ヤマダとエディオンが経営統合へ 2.5兆円規模の家電量販チェーンの誕生 統合の狙いは?
読売テレビ
家電量販店最大手のヤマダホールディングスと、大阪に本社を置くエディオンが、経営統合する方針を固めたことが分かりました。ネット通販に苦戦する家電量販店にとって、業界再編は生き残り策となるのでしょうか? 報告:楠下一輝 記者 「関東に本社を置く家電量販店ヤマダホールディングスと関西に本社を置くエディオン。この2つの会社が合体すると、いったいどんなメリットが消費者にはあるのでしょうか」 家電量販店に新たな風が吹くのでしょうか?ヤマダホールディングスとエディオンによりますと、両社はあす(5日)取締役会を開いて決議し、正式に経営統合を発表する予定です。 関係者によりますと、持ち株会社の傘下に、両社がぶら下がる案を軸に検討を進めているということです。 もしも、この2社の統合が実現すると…。 家電量販最大手、ヤマダホールディングスの売上高1兆6918億円と、業界5位のエディオンの7937億円で、2兆5000億円規模の家電量販チェーンが誕生することになります。 そもそも現在のエディオンは、関西発祥のミドリ電化がエディオンに吸収され、本社を大阪に移したという歴史があります。 一方、これまでは敵同士だった両社。量販店激戦区のなんばでも、たった550mの距離にヤマダ、エディオン両社の大型店舗が並んでいます。 統合後、店舗はどのような形で残されるのでしょうか? 普段、家電量販店を利用する人に、今回の統合について聞いてみると…。 「わぉ。面白いですね。悪いとは思わない。両方の特典が生かされれば…。でも特典は生かされなくなるのかな」 「家電量販店専用の保証とかがあるので、合併したらどう変わるのかなとか。そのままなのかが心配」 (Q: 社名はどうなると思う?) 「そこは楽しみ」 「ヤマダオンとか…」 今回の統合、狙いはどこにあるのでしょうか?専門家は…。 家電ジャーナリスト 安蔵靖志さん 「(業界2位の)ノジマに対する危機感が大きいのかなという気がします。経営統合することによって、いろいろなカードを切りやすくなることが、会社にとってのメリット。それが消費者にとってもメリットにつながるのではないか」 ネット通販に対抗して、家電量販店が生きる道はどこにあるのか?模索が続きます。