人体に有害とされる有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)を含む泡消火剤が2023年6月に県庁地下駐車場で漏出した問題で、県は20日、泡消火剤を貯留している湧水槽のコンクリート壁面の調査結果を公表した。壁面に付着・浸透しているPFASが湧水槽に流入した6千リットルの水に溶け込んだと仮定した場合、PFOSとPFOAの濃度は国の暫定指針値(1リットル当たり50ナノグラム)の約1534倍となる1リットル当たり最大7万6734ナノグラムとなることが分かった。庁舎外には漏出していない。(政経部・國吉匠)

 湧水槽のコンクリート壁面を一部抜き取り、PFASの含有量から濃度を試算した。PFASの一種のPFHxS(ピーエフへクスエス)も加えると、...