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/tachiha/ - たちは板κ

リレー小説用
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4658f4c5 No.1555

b4f9addc No.1571

「初日の出を一緒に見れて嬉しいよ♪」

ここ三年、疎遠になっていた家が隣りで幼馴染みの太刀葉が1週間前のクリスマスから急接近して
今はこうしてまるで彼氏彼女みたいな関係になった。

それは凄く嬉しいのだが…
「清彦も嬉しい?」
太刀葉の紅い目が俺を見詰める。
…太刀葉の目は本来黒目だ。
赤色…紅い目じゃ無い。

そして俺はこの紅い目の持ち主というか…紅い目をした生物を知っていた。

去年の秋に自宅近くの用水路で溺れていたので助けた蛇が今の太刀葉と同じ目をしていた…。

f94247d9 No.1627

助けた蛇は、真っ白な体で、紅い目をしていた事が印象に残っている。
アルビノ、でいいんだったっけか。そんな蛇は、用水路から助けた後、俺の方をしばらく見てからどこかに消えていった。
ただそれだけの事なのに、妙に印象深く覚えてしまっている。

「清彦? どうしたの、ぼーっとしちゃって?」

気付くと、太刀葉が俺の顔を見ている。紅い目が俺を見詰ている。

「あぁ、いや、その…。俺も太刀葉と一緒に見られて、嬉しいよ」
「良かった♪ そう言ってもらえたら、こうして着飾った甲斐があったなぁ♡」

少しだけ狼狽えつつも、きちんと言葉を返すと、太刀葉も嬉しそうに笑って、俺の腕に抱き着いてくる。
柔らかい太刀葉の感触に、少しだけ罪悪感を覚えて…、

#A:「お前は誰だ」と太刀葉に問う
#B:気付かないフリをする

7c5040bb No.1633

#申し訳ありません。 No.1627様。
#続きがボット扱いされて弾かれて書けなかったのですが
#清彦は衰弱した白蛇が回復するまで1ヶ月飼育して、元気になったところで助けた場所近くで野に返した設定でお願いします。



本来自然の河川なら蛇は泳ぎが得意なため溺れたりはしない。
だが整備されたコンクリート製の用水路では違う。
直線で流れが速く、またどこまでも真っ直ぐな用水路では蛇が足掛かりに登れる草木も石も杭も無い。
結果、泳ぎ疲れ体力を失い流され溺れるのだ。

たまたま部活(生物部)で1人で地域の水辺の生き物の分布図や種類の調査で用水路に行った時に救出したのだ。
俺は爬虫類好きで自宅にボールパイソン等の蛇を数匹飼育していたので
衰弱しきって餌も捕れない白蛇をそのまま放っても死んでしまうのでこっそりと自宅に連れ帰り
冷凍マウス等を与え、元気に回復するまで飼育した。
「君はオスのアオダイショウか。カラスヘビの逆バージョンだな。
はやく元気になれよ。そうしたら元の場所近くに戻してやるからな」

そんな風になぜか語り掛けながら面倒をみた。
白蛇は部屋にいる時はなんか俺の方をよく見ていた感じがする。
特に自室から太刀葉を見掛けた時の俺の様子を熱心に見られていたような?
まぁそれは気のせいだと思うけど。

そうして1ヶ月もすると完全に回復、快復して元気になったので
救った用水路のすぐ近くの無人の小さな神社の木々が生い茂るところに放したのだ。

bed71a82 No.1634

#A:「お前は誰だ」と太刀葉に問う


このまま気付かないフリをすれば急速に近づいたこの関係が続き………
いや。さらに発展する可能性だってあるかも知れない。

だがもし…あの時の白ヘビが…清丸が憑依しているとかなら太刀葉を解放しなければならない。

いや、いったいなぜ憑依とか白ヘビの清丸が乗り移っているという突飛な発想をしたのかわからない。
まぁ俺がTSFのサイトをチェックしているからだからかもしれないけど、アレはあくまでフィクションだからだ。

太刀葉と初詣に向かう途中、周囲に誰もいないタイミングで
「身体は太刀葉だけどあなたは本物の太刀葉じゃないよね?

