イギリス RankVI 中戦車 Chieftain Mk.10
概要
1.71でイギリスランク6に追加された車両。Chieftain Mk.3を大幅に改修したもので、砲弾にAPFSDSが追加され、エンジン馬力が少し上がり、砲塔正面と砲塔旋回装置前方にStillbrew増加装甲が追加装備された。
車両情報(v2.53.0.72)
必要経費
| 必要研究値(RP) | 190,000 |
|---|---|
| 車両購入費(SL) | 520,000 |
| 乗員訓練費(SL) | 150,000 |
| エキスパート化(SL) | 520,000 |
| エース化(GE) | 2,100 |
| エース化無料(RP) | 950,000 |
| バックアップ(GE) | 55 |
| 護符(GE) | 2,600 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 9.0 / 9.3 / 9.3 |
| RP倍率 | 2.2 |
| SL倍率 | 1.5 / 2.0 / 2.3 |
| 最大修理費(SL) | 4,425⇒6,107 / 4,520⇒6,238 / 5,775⇒7,970 |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
| 砲塔旋回速度(°/s) | 21.4⇒42.4 / 13.4⇒22.5 |
| 俯角/仰角(°) | -10/20 |
| リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 9.8⇒7.5 |
| 車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 86 / 38 / 25 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 280 / 86 / 45 |
| 重量(t) | 57.2 |
| エンジン出力(hp) | 1,178⇒1,450 / 672⇒760 |
| 2,550rpm | |
| 最高速度(km/h) | 53 / 48 |
| 実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -12.4 / *** ~ -11.1 |
| 最大登坂能力(°) | ***⇒*** / ***⇒*** |
| 視界(%) | 88 |
| 乗員数(人) | 4 |
武装
| 名称 | 搭載弾薬数 | |
|---|---|---|
| 主砲 | 120mmオードナンスBLTk.L11砲 | 53 |
| 機銃 | 7.62mmL8A1機関銃 | 6,000 |
| 7.62mmL37A1機関銃 | 2,000 | |
弾薬*1
| 名称 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入 費用 (SL) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
| L15A3 | APDS | 10.0 | なし | 1370 | 320 | 315 | 305 | 294 | 280 | 270 | - |
| L23 | APFSDS | 8.0 | なし | 1535 | 410 | 408 | 405 | 400 | 390 | 380 | 410 |
| L37A7 | HESH | 17.0 | 3.97 | 670 | 152 | - | |||||
| L34 | Smoke | 17.0 | 0.05 | 650 | 貫通力なし | 410 | |||||
車両改良
| Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
|---|---|---|---|
| I | 履帯 | 11,000 | 17,000 |
| 修理キット | 3,300 | ||
| 砲塔駆動機構 | 11,000 | ||
| II | サスペンション | 9,500 | 15,000 |
| ブレーキシステム | |||
| 手動消火器 | 2,900 | ||
| 火砲調整 | 9,500 | ||
| III | フィルター | 8,400 | 13,000 |
| 救急セット | |||
| 昇降機構 | |||
| ShotL23 (APFSDS) | |||
| 発煙弾発射機 | |||
| IV | 変速機 | 11,000 | 17,000 |
| エンジン | |||
| 砲撃支援 | |||
| L34 (Smoke) | |||
| レーザー測距 | |||
カモフラージュ
研究ツリー
| 前車両 | Chieftain Mk.3 |
|---|---|
| 派生車両 | Chieftain 900 |
| 次車両 | Challenger1 |
解説
特徴
【火力】
そこそこ良い。
砲は相変わらずの"120mm ロイヤルオードナンス BL Tk.L11A5"だが、L23APFSDSが追加された。
L23は410mmの貫徹力があり、真正面から撃ち込むのであれば貫徹できずに困ることはないだろう。かつては極めて強力な砲弾であったが、現在はBR9.0の多くの車両が貫徹力400mm越えの砲弾(DM33、Type93等)を使用できるようになったためアドバンテージは昔と比べて小さくなった。とはいえ強力であるのには変わりなく、Chieftain Mk.3やChieftain Mk.5のAPDSを使ってきた英国戦車兵にとっては十分すぎる砲弾だろう。
ただし、L23は120mm砲の弾とはいえど弾頭重量は105mm砲のDM33とほぼ変わらないため第3世代MBTの120mm砲ほどの加害力がないこと、L23は傾斜に対して弱くひとたび傾斜がつくとDM33やType93をはるかに下回る貫徹力になること、L23に限ったことではないが素の装填時間が他の西側戦車に比べると長いこと、暗視装置が赤外線方式で熱線映像装置ではないため、索敵面で同格のM60A3 TTSやRooikat MTTDに劣ることといった欠点があることに注意が必要である。
