「イランの過激な論理は大半のイスラムとは異なる」 群馬「正論」懇話会で飯山陽氏が講演

群馬「正論」懇話会で講演するイスラム思想研究者の飯山陽(あかり)氏=2026年6月1日、前橋市(佐藤克史撮影)

群馬「正論」懇話会の第74回講演会が1日、前橋市の前橋商工会議所会館で開かれた。イスラム思想研究者の飯山陽氏が「『イスラムの論理』から読み解く混迷の世界情勢」と題して講演した=写真。

飯山氏は、出光興産の原油タンカーが中東情勢悪化後にホルムズ海峡を通過したことに関連し、英国と対立していたイランから出光のタンカーが石油を輸入した昭和28年の「日章丸事件」が注目され、イラン国内のメディアが親日感情を美化していると指摘。「米国との関係を分断するための狡猾(こうかつ)なプロパガンダ工作だ」との見方を示した。

その上で、世界征服のために核武装を目指すことや、主権を神が握る「主権在神」など、イランの思想を説明。「イランの過激な論理は、大半のイスラム諸国とは全く異なる」として、イランの特殊性を力説した。

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