「お前は誰だ?」」

afe5d007 No.1635

太刀葉は一瞬ドキッとしたように見えたが
「何を言ってるの?どこから見ても清彦の幼馴染みの藤乃木太刀葉でしょ?」
と笑う。

俺も「そうだよね。新年そうそう寝惚けて変なこと言ってる」って笑おうとしたが…。

bed71a82 No.1636

「………清丸?」

と呟いた瞬間、太刀葉は歓喜の笑みを浮かべて思い切っり抱きついてきた!!

ec47c5a9 No.1638

>No.1571
#了解いたしました。
#文章をまとめる事がありましたら、そのようにさせていただきます。

「ようやく気付いたか、清彦よ…♡」
「た、太刀葉…っ!?」
「太刀葉ではない、清丸だ。清彦が付けてくれた名前を、もう一度呼んでくれたな」

まさか、本当にさっき考えたその通りなのか?
吐息がかかりそうなくらいに近い距離で、太刀葉は…いや、清丸は彼女の顔で微笑む。

「あの時衰弱し、溺れそうになっていた我を助けた事、忘れていないぞ。感謝してもしきれん程だ」
「ちょ、ちょっと待ってくれ、本当に清丸…、なのか?」
「その通り。清彦が助けた、あの白蛇だ」

すると、太刀葉の顔の横から、清丸の顔がするりと現れた。息を飲み、少し体を離すと、晴れ着を着た太刀葉の身体に清丸が登っていた。

「ありがとう、清彦。あの時伝えられなかった言葉を、改めて伝えられる。その為、この娘の身体を借りたのだ」
「太刀葉の身体を借りたって…、なんで、そんな事を…?」
「何もおかしなことはない。蛇の身では、人の言葉が使えなかった。文字も使えなかったゆえにな」

平然と、太刀葉の口を借りて清丸は言葉を続ける。

ec47c5a9 No.1639

「それに清彦が、この娘に懸想していたのは知っているし、詳しい話は他の蛇たちからも聞いている。
 やはり感謝の言葉を伝えるためにはこの娘、太刀葉に成った方がいいと考えたためだ」
「それで太刀葉になったのか…?」
「うむ。そこが何か問題だったか?」

頭が混乱し、言葉がうまく出てこない。
まさかさっきの考えが本当だったことに驚きながら、俺はそれでも太刀葉、清丸に質問を投げかけた。

「…太刀葉は、大丈夫なのか? それに、身体を奪って無理矢理行動させてないか?」
「やはり、清彦は太刀葉の事が大切なのだな。その優しさは天性のものだ。だから好きになったのだ」

清丸が、するりと着物の中に入ると、太刀葉が優しく微笑んで、俺の腕に抱き着いてくる。
そのまま体を寄り添わせて、清丸は俺に話す。

「さて、清彦の疑問に答えねばなるまい。この身体、太刀葉の事だが…」

>太刀葉は~
#A:意識は眠らせた状態で憑依している
#B:憑依して太刀葉と精神的に融合している
#C:寿命で早逝した所に憑依している

>清彦と疎遠になった理由
#1:清彦と一緒にいる事が恥ずかしかったから
#2:好きな男性ができたから
#3:清彦の事をうざったいと思い始めたから

afe5d007 No.1640

>太刀葉は~
#B:憑依して太刀葉と精神的に融合している

>清彦と疎遠になった理由
#1:清彦と一緒にいる事が恥ずかしかったから

「心は今は我と一緒にいる。表に出ているのは我だが。我が太刀葉の身体を借りている形だが、我の行動は一応太刀葉本人承認を受けておるぞ。
恥ずかしがってはいるが」
「えぇっと…太刀葉本人に代われる?」
「うむ…ほら、念願の清彦と……………そうか。なら我が代わりに……わかった。
恥ずかしくて少し待っていて欲しいそうじゃ。
なにしろ本人は3年振りになるそうじゃからな。
清彦を我と同じくらい好いとるのに中学生の頃、同級生にからかわれて恥ずかしくて距離を取ったら、取り戻し方がわからなくなり
ずっと後悔したまま神社⛩️に仲直りの祈りに来て、我を自分の身体に憑依させ我に清彦との仲を取りなして貰うのを受け入れるほどにな」
「そうだったのか。俺が何か太刀葉にやってしまったんじゃないかとの思ってたけど、そうじゃなかったのならよかったよ。
太刀葉。気付いてやれなくてゴメンな」

