五十八話 連鎖 このターン中、このカードの前に発動されたカードが設定した数以上の場合発動できる



 店長の顔、正確には目から血が出た。

 そうしたならどうするか?

 決まっている。


「びょ、病院~~!?」


「救急車呼ぶか」


「あ、大丈夫。意識あるし、たまに起こることだからいつもの」


「――お医者様に見てもらいましょう、そうしましょう!!」



 病院にいくのである。



「病院いってください」


「はい」


 なので店長はタクシーに乗せられて病院にいった。

 ユウキちゃんとサレンも付き添いで乗っていった。

 残されたのはガランとしたMeeKing。

 残ったのは店番の自分、あと付き添わなかったマリカ。


 そして、フリースペースで缶コンポタージュを飲んでいる傷有りスカーだけである。


「……」


「……」


「……」


 沈黙が痛い。

 店は一応オープンしてるんだが、こんな時に限って誰もこない。

 店番なんかせずに店長に付き添いしたほうがよかったか? と思うんだが、タクシーにわざわざ四人も乗るのは非常識だったので乗れなかった。

 マリカは一応付き添うか迷ってたんだが、サレンになんか言われて店に残った。


 そんでスカーは、なんか店に備え付けの自販機からビタミンCが取れそうな奴を飲んでいる。

 こいつ、真っ黒い格好してるのにコーヒーは飲まないのか?


 と思ってたらスカーが口を開いた。


「……失礼」


「うん?」


 何も持っていない片手を上げる。


「物を取り出していいか」


「あ、はい」


 一言こちらに断りを入れてからスカーが取り出したのは小さな一枚の紙だった。

 スッと慣れた手つきでテーブルの上を滑らせて、俺はそれを見た。


「これは?」


 カードかと思ったが、名刺だこれ。


「己の連絡先だ。繋がらなくても留守録にでもいれておいてくれれば掛け直す、地柩セト殿にそう伝えておいてくれ」


「これはこれはご丁寧にどうも」


「ではな」


 そういってスカーが立ち上がる。

 何をする気だ? と思ったら、こちらをじっと見て。


「そうだ、この付近にファミレスはあるか? 出来れば24時間やっている店だとありがたいが」


 え。


「もしかしてぇ、そこで時間潰すつもりぃ? 店長が戻ってくるまでー」


「そうだが?」


 マジか。


「まだセト殿に詳細な情報を伝えきっていない。今後の用心と対策のためにも改めて出直すのが筋というものだろう、少年。セト殿が戻ったら連絡をしてほしい」


 では、といってデッキケースを丁寧に懐に仕舞って端っこに置いてあったギターケースを背負おうとするスカー。


「待った」


「なんだ」


「闇ファイター……”101人目”って奴について教えて欲しい」


「フツ兄?」


 二人の怪訝そうな顔。

 そうだろう、いきなり横から首を突っ込んでるようなもんだ。


「それならセト殿に伝えるが」


「それは当たり前だ。だが二度手間になるのは承知で教えて欲しい」


「何故?」


 ……本当に丁寧な奴だな。

 殆ど背景に過ぎねえ俺なんて話す必要はないってあしらえばいいものを。

 だから俺も率直に理由を答えた。



「店長やユウキちゃんたちが出会う前にぶちのめしておきたいからだ」



「ッ」


「わぁ」


「出来ればだけどな。いざ遭遇したって時にうっかりトドメを刺し忘れてましたとかは避けたいんで、外見だけでもわかれば教えてくれ」


「……相手は顔差しネームドだぞ。お前も闇ファイターに恨みでもあるのか?」


「女子供に、闇ファイターなんてカスとファイトさせたらだめだろ」


 なんで驚く?

 いや普通だろ、これまで遭遇した連中9割以上イカれたぞ。頭エロゲだったりしたしよ。


「フツ兄らしぃ」


「かなり物騒な思考なのは自覚してる」


 これまで鍛え上げたデュエルマッスルのせいだろうか。

 大体の暴力的なことはまず殴ってから制圧すればいいだろってナチュラルに考えている自分がいるぜ。

 俺がおかしくなったのか、それともカードゲームに支配されてる世界が物騒なだけなのか。

 多分後者だろ……多分。


「そうじゃないよー」


 なんか苦笑いをしている妹分に、首をひねる。

 が、まあいい。

 

「というわけで出来れば先に知っておきたいんだが、だめか?」


「いや……そういう理由なら構わん」


 何故か苦笑い。

 これまで無愛想な真顔だったのに初めて表情を変えてスカーは苦笑してた。

 そんなおかしいこといったか?