初期弾はMk.3やMk.5と同じAPDSのL15A3とHESHのL37A7。APDSのL15A3はこのBR帯では厳しい性能だが、L37A7は十分通用するため開発後も一発は持っておくと良いだろう。煙幕弾のL34も続投している。
他の変更点として、同格の車両と同様にレーザー・レンジファインダーが使用可能になり使い勝手が大きく向上している。
【防御】
石頭。
砲塔正面と砲塔旋回装置前方にStillbrew複合装甲が追加されており、砲塔に関しては9.0としては破格の防御力を誇る。その防御力は傾斜を加味した場合驚異の400mm~600mm以上と10.3の第3世代MBTに匹敵するレベルである。トップマッチを引いた場合はほとんどの敵に貫通を許さず、ボトムマッチでも頻繁に弾く。もう怖いものはトップアタックミサイルと榴弾砲だけ…とはいかないのがこの戦車。
大柄な車体の装甲はMk.3、Mk.5から引き続き貧弱極まりなくあらゆるMBT相手に貫通を許すうえ、車内レイアウトも同様に劣悪なまま放置されているため防御力を過信した立ち回りは全く推奨できない。Mk.3やMk.5と同じように車体はまず抜かれるものとして考え、全身を隠す動きやハルダウンを徹底しよう。幸い車高は低いため、ハルダウンに使える稜線や障害物は多い。ただし砲手サイト周りは200mm程度しかないため必ず弾いてくれる訳ではない。過信はしないように。
【機動性】
悪い。
Mk.3やMk.5と比べて重量が2tほど増えたがエンジン出力も強化されているため、走行性能に大きな違いはない。しかし元々良くなかったものがBR9.0に上がったことにより相対的に悪化している。
ポジション取り合戦に遅れたり撤退が間に合わなかったりする場面はかなり多い。早め早めの行動を心がけよう。
【総評】
3つの遅い(前後進速度・装填速度・旋回速度)と車体装甲の貧弱さや劣悪な車内レイアウトが合わさり最前線で戦うのは困難。しかしひとたび車体を隠すと9.0らしい良好な砲と10.3クラスの強固な砲塔装甲を備える超重戦車に進化する。
基本的には一歩前線から引いた位置に車体を隠して陣取り、出てきた敵から撃破していく駆逐戦車と重戦車の間のような使い方が良いだろう。搭乗員スキルで前述した3つの遅いをカバーできるのであれば車体を隠して前線に出てもいいかもしれない。とにかく車体を隠そう。
車体を隠しながら硬い頭を出し、優秀な砲で仕留めるという一連の基本的な動きはChieftain Mk.3やChieftain Mk.5、ひいてはConquerorと大差ないうえ、今後のチャレンジャーやチャレンジャー2でも基本となる。Mk.3、Mk.5に乗ってきた英国戦車兵ならきっと使いこなせるだろう。
Update 2.5 "Ixwa Strike"にて南アフリカツリーが実装され、快速車両かつ強力なAPFSDSを搭載した車両が追加された。鈍足なチーフテンシリーズだけではかなり厳しいので、まず南アツリーの開発をするのもおススメである。
【悲劇】
2026年2月のBR改定によって本車及びチーフテン900がなんとBR9.3となってしまった。これによりトップマッチを引きづらくなり、さらにはフルボトムでソ連を敵に回すとあの動員兵キットと殴りあわされてしまう。今までは9.0としてかなりの強車両だった本車だが、BRを上げられたことにより相当厳しい立場となったであろう...(許さんぞGaijin)
史実
|
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| 1989年6月18日、西ベルリンにて。Redditより引用。 この「ベルリン旅団迷彩」もWar Thunderに実装されている。 |
チーフテンはイギリスが開発した第2世代主力戦車。当時としては革新的で、第3世代主力戦車に繋がるような設計が多数盛り込まれており、例えば低車高化のために寝かされた操縦手席が挙げられる。他にも第2世代主力戦車としては大口径な120mm砲を採用しており、分離装薬式や焼尽薬莢も採用されている。
また、エンジンとして採用されたレイランド L60 多燃料液冷6気筒対向ピストンディーゼルエンジンは、戦前の(!)ドイツ製航空機用ディーゼルエンジンを基に開発されたもの。実はVickers Mk.1やVijayantaも同じものを使用している。基本的には一般的な燃料を使用していたが、緊急時には多燃料の名の通り他の燃料を使用することもできた。これが曲者でめちゃくちゃ壊れた。前進6段、後進2段のTN12ギアボックスには、トリプルディファレンシャル式の操向装置が搭載され、超信地旋回が可能だった。これも曲者でめちゃくちゃ壊れた。詳細はChieftain Mk.3の史実欄まで。
チーフテンMk.10は、既存のチーフテンMk.2とMk.3をMk.5相当に改修(トーテムポール改修、主にFCSと足回りの改修)したMk.6とMk.7をMk.9仕様に改修(主にFCSの改修)した上で、HEAT弾対策として"Stillbrew"と呼ばれる複合装甲を砲塔正面と砲塔旋回装置前方に追加したもの。要はMk.2とMk.3を改修して更に改修しただけなので、車体そのものは基本Mk.2とMk.3のもの、足回りは基本Mk.5のものである。
出典
Chieftain. The Tank Museum. 2024年10月05日閲覧.
"FV4201 Chieftain". オリジナルの2015年9月24日時点におけるアーカイブ. 2024年10月05日閲覧.
小ネタ
- Stillbrew装甲をX-rayで確認すると、60mm厚のゴムが確認できるが、これは被弾時に追加装甲が脱落するのを防ぐためのクッションであり、ゴムそのものにメタルジェット阻害などの防御力は無い。(内部計算ではRHA換算3mmの装甲となる)
- チーフテンMK,10(チーフテンマークテン)非常に語呂が良い。
外部リンク
●DMM公式
チーフテン Mk.10:戦争用の盛装
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