0cc68ba3 No.1664

その瞬間、こちらを見つめる太刀葉の瞳が、黒になった。

「うぅん…、こっちこそゴメンね、清彦君…。私が勝手に恥ずかしいからって、距離を取って…」
「いいんだよ、太刀葉。こっちこそ、俺の方から声をかけに行けなくてゴメンな」
「私たち、おんなじこと言ってるね…」
「はは、そうだな…」

恐らく太刀葉が内側から出てきたのだろう。清丸の時とは違う雰囲気、俺がよく知る太刀葉の雰囲気を纏い、うつむきながら謝ってきた。
とはいえ俺も謝られるより謝りたいので、お互いに謝罪しあう事になったけど。

すると再び、太刀葉の瞳が紅くなり、清丸が主導権を握ったようだ。

「では良いな、太刀葉。清彦と仲良く暮らすといい…」
「ありがとう、清丸。苦労をかけたね」
「よいのだ。では、さらばだ清彦…」

どうやら清丸が離れようとしているようだ。俺は清丸に再度礼を言い、その手を握る。

「……………………、あれ?」

なんだって?

「すまん清彦。出られん」

なんだって?

0cc68ba3 No.1665

「すまん、我は確かに神なのだが…、その、なんだ。寂れた社に祀られた神ゆえに、あまり力が強くないのだ…。
 太刀葉の願いを叶えるために憑依したが…、出られぬほどに力が弱まっているようだ…、本当にすまない…」
「えぇっ!? ってことは、ずっと太刀葉に憑いたままなのか!?」
「ま、待て! 方法はある! 神としての信仰を受けられれば、力を取り戻して憑依の解除もできる!」
「そ、そうか…」

一瞬驚いてしまったが、分離できる手段もちゃんとある事に、胸をなでおろす。

「それじゃあ、力を取り戻す方法は…、具体的にはどうすればいいんだ?」
「簡単に言えば…、清彦が我を野に返した場所の付近に、小さな神社があっただろう? あそこに人が来るようになればいい」

清丸曰く、神様は人間からの信仰心が自分のエネルギーになるらしい、とのことだ。
今の清丸は燃料不足で、太刀葉から離れるための力を使えない。

「…つまり、地球から飛び立つための燃料がないロケット、みたいなものか?」
「それに近い。神は人間の信仰心、『神を信じる力』を糧としている。太刀葉が参拝に来たのも、実に3年と10ヶ月ぶりだったからな」
「ってことは…、太刀葉の願いを聞いたのも、かなり無理をしてたのか」
「実はな…。それでも、我を助けてくれた清彦の為を想い、いま出来得る限りの事をしたつもりだ」

0cc68ba3 No.1666

「そうだったのか…、苦労を掛けたね、清丸…」
「構わんよ。我を助けた清彦の為だ、いくらでも無茶をするとも」

そう言って清丸は、太刀葉の身体で笑ってくれる。俺の不安を吹き飛ばさんとするように。
俺はもう一度清丸を助けるために動こうと決めた。清丸を助けて、太刀葉とまた一緒に学校に行ったり、遊んだりするために。

「…それとだ、清彦。もう一つ良くない話がある。聞いてくれるか?」
「どうしたんだ、清丸」
「太刀葉の身体に我が憑依をしているのだが、時間をかけてしまえば、我と太刀葉の魂が融合してしまう。そうなれば分離も意味はない。
 なるべく魂が融合せぬように、神力で太刀葉の魂を守るが、それでも出来るのは一ヶ月だ」
「…難しい事は後で改めて聞くとして、一ヶ月がタイムリミットということだな?」
「うむ。節分が来る頃には、もう我と太刀葉は一つの存在になってしまっているな」