「しかし覚悟してくれ」


 口元に手を当てて、スカーは真顔に戻った。

 そして、俺とマリカに交互に向けて言った。



「これから話す奴は――








 ◆




 大きな病院の待合室。

 たくさんの人が並んで座っていて、携帯ガラケーも使っちゃいけないから本を読んでる人がちらほらいるのが少し新鮮だった。

 私、ずっと元気だから病院ってきたことないだよなぁ。

 キョロキョロと見てたら、なんかサレンさんに鼻を摘まれて止められたのにぺしぺし叩いて抗議する。


「あ、店長だ」


 サレンさんが反応して、遅れて私も目線を追って気付いた。

 診察を受けてたセト店長が戻ってきた。


「店長大丈夫だった?」


「血は止まったよー。ちゃんとお薬も貰ったから」


 その顔は普段かかってる前髪がズレて、眼帯がつけられてた。


「なんで血が出たんです?」


「あーお医者様が言うには極度のストレスで、毛細血管がちょっと破れて血が溜まったんじゃないかって」


「大丈夫なんです? それって手術とかそういうのは」


「しないしない、内服薬だけで大丈夫だって」


 よかったぁ。


「店長、これまで薬使ってなかったの?」


「んーもう何年もなかったからね。すっかり使い切って治ったつもりだったからさ」


「これだから素人の判断はダメ。ちゃんと医者の指示には従うべき」


「サレンちゃんには言われたくないんだけど??」


「どっちもどっちだと思う」


 と、健康優良児の私は思うのであった。


「でも右目大丈夫です? 眼帯とかしてたら見えないし」


「ああだいじょうぶだいじょうぶ。


「えっ右目が見えてないって……」


 そんな時だった。

 ふっと視界に影がかかったと思ったらサレンさんが立ち上がっていて。



「失礼。地柩セトさんですね?」



 見覚えのない糸目の、身体の細いスーツ姿の男性が側に立っていた。

 その横にはどっかで見たことがある気がする同じようなスーツ姿の女性もいた。


「貴方たちは……」


「どーも、こういうものです」


 そういって少しだけ開かれたスーツの襟から見えたのは、テレビで見たことがあるような手帳。


 警察手帳だった。




 ◆





 ここでは話しづらいということで向かったのは中庭だった。

 常磐市で一番大きな病院なだけあってちょっとした公園ぐらいの大きさがある中庭。

 私の家ぐらいならすっぽり入れそうな大きさで、病院って本当に大きいなぁって思う。


 設置されているベンチにはたまたま誰も座っていなくて、私たちの勧めもあってセト店長が座った。

 きちんとハンカチを出して下に敷いてる辺り、こういうところだけはしっかりしてるんだよなぁなんて思ってしまう。


「ではでは改めて。自分、捜査第四課の安藤あんどう法武ホウムといいます。こういうもんです」


 そういって糸目の男性――安藤さんが出したのは襟から見えていたのと同じ警察手帳だった。


「同じく、捜査第四課の瑞西ずいせいメナトです」


 その横に立っていた女の人――瑞西さんが同じように警察手帳を出している。

 薄い色の髪をしっかりと分けた髪型に、ピンと伸ばした背筋に、すらっとしたスタイルでかっこいい感じの女性。

 そこまでまじまじと見て思い出した。

 あ、この人。メガバベルの時の女刑事さんだ。


「第四課って……」


「カード犯罪に関わる部署。別名ファイトポリス、優秀なファイターが揃ってるのが通例」


 サレンさんが小さな声で説明してくれた。

 カード犯罪?

 刑事さんだと思ってたけど、そんな部署まであるんだ。


「先日はどうも」


 先日?


「どうしてこんなところに……」


「いえ、所用で来ていたところをたまたまお見かけしましたね。お声を掛けさせて頂いたのです」


 そういってちらりと

 どちらか具合でも悪いんだろうか?

 そう言うふうには見えないけど。


「はい。あの、連れていった人になにか?」


「いや? ああ、即席の闇ファイターの彼なら大した情報はもってなかったですよ。金を握らされて襲ってきたみたいだねぇ、こわいこわい」


「安藤さん」


「おっと、ごめごめ。詳しくは守秘義務があるんでねぇ、話せないんですよねぇ」


 もうかなり話してた気がするんだけど。


≪ユウキ。気を抜かないで≫


 アリーシャ?


≪この男、顔でしか笑ってない≫


 えっ?

 デッキの中から姿を見せず、聞こえてきた精霊アリーシャの声に思わずどきりとする。


「それじゃあ何の用?」


「サレンちゃん、大丈夫。刑事さん、ボクになにか用事なんですよね? 要件を言ってください」


「では率直に。このところ、カード犯罪が多発しておりまして」


 そこまで言って、数秒言葉が途切れて。



「それも闇のカードが関わっている――心当たりはありませんか?」



 その言葉にドキリとした。


「な」 「だから警察に突き出したんだけど」 「え?」


「そうですよね。ハッハッハ」


「安藤さん」 


 サレンさんの言葉に、ニコニコと笑う安藤という刑事さんと、瑞西さんという女性の刑事さんがジト目を向けている。


「闇のカードの事件、そんなに多いんですか」


「はい。おかげでてんてこ舞いで、動けるのもこうやって捜査を担当出来ない自分たちぐらいなんですよ」


 担当出来ない?


