前回、花園のデートの誘いに、緊張感から抜け出した富士子。
彼女はポイントで優勢になっても尚、相手から一本取るために攻撃を仕掛けます。

死闘続く展開。
勝つのは果たしてどちらとなるのでしょうかー?!

感想です☆




勝てィ!!~第191話 「意外な助言」





※以下、ネタバレあり※











◎あらすじ◎

内股をすかされた富士子(ふじこ)。
彼女の身体は大きく傾き、そのまま倒れ込んでしまう。

審判は注意深くその姿勢を観察し、技ありの判定を下す。
なんとここにきて、富士子は相手選手にポイントで逆転されてしまったのだった・・。

これには、会場中からブーイングの声があがった。
どうして逃げなかったのかー。
そんな声が漏れ聞こえるなか、祐天寺(ゆうてんじ)はほっと息をつく。

一時はどうなるかと思ったが、これで柔(やわら)の西海大行きは決まっただろうー。
彼はそう滋悟郎(じごろう)に話しかけるが、滋悟郎はというと1人ぶつぶつと何かつぶやいている。
それは富士子の柔道の不甲斐なさに対する怒りのように聞こえ、祐天寺は思わず首を傾げる・・。

一方柔道部の面々も、逆転されてしまったことに焦りを隠せないでいた。
だがそんな中、柔だけはそれでいいのだ、と嬉しそうに富士子に声をかける。
今の感じで大丈夫!!

その自信あふれる声掛けに、皆も顔を上げる。
特に松田(まつだ)はー柔の表情が生き生きとしていることに、驚きを禁じ得ないでいた。

この表情は、強い相手と戦っているときのものだ。
柔が富士子に嬉々として声をかけるのを見た彼は、ようやく気付く。
そうか、今君が強いと思っている相手はー・・。

だが試合の流れは、まだまだ富士子には厳しいものだった。
それでも健闘している彼女に、鶴亀トラベルや女子大生たちは必至の声援を送る。
そしてー滋悟郎は、一言も発せずじっと富士子を見つめていた・・。

試合はいよよ時間もわずかとなり、富士子は必死にタイミングを計る。
柔と滋悟郎にもらったアドバイスを受け動く彼女に、柔はいける!と心強い声援を送る。

けれども技を仕掛けてもなかなか決まらず、時間だけが刻一刻と過ぎていってしまう・・。
次第に富士子の目には、涙が溜まり始めていた。
どうして決まらないのー・・?!

そんな彼女に、柔はある助言をする。
だがその声は周囲の応援にかき消されてしまい、富士子の元まで届かない。

左の引きが甘いー・・。
柔は何とかそのことを伝えようとするが、時間だけが過ぎて行く・・。
2人共焦り始めたその時、また技をかけるのに失敗した富士子を見かね、一喝した者がいた。

左の引きが甘い!!

その声は、なんと滋悟郎のものだった。
敵にアドバイスをするはずがない・・。
富士子は最初勘違いかと思ったが、それは違った。
なんと滋悟郎はその後にもう一言ー信じられない言葉を発したのだ。

勝てィ!」この勝負、一本取って、勝てィ!!

ーそれは余りにも信じられない言葉で、富士子も祐天寺も大きく目を見開いた。
声は大きく、柔たちの元にも届いた。
皆呆気にとられ、ただただ滋悟郎を見つめたのだった・・。




















滋悟郎のアドバイス。

今回は富士子が試合に苦戦するなか、その姿に心を動かされた滋悟郎がアドバイスを送った話でした。

うーん、なんだか感動しちゃいましたよ!
富士子の 柔道が、滋悟郎の心を動かしたのですね。

もちろん彼の心はまだ、柔を西海大へ・・と思っていることでしょう。
それでも滋悟郎にああ言わせた・・。それだけ一本を取るための柔道は、人の心を動かすものなんですね。
いやー、深い!そして感動でした!!

この感じだと、本当に滋悟郎の目論見どおり、富士子が柔のライバルとして君臨する日も遠くなさそうですね。
柔も見ているだけなのに、あんなに楽しそうにしていて・・。それって、富士子の中に強さを見出したからですよね。

富士子の逃げない気持ちが、これだけの人の心を動かしたー。
これはもう、彼女に勝ってもらうよりありませんね!
弱点も分かったことだし、ここからの巻き返しを期待したいと思います!

次回、いよいよ決着か?!
滋悟郎の助言がどんな結果を引き起こすのかー。
最後までしっかり見届けましょう!








さて、次回は富士子の試合にけっちゃくがつく話ですね。

彼女のひたむきな柔道が滋悟郎の心を動かし、アドバイスを引き出しました。
そのアドバイスがあれば、もう大丈夫でしょう!
富士子の勝利も、目前です!

いよいよ柔の将来も、決定します!
就職か、西海大編入かー?

次回も楽しみです☆