「スーパーサイクル」に突入…キオクシア、設備投資66%増
キオクシアホールディングス(HD)は、2026―28年度の設備投資を年間平均で約4700億円(25年度実績比66%増)とすることを目指す。フラッシュメモリー市場の年平均成長率(CAGR)を22%と見込み、これに沿った投資を計画する。直近では、量産を進めている第8世代NAND型フラッシュメモリーや、26年夏にサンプル出荷開始を見込むことを発表した第10世代の準備に充てる。 【記事一覧】ルネサス・ローム・ラピダス…半導体に関する企業・技術の最新ニュースはこちら 2日の機関投資家・証券アナリスト向け説明会で明らかにした。同社は事業が「スーパーサイクル」に突入しているとし、営業利益率が従来と比べ高い水準で浮き沈みも小さくなるとみる。コンシューマー向けからAI(人工知能)データセンター(DC)向けへの移行や複数社との長期契約(LTA)によるビジネスモデルの変化などが要因だが、投資効率を重視した設備投資計画でそれを支えていく。 26―28年度の設備投資は、北上工場(岩手県北上市)第2製造棟や四日市工場(三重県四日市市)の第7製造棟における生産能力増強が中心になる。さらなる新棟はまだ計画していないというが、太田裕雄社長は「北上工場の第3製造棟となる思うが、フラッシュメモリーのCAGRに合うように計画していきたい」との見解を示した。