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【デジタル時代の認知戦㊦】秘密工作 ロシアの文化

エストニア国際防衛安全保障センター研究員 保坂三四郎さん

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 オンラインでインタビューに答えるエストニア国際防衛安全保障センターの保坂三四郎研究員

 相手の認知領域に影響を与え、情報をインプットして政治や社会の不安定化を狙う「認知戦」。現状と課題を専門家に聞いた。

 ロシアの対外政策の肝は外交ではなく非公然の工作だ。ソ連時代から「アクティブ・メジャーズ(積極工作)」と呼ばれ、ロシアが裏にいると思われない形で相手国民の不安の助長、相手政府の信用低下を図り、政策や世論をロシアに都合の良い方向に誘導しようとする。手段に縛りはない。資金提供や政治家など特定の人物を利用した手法も含まれる。

 情報工作には偽情報の流布、相手国の陰謀を暴く「暴露」、スキャンダルなどをでっち上げ相手を中傷する「コンプロマット」などがある。偽情報は事実に基づいた情報を少し加工してつくられるためほぼ真実のように受け止められる場合もある。

 こうした手法は情報機関の文化に深く入り込んでいて、個々...

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