3年ぶり開催「足立の花火」に殺到 混雑・暑さ・強風…熱狂の舞台裏
全国で真夏日続出 今年の花火会場の敵は“暑さ”
その思いが届いたのか30日は、全国的に雲ひとつない青空が広がる1日となりました。ただ、気温もぐんぐんと上がり、182地点で真夏日に。東京・練馬では、7月中旬並みの暑さとなりました。 報告・仁科健吾アナウンサー 「午後2時過ぎです。肌を刺すような暑さとなっていまして、手元の温度計は33℃以上と表示されています」 30日午前0時から場所取りをした高橋さん。大きな氷の塊を用意するなど熱中症対策に余念がありません。この日は、30人の仲間のためにお手製の料理も準備しました。 「足立の花火」を毎年鑑賞 高橋さん 「今作って来ました」
「足立の花火」一時“中止基準超えの風” 北日本でも荒天
期待感が高まっていますが、高橋さんには、心配していることがありました。 「足立の花火」を毎年鑑賞 高橋さん 「怖いよね。風が強くなるって朝の天気予報で。去年(中止理由は)風なんでね」 見渡すと、所々でレジャーシートが吹き飛ばされています。大会が中止となる基準の一つは、風速7メートル以上の風が10分以上継続しているということ。午後2時ごろには、付近で7メートルを超える風を数分間観測しました。 「足立の花火」を毎年鑑賞 高橋さん(30日東京・足立区) 「なんかやばいよねこの風。大丈夫これ?」 午後1時ごろ、秋田県の北部、小坂町では、大雨に交じり、ひょうが降り、屋根や地面をたたきつけました。 撮影者 「屋根にバチバチ強い音がした。とにかく音がすごかった。真っ白になってので、まるで花壇に肥料をまいた感じでした」 北日本では、寒気を伴った気圧の谷が通過した影響で大気が不安定になり、青森や秋田では、5月の観測史上1位となる強い雨を観測しました。
2年連続「直前で中止」屋形船は期待と不安
東京都内で作業していた安藤さんは、期待と不安に揺れていました。 屋形船「晴海屋」船頭 安藤慎一さん 「去年も一昨年もですけど、こうやって直前まで天気を確認して、多分大丈夫だろうと思ったら直前で中止になってるんで」 安藤さんは毎年、屋形船の船頭として「足立の花火」に参加しています。番組は、去年も取材していましたが、会場に到着した30分後。 屋形船「晴海屋」船頭 安藤慎一さん(去年5月) 「マジ、なんで!? えっ」 2年連続で乗客に中止を告げることに…。 屋形船「晴海屋」船頭 安藤慎一さん(去年5月) 「ただいま本部の方から開催中止がアナウンスされました…」 心苦しかったのは、料理込みで一人およそ4万円の料金。出港後に花火大会が中止になると、返金できない決まりです。ただ今年も、用意した4隻220人の枠が、ほぼ満席になりました。 屋形船 晴海屋 船頭 安藤慎一さん 「今年こそ、みんなで足立の花火を見ましょう!乾杯!」