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アルゼンチンが抱える最大のチョークポイントは、国内のエリートや富裕層が自国の通貨や産業を1ミリも信用せず、利益をすべてドル建て資産に変えて海外のオフショア市場へと逃避させていることだ。 国家が経済危機に陥るたびに、IMFから天文学的な巨額の借金を重ねるが、その資金は国内のインフラや製造業のロジスティクスには決して回されない。 IMFから振り込まれたドルは、エリートたちの資産をペソからドルへ安全に両替するための原資として即座に掠め取られ、ウォール街やマイアミのプライベートバンクへと直接流出していく。IMFは文字通り、マネーロンダリングのために兵器化されているのだ。 このプロセスの後に残されるのは、自国通貨がさらなる紙クズへと下落していく現実と、国際金融資本に対する天文学的な負債だけだ。そのコストを物価高や構造的貧困という代償として支払わされるのは、常に現場の市井の国民に他ならない。 リバタリアンを掲げるミレイ大統領が、中央銀行の廃止やドルの法定通貨化、国営企業の全面売却を叫んで突撃している姿は、テレビドラマの型破りな主人公のように、一部の国民に物語的なカタルシスを与えている。 しかし、その実態はグローバル資本に対する国家の無条件降伏以外の何物でもない。 外資規制や関税といった国家の防衛インフラを自らぶち壊させ、剥き出しの搾取システムを構築する――これこそが、かつてジョン・パーキンスらが告発したエコノミック・ヒットマンの古典的かつ最も強力なアルゴリズムである。 ピーター・ティールがアルゼンチンを「Plan B」に選んだ理由は、まさにここにある。 アメリカの内側からの自壊を見越し、すでにニュージーランドやマルタのパスポートをリスクヘッジとしてコレクションしてきたティールにとって、ミレイによってすべての規制が破壊され、グローバル資本(ハイパー・エリート)のルールだけが全能の神として君臨する国となったアルゼンチンは、生身の国民を見捨てて自らの資産とテクノロジーだけを隔離するための、世界で最も居心地の良い、私有化された租借地なのだ。 日本が現在、竹中平蔵のような人物の指導のもとでこれと全く同じスキームを実践しているという指摘は、陰謀論などではない。むしろ、新自由主義のグローバルな構造転換において、完璧に同一のOS(基本構造)が作動していることの決定的な証明である。 日本がこれまで歩んできた道――構造改革、郵政民営化、水道や主要インフラの運営権の外資への開放、そして直近の高市政権による個人情報保護法の抜け穴作りにいたるまで、すべてはイケてる改革という美しい、中空な記号の空砲に包まれて実行されてきた。 現場の官僚が「官邸は目先の物価高対策ばかり気にして、原油不足にどう対応するつもりなのか分からないから動けない」と能動的サボタージュに陥っている間にも、4月の貿易統計が示す「ナフサ輸入量47%減」という物理世界の破綻は確実に進行している。 自国の生命線(エネルギー、産業、医療原料)が内側からスカスカに中空化させられている現実を見ようとせず、日本の政治中枢は、テレビスタジオやYouTubeの密室で身内受けに終始している。彼らの姿勢は、かつてドルを身内に分配して国家を破滅させたアルゼンチンの歴代エリートたちの知性の退廃と、完璧に二重写しになっている。  屠殺場へのルートを自動追従する盤上の駒 ワシントンの主人の戦略と、自国の利己的な統治階級の結託によって、アルゼンチンは自ら進んでグローバル資本の草刈り場となるマイナスのペイオフを志願した。 主人がアメリカを見捨ててアルゼンチンのシェルターへ脱出するためのパスポートをコレクションしているまさにその盤面において、日本はその主人の残した日米安保の絆という幻覚にしがみつき、小泉進次郎のような中身のない自動機械にプロンプトを入れさせ、最前線の鉄砲玉として突撃している。 改革という名の形式的なルールの書き換えに狂奔し、自らの足元にある土台(国家のロジスティクスと国民の生存権)を売り渡してきたツケ。 その因果応報の最終タイムリミットが近づき、システム全体が完全なブラックアウトを迎えるその瞬間、日本は他人のゲームのチップとして、知らぬ間に完全に窒息させられていたという、あまりにも冷酷な事実に直面することになる。
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魔苦斗 -MAKUTO-
@69_makuto
Replying to @zundamochitarou
🇦🇷は自滅したわけではなく、 🇺🇸の工作によって貧困化した。 手法: 1. 政権内部にナウでイケてる経済顧問(エコノミック・ヒットマン)を送り込む 2. 国を守ってきた制度(特に外資規制)を撤廃させる 3. 外資流入で搾取システムを構築 なお、日本には竹中平蔵を送り込んで同じスキームを実践中