「傘さし運転」は絶対やめて!「傘スタンド」で固定できる傘は「幅30センチまで」違反の恐れ 自転車青切符導入で取り締まり強化か 「自転車は交通弱者ではない」と専門家
近畿や中国地方、九州が梅雨入りした。 今年の梅雨は雨量が多い傾向にあるらしい。 自転車の青切符導入で「傘さし運転」は反則金5000円が科せられる。 警察庁によると、4月は全国で2100件を超える青切符が交付された。 最も多かったのが「一時不停止」で846件(40%)、次いでスマートフォンなどの「ながら運転」が713件(33%)、「信号無視」298件(14%)と続く。 「傘さし運転」も4件検挙されたという。 大阪などを中心に広く愛用されている、自転車に傘を固定して使う器具『傘スタンド』の行方も気になるところだ。 自転車ジャーナリストの遠藤まさ子さんに話を聞いた。
■「反則金」の前に『危険行為』と自覚して!
【自転車ジャーナリスト 遠藤まさ子さん】 青切符制度の導入で「反則金」に目が行きがちですが、そもそも青切符は「自転車の交通違反に対する制度」で、“危険な違反行為”が対象です。 『傘さし運転』も、反則金5000円の前にまず、「大きな事故に繋がりかねない非常に危険な違反行為だ」ということを分かって頂きたいです。 傘で視界が大きく妨げられるし、風に煽られてバランスを崩しやすい。道路がぬれていて制動力(ブレーキ力)が弱まっているのに、片手運転でブレーキが握れない。 周囲を巻き込んで大事故になりかねない危険行為です。絶対にやめて下さい。
■自転車は“交通弱者”ではない!
自転車に対して、多くの人が根底に「自転車は交通弱者。歩行者に近い存在だ」と思っているのではないでしょうか。 しかしこれは大きな間違いです。 例えば、傘さし運転をしていて車とぶつかった時、傘さし運転の違反に加えて、安全運転義務違反などが積みあがり、場合によっては車より自転車の過失割合が高くなる可能性もあります。 「事故のリスク」というと、自分(自転車)が被害者になるケースを考えてしまいがちですが、そうではありません。加害者になり得るのです。 自転車は、生活用品ではなく乗り物です。 乗り物を運転しているということを、今一度、自覚して頂きたいと思います。
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