとせず、安全対策に生かそうとする姿勢はみられなかった。のみならず、玉城知事はその月の定例記者会見で「捜査中の証拠になり得るものは、報道を差し控えるべきではないか」と、映像を報じた産経新聞を批判。「映像が(報道機関に)提供されたことは由々しき問題だ」との認識を示した。
映像という客観証拠に背を向け続ける玉城知事らオール沖縄側の姿勢は、自らの「主張」が揺らぎかねない「不都合な真実」が露見することを恐れているかのようでもあった。
現場では事故前から、事業者側が「抗議者が事故に巻き込まれないようガードレールを設置してほしい」と何度も要請していた。だが、沖縄県は「歩行者の横断を制限することになる」としてかたくなに拒み、事故で人命が奪われた今も設置を認めていない。
県警が女らを書類送検したことで捜査にも区切りがついた。防犯カメラ映像の閲覧を拒否した玉城知事らは速やかに映像を閲覧し、現場の安全対策に生かすことが求められる。(那覇支局長 大竹直樹)