福岡県築上町立葛城小学校の5、6年生14人が、町がし尿などから製造した液体肥料(液肥)を使い、もち米を育てる取り組みに挑戦している。来春の閉校を前に、収穫したもち米で地域の人たちと餅つきをする計画だ。
町は椎田地区の小中学校再編を進めており、葛城、椎田、西角田、小原の4小学校と椎田中学校を2027年4月に統合して小中一貫校「未来共創(きょうそう)学園」に集約する。葛城小は約150年の歴史に幕を閉じるのを前に、地域への感謝を込めた活動として、町の資源循環型農業を学びながらもち米づくりに挑戦することにした。
児童たちは、町内で農業を営む宮本聡明さん(58)を講師に招き、もち米の種もみまきを体験した。苗は約1カ月で高さ15センチほどに育つ見込みで、児童たちは6月中旬にも田植えに挑戦する。もち米の栽培では追肥として濃縮液肥を活用する。
餅つきは来年2月に予定している。5年生の安冨渚さん(10)は「小さな種もみから苗ができると知ってびっくりしました。おいしいもち米を育てて、地域の人たちと楽しく餅つきをしたいです」と話した。【出来祥寿】
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