きっと太刀葉も驚いているだろう。自分の願いの結果、そうなってしまったのなら、驚くことしかできない。

「…わかった。具体的には、あの神社に人が来るようにすればいいんだな?」
「そうなる。…すまぬ清彦。面倒な事を任せてしまって……」
「いいよ。気にしなくていい。…俺は頑張るよ、清丸」

そう言って俺は太刀葉(清丸)をそっと抱きしめ、安心させるように背中を撫でる。
あと一ヶ月。その為には……、

#A:神社の周りを綺麗にしよう
#B:神社がここにある、というPRをしよう
#C:その前に、そういえば清丸ってオスだったよな?

b8adead5 No.1668

#C:その前に、そういえば清丸ってオスだったよな?

「変な事聞いてもいいか?答え辛かったら言わなくてもいいからさ」
「うむ。清彦の質問だからな。極力答えてしんぜよう。申してみよ」
「清丸ってオスだったよな? 
蛇の身体とは違うから起こらないかもしれないけど太刀葉の…女の子の身体だから異性の身体になったことによる性欲とか湧いたりしないのかな?」

俺がTSFのサイトをチェックしているからだからかもしれないけど、俺が太刀葉の身体だったら間違いなくエッチなことするだろう(苦笑)

7d14ea63 No.1692

「もちろん湧くぞ。我はオスだが、清彦の事を好いている」

清丸は身体を寄せてきて、じっと紅い瞳でこちらを見てくる。
ヤバい、太刀葉の身体を使ってるから、かなり緊張してしまう。

「それに清彦がこういう…、オスがメスの姿になる類の話が好きな事は、一ヶ月見ていてわかっている。他の者達からも聞いたのでね」
「まさか…、他の蛇たちも知ってるのか?」
「勿論だ。みな、清彦の事を好いている。何かあれば清彦の為に動くと言ったもの達ばかりよ」

ぐあぁ! まさかみんなに見られていたなんて…!

「それにな」
「…っ!」

太刀葉(清丸)の顔が、俺の顔に近づけられ、その近さに思わず息を飲んでしまう。

「こうしてメスの、太刀葉の身体になって清彦と向き合うと、心臓が高鳴るのだ。太刀葉の想いもあるが、我も清彦を好いているよ。愛していると言ってもいい」

鼻先が触れ合う位に近い顔に、俺は驚きと共に心臓が高鳴る。

「我は清彦と接吻…、キスをする事にも躊躇いはない。もちろん交尾もしたいほどに愛している」
「でも…、身体は太刀葉の物だから…」
「わかっている、2人が嫌がる事をするつもりは無い。合意の上でなら、という事だ」

清丸は身体を離して俺の隣に移り、少しだけからかうように笑う。

7d14ea63 No.1693

「勿論、清彦と太刀葉さえ良ければ、このまま姫始めを行ってもよいが…」

その、あまりにも魅惑的な誘いに、俺は少しだけ唾を飲んでしまう。

「う…っ、い、いや、ダメだろ…、まだキスもしてないんだぞ…?」
「確かにそうだったな。では…、今、するか?」

太刀葉の指が、彼女の唇をそっと撫でる。ピンク色の、ぷるんとした唇に触れたら気持ちよさそうだなと思って、少しだけ誘惑に負けそうになるが、

「い、いや…、我慢するよ。ちゃんと太刀葉とキスしたいから」
「そうか。清彦は欲がないな」

ちょっとだけ清丸が不貞腐れたような感じがしたので、俺は清丸の手を取る。

「でも、ありがとう清丸。清丸なりに俺の事を想ってくれてるなら、とても嬉しいよ」
「よいのだ。神の命を助けた者の為なら、如何様なことだってしてみせよう」

太刀葉の顔で妖艶に笑いながら、俺達は初日の出を背にして、自宅に戻る。

さて、清丸が力を取り戻すために、神社に人を集めないといけないのだが…、どうするか。

神社の周りを綺麗にして人が来れるようにして、
神社の事を周辺の人に知らせる必要もある。
あとは諸々の事をやる為の人でも必要だが…、

TSF作品とかなら、俺が皮をかぶってTS美少女になって、太刀葉と一緒に巫女をするとか…。
清丸が蛇な事もあるから皮でのTSに考えが行ったが、その皮をどうやって調達するかは考えないでおこう。

