この岩波本の騒動について、アカデミズムにまだギリギリ残っていた時期に
学会発表を行い、論文にまとめていたことを思い出した
今もネットに公開されているのでリンク貼っておきます(院時代の後輩との共同発表です)
事の顛末に触れているのは、p216「2つ目のきっかけは、他の取材者への違和感である」以下の部分
不信感を抱いたのは、シンプルに彼らグループ(共同代表以外)が「調査」と言いながら現場を足を運んでいなかったからで
本文では共同代表の名前を出していますが、最も違和感を抱いていたのは富永京子さんに対してであり、彼女本人にも疑問を伝えました
同じ論文に記載した通り、彼らは結果的に、調査対象者から協力拒否宣言を受けています(※引用元アカウントは現在凍結済み)
そんな人たちの論文を、天下の岩波書店から公刊することの公益性はどこにあったのか
10年経った今も理解ができないままです
なおこのときの騒動については、知人を介するかたちで岸政彦先生にもお伝えしています
「レイシズム/反レイシズム運動のフィールドから ──社会運動調査に求められる倫理的課題──」(『日本オーラル・ヒストリー研究』 第 12 号 (2016 年 9 月))
jstage.jst.go.jp/article/jjoha/
引用
まつおか えり
@osomatu_san
院生だったとき、同じフィールド(ヘイトスピーチへのカウンター活動)で調査していた人たちが岩波書店から本を出して
彼らの調査姿勢に根本的に問題を感じていたので、担当編集に疑問のメールを送り、やり取りしたことがあった
そのときは疑問や怒りを多少なりとも伝えた気になっていたが