「……


「ええ。おかげで所轄の我々はお役御免と、ドサ回りをしているわけでして」


 どういうことなんだろう?

 サレンさんに目を向けると、小声で教えてくれた。


「闇ファイターは警察じゃなくて、方舟教会が担当するルール。警察はあくまでも容疑者の確保、調査だけ」


「犯罪者を捕まえるのに警察じゃないの?」


「闇ファイターの討伐を行うのは教会の騎士、聖伐者イレイザーの仕事だから」


 なんで? それだけ闇のファイターが強いってことなんだろうか。

 確かに共鳴率奪ってきたりするから手強いのはわかるけど……


「――手に負えない事件は握り潰すくせにね」


 サレンさん?

 些細な、本当に囁く程度にそんな言葉を呟いたサレンさんはいつにない厳しい目をしていた。

 普段の大体無表情で、けれども目だけはしっかりと見るべきものを見てくれている目とは違う刃物のような目つきだった。


「では、もう教会は動いてるんですか?」


 そんな間にも、セト店長と刑事さんの会話が続いてる。


「ええ。教会から寄こされた面々にあれこれと指示をされていましてね、地柩さんのほうにはなにも?」


「……何も聞いてません。もうボクは教会から離れた立場ですから」


「ふむふむ、おかしいですねえ」


「おかしい? なんですか、ボクが事件に関係してるとでも……」


 刑事さんの言葉に、疲れてるんだろうセト店長が立ち上がろうとする。

 止めたほうがいいかも。

 まだ目も治ってないんだし、そう思って手を伸ばそうとして。


「狙われるとしたら貴女ぐらいだと思っています」


 刑事さんの言葉に、困惑した。


「はぁ? どういう」


「闇のファイターというのは欲しいものを欲しがるものです。下卑た欲望であれ、物欲であれ、シリアルキラーであれ、それぞれに特徴ルールがある。一概に決めつけられるものではありませんが……多くはそれを叶える力を求めます」


 こうさんこうさんと言わんばかりに上げていた両手を下ろして、刑事さんが手を向けたのはセト店長。



「元12聖座。【蒼鎖の乙女アンドロメダ】ともなれば、ね。ぴったりではありませんか?」



「……あくまでも昔の話です。なのに、なんですか、ボクがなにかしたっていうんですか」


「貴女はあの教授プロフェッサーを斃しています。名を上げるには格好の的ともいえます」


「……運が良かっただけだよ。またやれと言われても今のボクでは無理だ」


「なるほど。ですが、他の人間はそうは思わないでしょう」


「だからなんだい? 彼退けたのが間違いだと言うつもり」


 うん?

 今なにかおかしかったような――


「いえいえ、誤解しないで貰いたい。自分たちはただ警告を、身の回りには気をつけて欲しいと言っているわけで」


 背筋が泡立った。



「店長!!!」



 私は走り出した。

 まっすぐに店長と刑事さんに向かって。


「どう」


「――後ろ!!!」


 刑事さんの後ろで、

 だから店長を押し倒して、刑事さんの腰に飛びついた。

 風切音。

 倒れ込んだ私たちの頭上で、大きな手が空振っていた。


「なにこれ」


 大きな手が生えた怪物だった。

 頭のあるところがない、その代わりに肩が大きく盛り上がっていて、手が大きい。

 伸ばした掌に口があって、ガチガチと歯を鳴らしている手ともう一つは赤黒い舌をベロベロと出していた。



 はんどぐーる?

 刑事さんの叫ぶ声と同時に抱きしめられた。


 ぐるんと世界が回る。


 それで、刑事さんが私を抱えて転がったことがわかった。


 口のついた手を振り下ろそうとしていた喰手ハンドグールが、空気の抜けるような音と一緒に手を揺らす。


 世界が回る。


 回る視界の中で、瑞西刑事さんが黒い金属の筒。ドラマでしか見たことがない拳銃の引き金を何度も引いていた。空気の抜ける音がそこから聞こえていた。

 