とりあえず三が日の間に、神社は綺麗にしておきたいなと思った。

421fc8dc No.1702

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石段周りの清掃をしていると大学生くらいの男性が通り掛かった。
こちらを見て
「巫女さんがいるってことはこの上に神社があるの?」
「はい、この石段の先にあります。巫女のおr、わたし達がいるのは冬休みの期間限定ですが」
「へぇ~、せっかくだから参拝していこうかな」
「ありがとうございます♪こちら縁結びや恋愛成就のご利益がありますよ♪
私の先輩が実際叶いましたから」
「良い事教えてくれてありがとう。実はこの後好きな人に告白する予定だったんだ。参拝していくよ」
「ではこちらにどうぞ♪」
境内まで男性を案内した。
よし、やはり可愛い巫女さんの宣伝効果と集客力は抜群だな♪

421fc8dc No.1703

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御守りも購入してもらった。
男性を見送ると巫女さん姿の太刀葉(清丸)が来た。

421fc8dc No.1707

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周囲を見渡し境内に俺と太刀葉(清丸)しかいないことを確認すると

「清丸〜〜〜。俺、ちゃんと詩織ちゃんに見えてた?詩織ちゃんらしく振る舞えてた?変じゃなかった?」

今の俺は太刀葉を慕う後輩の詩織ちゃんの姿を、身体を借りていた。
太刀葉の身体の清丸は太刀葉を物凄く慕う後輩の詩織ちゃんに巫女さんのアルバイトをお願いした。
即答で引き受けてくれたのだが巫女さん姿の太刀葉(清丸)が珍しいのか、ずっと付き纏い太刀葉(清丸)が先に音を上げた。

先に俺の高校の友人達にお願いして数人に参拝して僅かに得られた信仰パワーを神通力に変え、巫女さん姿の詩織ちゃんを皮にした。
やはり清丸はヘビだけに脱皮のイメージがしやすく、俺に詩織ちゃんの皮を着させて詩織ちゃんに変化(ヘンゲ)させたかったようだ。

俺の性癖も満たすことも兼ねて。

#ちなみにこの後、詩織ちゃんは元に戻ってます。記憶も改竄されてます。
#巫女さんのバイト開始で巫女服に着替え終えたと同時に皮になり、清彦が着て、バイト終了して清彦が巫女服ごと詩織ちゃんを脱ぐと元に戻ります。巫女服から制服や私服に着替えるのは詩織ちゃん本人。
#なので清彦は巫女服を着たり脱いだりしなくて済みます。助かったような、女の子の身体で着替えイベント発生しなくて残念なような、ちょっと複雑な心境の清彦。

d3b180c4 No.1728

「大丈夫だ。ちゃんと詩織に見えていたぞ。太刀葉もそう言ってる」

太刀葉の身体の清丸は詩織ちゃんの身体の俺を抱きしめ頭を撫でてくれる。

俺の本来の身体なら身長175cmで160cmの太刀葉より高いのだが、小柄で身長が150cmほどの詩織ちゃんの身体だと太刀葉より小さいので
頭を撫でてくる太刀葉(清丸)のお姉さんらしさや包容力がハンパない!
また皮になっている詩織ちゃんが、慕っている太刀葉に頭を撫でられて嬉しくないハズがないからか、今の俺は心底歓喜に満ち溢れ身体を震わせてしまう。

b54d5191 No.1775

「しあわせ〜♪ はっ!そ、そうか。ならよかった」

思わずこのままずっと、よしよしされていたいって思ってしまった。

86aba7d8 No.2127

太刀葉(清丸)の優しい手が頭を撫で続けていると詩織ちゃんの身体にいる俺はますます幸福感に浸ってしまう。
心が震えるのは詩織ちゃんの慕情が俺に伝わっているからかもしれない。
少し照れくささを感じながらも、つい「清丸、もっと…」と小さく呟いてしまう。
すると太刀葉(清丸)がクスッと笑い、「清彦、詩織の気持ちがそんなに嬉しいか?」とからかうように言う。
紅い瞳が一瞬輝き、すぐに黒い瞳の太刀葉が表に出てきた。
「清彦君…私も、こうやって近づけるのが嬉しいよ」と、彼女の声が少し震えている。
どうやら太刀葉自身もこの状況に戸惑いながらも喜びを感じているようだ。
その時、遠くから参拝客の足音が聞こえてきた。

