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“ルフィ”広域強盗事件 グループ幹部 判決前に接見で後悔語る

(更新)

「ルフィ」などと名乗る指示役による広域強盗事件で、強盗致死などの罪に問われているグループの幹部、藤田聖也被告に16日、判決が言い渡されます。被告は判決を前にNHKの記者の接見に応じ、犯罪に手を染めたことへの後悔を語りました。

フィリピンを拠点とした特殊詐欺グループの幹部、藤田聖也被告(41)は、3年前、東京 狛江市の住宅に実行役が侵入し、90歳の女性をバールで殴って死亡させた事件など、あわせて7件で強盗致死や強盗傷害などの罪に問われています。

検察が無期懲役を求刑した一方、弁護側は「果たした役割は限定的だった」として有期刑を求めています。

藤田被告は判決を前にNHKの記者の接見に応じ、メディアの取材に初めて答えました。

この中で無期懲役を求刑されたことについて、「もともと検察や弁護士からありえると聞いていたので、驚くことはなく、真摯(しんし)に受け止めている。言いたいことはあるが諦めている部分もある」と話しました。

裁判の被告人質問では、2019年にフィリピンに渡航後、FX取引で損失が出たため、知人だった渡邉優樹被告がトップの特殊詐欺グループに加わったことを明かしました。

その後、収容された入管施設で、「ルフィ」を名乗っていた今村磨人被告や、渡邉被告から指示を受けて、強盗事件の指示役を担うようになったといいます。

記者が「どこで判断を間違えたと思うか」と問うと、被告は「ターニングポイントは詐欺を手伝ったところだと思う。FXでマイナスが出たといっても400万円だった。犯罪とは分かっていたが軽い気持ちだった」と答えました。

また、「強盗事件への関与を断れなかったのか」とただすと、被告は「収容所では、犯罪行為への加担を断って、今村被告らに監禁される人を何人も見ていたので、それはできなかった。日本に帰ってから目が覚めたが、当時はまともに考えられる余裕がなかった。本当に申し訳ないと思っている」と述べました。

判決は、16日午後3時に言い渡されます。

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