マンジャロで炎上したゆいぴすを溝口勇児が謎擁護。
溝口の言ってることは半分はまともな部分もある。
が、今回の炎上への反論としてはかなりズレてる。
まず一見まともに見える意見はこれ。
「肥満や食欲を根性論で片付けるな」
「医療技術を選択肢にすること自体は悪ではない」
「薬にはリスクとベネフィットがある」
これは普通に正しい。
でも今回の火種はそこじゃない。
問題は、マンジャロを“ダイエットの便利ツール”っぽく見せる発信が、影響力あるインフルエンサー経由で広がったこと。
マンジャロは日本では2型糖尿病の治療薬として承認されている医療用医薬品で、厚労省もGLP-1/GIP系薬剤の承認外使用については、安全性・有効性が確認されていないと注意喚起している。
だから「適応外使用だから全部ダメではない」という一般論を持ち出しても、
「じゃあ医療用医薬品を広告や体験談でダイエット文脈に流していいの?」
という本丸には答えていない。
あと「ゆいぴすは広告モデルだから叩くな」も、情としてはわかる。
容姿叩きや人格攻撃、嫌がらせは当然論外。
でも広告モデルとして発信している以上、ただの個人体験では済みにくい。
本人が医師じゃないならなおさら、医療用医薬品のイメージを一般消費者向けに柔らかく変換してしまう役割を担っている。
そこへの批判まで「ゆいぴす叩き」で一括りにするのは雑。
薬の適応拡大の例をいろいろ出しているのも、正直ちょっと煙幕くさい。
というかお得意の論点ずらしにしか思えない。
たしかに医療では適応外使用や適応拡大はある。
でもそれは、医学的根拠、規制、診療ガイドライン、医師の説明責任、患者選択がセットで議論される話。
インフルエンサーの美容・痩身文脈PRを正当化するカードではない。
結局、
「肥満治療に薬を使うな」は古い。
でも、
「医療用医薬品をインフルエンサー広告でダイエット商品みたいに見せていいのか」
という批判は普通に正当。
溝口は前者への反論をしているけど、炎上の本質は後者だと思う。
そ も そ も
それ以前に
①運営会社の実態があやふやな点
②現在閉院しているクリニックの名前で販売している点
③薬機法違反の可能性についてはどう認識しているかという点
そのあたりに全く答えていない。
そんな状況で「ゆいぴす叩きを叩く」というのは自分の責任を金庫にしまって棚の1番奥にしまい込んでるようなもの。
あなたが首魁なんでしょ?