86aba7d8 No.2128

清丸が再び主導権を取り戻し
「清彦、詩織として参拝客を迎える準備をしよう。信仰心を集める時間が貴重だ」
と冷静に提案する。

俺は頷き、詩織ちゃんの皮を着たまま巫女の役割を続ける準備を始める。
太刀葉(清丸)の言葉に背中を押され、参拝客を迎えるために気持ちを切り替える。
遠くから近づく足音が少しずつ大きくなり、冬の冷たい空気の中でも心は熱くなっていく。
太刀葉(清丸)がそっと俺の肩に手を置き
「清彦、詩織として自然に振る舞えれば十分だ。信仰心は少しずつでも集まればいい」
と励ましてくれる。
紅い瞳が再び見え、彼女の神としての気配を感じながら俺は深呼吸して詩織ちゃんとして笑顔を作る。参拝客が境内に入ってくると詩織ちゃんの明るい声で
「お待ちしてました!こちらでご祈祷いたします♪」
と声をかけ、太刀葉(清丸)も一緒に案内を始める。
参拝客が少しずつ増え境内が賑やかになる中、清丸が俺に耳元で囁く。
「この調子なら信仰心が集まりそうだ。もう少し頑張ろう、清彦。」
俺は頷き、詩織ちゃんの姿で精一杯振る舞いながら内心で一ヶ月後の期限を意識する。
神社をさらに盛り上げるアイデアを考える時間も必要だな、と感じながら次のステップに備えるのだった。

d760a45d No.2378

続き読みたい

92bb8261 No.3171

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#参拝者には立派な神社⛩️に見えてますが、実際は小さな鳥居⛩️と祠です。

dc62e13b No.3172

​参拝客の足音が完全に途絶え、冬の冷たい風が木々を揺らす音が境内に戻ってきた。
夕闇が迫り、石灯籠の影が長く伸びる中、俺と太刀葉(清丸)は社殿の前でようやく一息つく。
​「ふぅ。結構、来てくれたな」
​詩織の小柄な身体は、慣れない立ち仕事と気配りで、俺の本来の身体以上に疲れを感じているようだ。
つい、詩織らしい仕草で肩を回してしまう。
​「お疲れ様、清彦。いや、今は詩織と呼ぶべきか?」
​太刀葉の身体が、清丸のゆったりとした所作でこちらに歩み寄ってくる。
紅い瞳が、夕暮れの中で怪しく、かつ優しく光った。
​「どっちでもいいよ。中身は俺だって分かってるんだろ?」
「そうだな。だが、その小さな身体で一生懸命に愛想を振りまく姿は、見ていて実に微笑ましかったぞ」
​清丸が太刀葉の手を伸ばし、また俺の頭を撫でる。
詩織の身体が本能的に「大好きなお姉様」を求めて、無意識に擦り寄ってしまう。
​「あ、これ、俺の意思じゃないからな。詩織の身体が勝手に反応してるだけだから!」
「分かっている。だが、清彦自身の魂も、満更ではないようだが?」
「それは。その、太刀葉の姿でそんな風に優しくされたら、誰だって」
​俺が顔を赤らめると、不意にその瞳から紅い色が引いた。
​「清彦君、本当にありがとう。私のわがままのせいで、こんな格好までさせてしまって」
​太刀葉の声だ。
彼女の申し訳なさそうな、けれど慈愛に満ちた響きが胸に染みる。
​「太刀葉。気にしないでくれって。俺も、その、詩織ちゃんの姿になるのは、嫌いじゃないし。それに、太刀葉とこうして一緒にいられるなら、何だってするよ」
「うん、私も、明日もまた君の隣にいたい。だから」
​再び瞳が紅く染まり、清丸が戻ってくる。
​「だから、明日は今日よりも多くの信仰を集めねばな。太刀葉も、我と一つになるのは清彦への独占欲としては悪くないと思いつつも、やはり『自分』として清彦に抱かれたいと言っておる」
「ちょっ、変な言い方すんなよ!」
「事実だ。さあ、そろそろ下山して詩織を『脱がせて』やらねばな。あまり長く借りていては、彼女自身の魂に影響が出る」
​清丸(太刀葉)が俺の手を握る。
その掌の柔らかさは太刀葉のものだが、握る力の強さは神としての清丸の意志を感じさせた。
​「明日はもっと効率よく集客する策を練ろう。明日も、頼りにしているぞ。」
「ああ。明日も頑張ろう、清丸。太刀葉もな」
​二つの魂を宿した幼馴染と、一人二役の俺。
一ヶ月というタイムリミットを抱えながら、俺たちは並んで石段を降り始めた。

