【詳報】裸でシャワー室で食事提供→約1時間放置し死亡…障害者施設での虐待、運営側が会見「誠に遺感、深くお詫び」【レジデンスわかふじ・社会福祉法人一条協会 高知・四万十】
今年1月、高知県内の障害者支援施設で利用者1人が死亡し、「虐待」が認定されていた事案について、高知県は27日、運営する社会福祉法人に行政処分を行いました。また、運営側が会見を開き、経緯を説明しました。 【写真】運営側は会見で深く頭を下げ謝罪…障害者施設で虐待・利用者死亡、行政処分の詳細を画像で見る 四万十市の障害者支援施設「レジデンスわかふじ」では、今年1月9日の午後7時ごろ、利用者が死亡する事案が発生していました。 高知県が5月27日に発表した内容によりますと、この施設では、利用者に対し「シャワー室で裸の状態で食事を提供した」ほか、「シャワー浴の際に必要な見守り支援を行わず長時間放置し死亡させてこと」が認められたということです。 (障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律 第50条第1項第3号 人格尊重義務違反) このため高知県は、「障害者支援施設レジデンスわかふじ」を運営する「社会福祉法人一条協会」に対し、2026年(令和8年)6月1日〜8月31日の間、新規利用者の受け入れを3か月間停止する行政処分を行いました。(指定の一部効力停止3か月) これを受け、運営する「社会福祉法人一条協会」が27日午前、会見を開き、経緯や今後の対応策などについて説明しました。 ■事案の概要(会見での説明) 「障害者支援施設レジデンスわかふじ」の利用者であったAさんが、令和8年1月9日午後7時ごろ、施設内の2階シャワー室において、意識・呼吸が無い状態で発見され、搬送された病院で亡くなった。 亡くなる前、当施設の職員がAさんに裸の状態で食事を提供し、その後シャワー室で約1時間、1人にしていた。 「なぜシャワー室で裸の状態で食事を提供したか」など事案の背景については、Aさん本人の障害特性による行為があり、説明することで本人のプライバシー・尊厳を侵害する恐れや、ご家族の心情を傷つける恐れがあるため、説明することができない。 また「なぜシャワー室にAさんを1人にしてその場を離れたのか」についても、Aさん本人の普段の状況や嗜好に関わることがあり、説明することで本人のプライバシー・尊厳を侵害する恐れ、ご家族の心情を傷つける恐れがあるため、説明することができない。
【関連記事】
- 重度の障がい「水頭症」6歳男の子が卒園式で語った“夢” 医師から「喋れるかわからない」と言われても、言葉を喋り、自らの足で歩き、兄の自覚も芽生え…1歩ずつ刻む成長の軌跡
- 自転車で歩道を走れる「4つの例外」青切符の対象となる「悪質な走行」の定義【自転車ルール】
- 【動画】元野良猫が建設会社の「課長」就任、辞令交付で「ニャ〜ン」弁当のおかず分けた出会いから7年、入札くじ5連続当選の“幸運の招き猫”【2月22日・猫の日】
- クマは四国にも?一部の山に20〜30頭ほどが生息か 本州と違い「絶滅の危機」に瀕するツキノワグマ 四国では「保全活動」も
- 娘を殺害した男との対峙、10mも離れていない距離に…望まぬ判決内容に父は「娘を守れなかった時点で、負け」【3部作の後編】