安定的な皇位継承と皇族数の確保に向けた「立法府の総意案」が明らかになったのだが、どうも様子がおかしい。
29日付の産経新聞によると、これは衆参両院の正副議長が調整中のもので、「女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案」と「皇籍離脱した旧11宮家の男系男子を養子に迎える案」を基本的に妥当としている。ここまではいい。
だが、立憲民主党などが求める女性皇族の「配偶者と子への身分付与」について、直接言及しないが、状況に応じて必要な措置を取るとの検討条項を附則と付帯決議の双方に明記する案が出ている、という。ここが問題だ。
これでは将来的に「女系天皇が誕生する」可能性を残すことになる。女系天皇については、麗澤大学教授の八木秀次氏らが、初代天皇以来続く「万世一系」の男系継承を破壊し、事実上の「皇統断絶」をもたらすと反対している。