7809487d No.3180

スマホの画面を覗き込むと、とんでもないことになっていた。
昨日、参拝に来た大学生や近隣の若者たちが投稿した写真が、「奇跡の巫女姉妹」というハッシュタグと共に爆発的に拡散されている。
「清丸、見てくれ。これ、いわゆる『バズってる』状態だぞ」
詩織の姿のまま、俺は太刀葉(清丸)に画面を見せる。
そこには、凛とした美しさを持つ太刀葉(清丸)と、小動物のように愛くるしい笑顔を振りまく詩織(俺)が、夕暮れの拝殿をバックに微笑む写真が何枚もアップされていた。
「この四角い板の中に、我らの姿が収まっておるのか。そして、これを見た者たちが我に想いを馳せている。なるほど、現代の『信仰』とは、光の粒となって空を駆けるのだな」
太刀葉の紅い瞳が、面白そうに細められる。
「コメント欄が凄いぞ。『リアル神木ヒロイン』とか、『この神社どこ? 聖地巡礼確定』とか。中には『姉巫女様の冷ややかな視線に射抜かれたい』なんて物好きもいるな」
「人の業はいつの世も変わらぬ。だが、その邪な視線も、我にとっては等しく力の糧よ。清彦、見ておれ」
清丸が太刀葉の身体で指をパチンと鳴らす。
その瞬間、境内の空気がわずかに震え、木々がザワザワと騒ぎ出した。
「力が……戻ってきているのか?」
「うむ。この数時間で、数年分の信仰が一気に流れ込んできた。太刀葉の魂を保護する力も強まったぞ。だが、これだけではまだ足りぬ。魂を完全に分離し、我を社へ戻すには、さらに大きな『うねり』が必要だ」
すると、石段の下から賑やかな話し声が聞こえてきた。
まだ朝の早い時間だというのに、早くも数人の男性グループが息を切らして登ってくる。
「いた! 本物だ! 写真より全然可愛いじゃん!」
「あの、すいません! お守りってまだありますか!?」
俺は詩織の意識に引っ張られるように、自然と頬を緩めて駆け寄った。
「はいっ♪ おはようございます! ようこそお参りくださいました。お守りはあちらの授与所に準備しておりますね♡」
内面では(俺、何やってんだ)と激しい羞恥心に襲われながらも、詩織の身体は完璧な「愛され巫女」を演じきっている。
その様子を背後で見ていた太刀葉(清丸)が、静かに、しかし威厳のある声で参拝客を促す。
「順にお並びなさい。神の前では皆平等。焦らずとも、福は逃げはせぬ」
そのミステリアスな雰囲気に、若者たちは一瞬で静まり返り、畏敬の念を込めて列を作り始めた。
信仰心が目に見える光の粒子のように清丸へと吸い込まれていくのが分かる。
昼過ぎ、ようやく人の波が途切れたタイミングで、俺たちは境内の隅で座り込んだ。
「清彦。詩織として振る舞うのも、板についてきたな」
「もう、自分でも自分が分からないよ。でも、これで清丸と太刀葉が助かるなら、SNSの祭りだって利用してやる」
俺はスマホを手に、ある「仕掛け」を思いつく。
「ねぇ、清丸。明日……もしよかったら、太刀葉の意識ももっと表に出して、二人で『仲良し姉妹のライブ配信』みたいなこと、やってみないか? もっともっと、遠くの人にもこの神社を知ってもらうために」
太刀葉の瞳が、一瞬だけ本来の黒に戻り、潤んだ瞳で俺を見つめた。
「清彦君。私、恥ずかしいけど……君と一緒に頑張りたい。清丸様も、それが一番の近道だって言ってるわ」
一ヶ月の期限まで、あと少し。
ネットの熱狂は、俺たちの運命を大きく変えようとしていた。