 世界が回る。


 見上げた世界の空で、サレンさんが跳んでいた。

 右手に真っ黒な手袋を付けて、逆光に輝く筋。ワイヤーを閃かせて。


 世界が回る。


 グルグルと廻った先で、止まって、収まった視界の先で三つにバラけた喰手ハンドグールが崩れ落ちていた。

 サレンさんが倒したんだ。


≪ユウキ! 大丈夫?≫


「う、うん」


 デッキケースから聞こえるアリーシャの声に、頷く。

 あ、そうだ。先に実体化させておけばよかったんだ。

 でも思わず身体が動いちゃった。


「ふぅ、怪我はないか? よかった」


「刑事さん、大丈夫です?」


「こちらは無事だ。君も無茶はしないで、ふぅ」


 土埃で汚れたスーツもそのままに、私から離れた刑事さんが銃を抜いていた。

 距離を詰めて、その後ろ側に立った瑞西刑事さんが銃から細い筒を抜いて、同じような筒に差し直した。


「ユウキちゃん、大丈夫?」


「はい、店長は?」


「それはこっちのセリフ」


 地面に座り込んでた姿勢からフルフルと震えたセト店長が駆けつけてくれる。

 

「でもなにが? よく気付いたね」


「うっすらだけど、精霊が見えたんだよ」


 本当に目を凝らさないとわからないぐらい透明な精霊、いや、実体化前のクリーチャー?

 それに気づけたのは、あの鳥肌。

 で。


「全員構えて」


 鳥肌がした。


「まだ、終わっていない。ボードを出して!」


 サレンさんの言葉を引き裂くように、近くから悲鳴が聞こえた。

 ゾワゾワと背中から、足の爪先までが鳥肌が立つ。

 冷たい氷で撫で回されてるような感覚。


「これって」


 悲鳴。

 あちこちから悲鳴。


 そして、見渡した病院の庭……そこにいた人たちの




「――襲撃だ!!」



 私たちはボードを展開した。






 ◆







「……以上が、”百一人目”と呼ばれる闇のファイターの俺の知る限りの手管だ」


 スカーが話してくれた情報に、俺たちは……


「カスでは?」


「今も息してるのがダメなんじゃないかなぁ」


 ドン引きしてた。

 いや、ちょっとマジでダメだろ。


 そんなやつこの世に生きてていいのか?

 ヴィランってレベルじゃねえぞ。

 この世界、推定少年誌とかであるようなホビーで世界支配するぜ系の世界じゃねえかなーって思ってたんだけど、怪しくなってきた。

 そういうレベルでいたらあかんやつだった。

 くそアウトなサイコパスだ。


「奴は極めて危険な奴だ。もしも発見しても近寄るな、己が対処する」


「あのぉ、それってきょーかいの人に任せたらダメなのぉ?」


「教会?」


「闇のファイターってぇ、ししょーたちみたいな専門の人以外はぁ、きょーかいのイレイザーが討伐するんだって」


 へぇ。

 方舟教会ってそんなこともしてるのか。

 普通警察とか、特殊部隊の仕事な気がするけどな。


 いやサイコパスで、よろしくクリーチャーとか出してくるならそういう奴らがいるのか?

 伝奇ものみてえだわ。


「ダメだ」


 しかし、スカーはマリカの提案に首を横に振る。


「自分で倒したいっていう拘りでもあるのか?」


 そういう獲物は俺が仕留めるみたいなやつ、大体フラグになりそうなんだが。

 そう思ったのだが、スカーは違うらしい。


「いや、奴は正直その辺りで足を踏み外して崖から落ちて無様にくたばって欲しいし、道に迷って飢えて死ぬか、山から降りてきたヒグマの群れに襲われて死んでくれと日に日に祈ってはいるし、特に犠牲も出ずに死んでくれれば手段を問うつもりはないのだが……」


 すごい早口で淀みねえなおい。


「それではダメなのだ」


「なんでまた」


「それは」


 その時、ベルの音が鳴った。


「あ、いらっしゃいませ」


 タイミングが悪い。

 条件反射で声を上げて、入口を見た。

 そこには人影はなかった。



 人の形をしていなかった。



 多分、男性なんだと思う。

 それは身長にして2メートルぐらいはあった。


 首がねじれて、真正面に曲がっている。

 けれども、頭がひっくり返って逆さにこちらを見ている。


 手がねじれている。

 関節は後ろ向きに、けれども指がワキワキと動いている。


 足が奇妙に長い。

 ズボンが膝の部分から上下に引き裂けていて、ああ、なんだろうな、途中で成長でもしたのか、引き伸ばされたんだろうなってわかる。

 わかってしまった。


 はっはっはっはぁ、と息をしている。

 だらりと伸びた舌が、下方角にある鼻を舐めている。

 多分、元はサラリーマンだったんだろうスーツがぐちゃぐちゃに。

 伸び上がった左腕には真っ黒なボードが埋め込まれていて。


 痙攣する指先から真っ黒なカードがあった。



 そして。


「ふぁ゛い゛と゛」



 と、それは呟いた。








「「「おらぁ!!!」」」




 ので迷わず、三人で殴り倒した。












――――――――――――――――――――――――――――――


 がり、ぼり、ごきゅ、ごきゅん。

 最後の言葉までも咀嚼する。



           ――喰手の首狩り




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