【5月28日 AFP】イスラエルは27日、国境から約40キロに位置するレバノンのザハラニ川以南全域を「戦闘地帯」に指定し、親イラン民兵組織ヒズボラへの攻撃に先立ち住民に避難を促した。

4月17日の停戦以降で、これほど広範囲にわたる避難警告が出たのは初めてとなっており、イスラエル軍はレバノン南部および東部への大規模な急襲を開始した。ヒズボラは、イスラエルが設定した「イエローライン」を越えた場所でイスラエル軍と衝突したと発表している。「イエローライン」はレバノン領内に約10キロ入り込んだ場所に設定されており、イスラエル軍高官は26日、同軍兵がその外側で作戦を開始したと述べていた。

イスラエルは今週、レバノンでの作戦を強化するとし、地上作戦を拡大していると述べていた。

29日には米国防総省でレバノンとイスラエルの軍事代表団による会談が予定されているほか、来週には敵対行為を終結させることを目的とした新たな直接交渉が予定されている。

レバノン保健省はこの日、3月2日の紛争開始以降の死者数が3269人に達したと発表。激しいイスラエル軍の空爆により、前日から56人増加した。(c)AFP