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ちなみに詩織ちゃんの意識は
「太刀葉先輩と!? は、恥ずかしいけど嬉しいよぉ~♡♡♡」
である。

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「よし、それじゃあ配信の構成を確認するぞ。清丸、いいか?」
詩織の姿の俺は、手元のメモ帳を広げて太刀葉(清丸)に向き合った。
中身は男の俺だが、この小柄な身体で一生懸命に仕切っている姿は、客観的に見れば「背伸びしている妹」そのものだろう。
「うむ。清彦よ、その『てぃっくとっく』というやつで、我が直接民草の願いを聞き届ければよいのだな?」
太刀葉の身体を借りた清丸は、どこか楽しげに紅い瞳を輝かせている。
「そう。名付けて『リアルタイム神頼み』だ。コメントで流れてくる願い事を、清丸がその場で読み上げて祈願する。ネットの向こうの連中にとっては、自分の名前を巫女さんに呼ばれるだけで、ただの視聴が『信仰』に変わるはずだ」
「なるほど、効率的だ。だが清彦、そなたの方はどうするのだ? 姉妹の仲良しトーク……と言っていたが」
「そこが肝心なんだよ。俺……いや、詩織は、清丸(太刀葉)にベタベタに甘える役をやる。清丸はちょっとクールなお姉様って感じで。ネットの連中は、そういう『尊い』関係性に弱いんだ。ついでに『このお守り、お姉様とお揃いなんです♡』って宣伝すれば、遠方のやつらも郵送で欲しがるはず」
すると、太刀葉の瞳がふっと黒に戻り、彼女自身の声が漏れた。
「えっ、清彦君、私に甘えるの? 配信で、みんなが見てる前で?」
「あ、太刀葉。そうなんだ。恥ずかしいとは思うけど、詩織の身体が勝手に反応しちゃう部分もあるから、それを逆手に取るっていうか……」
「う、うん。清彦君がそう言うなら、私、頑張る。お姉ちゃんっぽく、清彦君を可愛がればいいのよね?」
太刀葉が顔を赤くしながらも、やる気を見せてくれる。そこに清丸がまた割って入った。
「くふふ、太刀葉よ、案ずるな。甘えさせるのは我の得意分野だ。清彦、そなたが詩織の魂に流されて、我の胸に飛び込んでくるのを楽しみにしておるぞ」
「ちょっ、清丸! 職権乱用するなよ! ……とにかく、神社の歴史や白蛇の伝説もちゃんと紹介して、ただのアイドル配信じゃないってところも見せないと。あ、そうだ。清丸、配信の最後で『もっと力を……信仰を……』って、ちょっとミステリアスに締めてくれ。そうすれば、もっと参拝客が来るはずだ」
「承知した。我を助けた清彦の願いだ、最高の『演舞』を見せてやろうではないか」
俺はスマホを三脚にセットしながら、深く息を吐いた。
「よし。一ヶ月のタイムリミットまで、あと少し……。この配信で一気にブーストをかけるぞ。準備はいいか、太刀葉、清丸?」
「ええ、いつでもいいわ、清彦君!」
「準備万端だ。さあ、現代の祭りを始めようぞ!」
俺は配信開始のボタンをタップした。画面の向こうで、待機していた視聴者の数が一気に跳ね上がっていく。

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まだ未定ですが、いずれ清丸たちのいる神社に (別記事でリレー小説として描かれているほうの) 詩織ちゃんがそちらへ参拝に訪れる予定



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