スタメンは4試合出場のみも…他球団が警戒する「巨人の強打者」は
打つだけではない存在価値
過去に名球会入りした選手たちも試練を乗り越えてきた。平成生まれで初の通算2000安打を達成した浅村栄斗(楽天)は昨年5月24日の日本ハム戦(楽天モバイル)で快挙を達成した試合後のお立ち台で、感極まって涙を流している。 昨年は春先から打撃不振が続き、5月20日の西武戦(盛岡)で15年8月8日から続けてきた連続試合出場が1346試合(歴代4位)でストップ。週刊ベースボールのインタビューで、通算2000安打達成までの複雑な胸中を明かしている。 「自分の中で、すごく周りに迷惑をかけてしまっているなと感じていました。迷惑ということではないと思うのですがいろんな人が(記録達成時のために)動いていて、そういう雰囲気の中でずっと試合をしていたので……。また、その瞬間を見たいと思って球場に見に来てくださるファンの方も多くいた中で調子が上がらなかったので、そういった部分では自分のことではなく、周りの人に対して早く打って達成したいという気持ちが強くなっていきました。その中でなかなか達成できなかったことは苦しかったですし、それ以外にも2000安打目前で連続試合出場が途切れたりということもあったので、2000安打だけにフォーカスできなかったというのが正直なところでした。いろんな思い、いろんな感情があった中での2000安打だったので、そこは結構苦しかったですね」 プロ19年目の丸も幾多の試練を乗り越えて今がある。出塁率の高さに定評があり、NPB歴代11位の通算1111四球と打つだけではない存在価値がある。チームが上昇気流に乗るため、与えられた役割で全力を尽くす。 写真=BBM
週刊ベースボール