太平洋戦争時の激戦地・ビアク島で爆発 5人死亡 戦時中の不発弾か
メルボルン=河野光汰
太平洋戦争の激戦地・インドネシア東部パプア州のビアク島で5月31日に爆発があり、少なくとも5人が死亡、複数人が行方不明となった。複数の地元メディアが報じた。地元警察は太平洋戦争時代の不発弾が爆発した可能性があるとみて、詳細を調べている。
地元メディアによると、爆発は海岸沿いの住宅地にある高床式住居の下で発生。現場周辺の複数の住居が大破したという。地元の警察幹部は「太平洋戦争時代の爆弾による可能性が高い」と述べた。
ビアク島では1944年、旧日本軍と連合国軍の間で戦闘が勃発。約3カ月間続き、日本兵約1万1千人が戦死した。現在でも日本兵が潜伏した洞窟などに多くの遺骨が残されており、遺族らによる遺骨収集事業が続いている。一方、戦闘後も残る不発弾や弾薬への対応が地域で課題となってきた経緯もある。
お気に入りのニュースサイトをGoogleで優先的に表示できます。今すぐ「朝日新聞」をかんたん登録