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「檜山沙耶のアニウラ」超かぐや姫!特集回(山下清悟監督・桃原一真P出演)のインタビュー全編書き起こし

2026年3月9日・3月17日に文化放送で配信された「檜山沙耶のアニウラ」の超かぐや姫!特集回(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー出演)について、先日今更ながら個人的に取っておいた録音を聴いたのですが、そこで語られていた監督の経歴やバックグラウンド、創作へのモチベーション、そして制作秘話はどれも大変興味深く、このラジオが初出と思われる情報も多数あり、本作の理解を深めるうえで非常に貴重な一次資料と感じました。

しかしながら、放送当時は『超かぐや姫!』公式 Twitter からのアナウンスが限られていたこともあってか広く知られておらず、現在は radiko 等のアーカイブ配信期間も終了しているため、新規にこの情報へアクセスする手段が失われている状態です。
こうした貴重な記録が埋もれ、後世のファンが触れられない状況は大きな損失だと考え、音声の内容を可能な限り忠実に書き残す目的で、インタビュー全編の書き起こしを制作しました。もし関係者の方からご指摘などあった際には、速やかに削除等の対応をいたします。

書き起こし作業にあたっては、読みやすさを考慮して一部のフィラー(言葉の詰まり)や相槌を整理している一方で、言葉のニュアンスや声のトーン、その場の和やかな空気感がそのまま伝わるよう、音声に対して極めて忠実な記述を心がけました。私個人の主観による脚色や改変は行っていません。

作業手順としては、Gemini 3.5 Flash で作った文字起こしを叩き台としつつ、そこから音声を何度も聴き直し、手動で書き起こしミスの補正、声が被っている箇所の整理、細かな声のニュアンスに合わせた補正を重ねて完成させています。6時間半かかりました…。
本作のファンの方々にとって、少しでも参考になるものであれば幸いです。

前編(2026/03/09放送回)

前編では、アニメ業界へ進むきっかけとなった『NARUTO -ナルト-』の映像美やプロデューサーという職種のやりがい、そして制作の土台となった二人の信頼関係を示すエピソードなど、山下監督と桃原プロデューサーの経歴や関係性が語られています。

(檜山沙耶) 改めましてこんばんは、檜山沙耶です。早速ゲストの方に登場していただきましょう。この方です!

(山下清悟監督) 皆さんこんばんは!株式会社スタジオクロマト代表、山下清悟と申します!

(桃原一真プロデューサー) 皆さんこんばんは。スタジオコロリドプロデューサーの桃原一真です。

(檜山沙耶) さあ、ということで今回は、山下清悟監督と桃原一真さんにお越しいただきました!どうぞよろしくお願いいたします!

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) よろしくお願いします!

(檜山沙耶) 初めまして〜!

(桃原一真プロデューサー) 初めまして!ありがとうございます!

(檜山沙耶) お会いできてとても嬉しく思います。ラジオ自体はご経験はあるんですか?

(桃原一真プロデューサー) あれですよね、初めて……「日本だと初めて」っていう(笑)。

(山下清悟監督) そうですね、はい(笑)。

(桃原一真プロデューサー) お二人とも、日本(のラジオ)では初めて?

(山下清悟監督) 日本では、というのは…(笑)

(桃原一真プロデューサー) メキシコに1回お呼ばれして行ったんですけど、何も聞いてない状態で。

(檜山沙耶) ええっ!?

(桃原一真プロデューサー) で、「取材お願いします」って言われたら、「あの、今からラジオの生放送だから、5分後よろしく!」って言われて(笑)。

(山下清悟監督) さ、3個くらい出ましたかね?

(桃原一真プロデューサー) そう、3個か4個くらい出て、しかもその後ね、「テレビの生放送です」みたいな(笑)。

(檜山沙耶) まさかの!しかも5分前に?(笑)

(山下清悟監督) そうなんですよ。すごいスピード感だったな、と。

(檜山沙耶) まあ、そんなグローバルに活躍されているお二人ですけれども、今回は日本語で、お願いできればなと思います(笑)。

(桃原一真プロデューサー) ほっとします(笑)。

(檜山沙耶) よろしくお願いいたします。では、まずは山下監督と桃原さんのプロフィールをご紹介させていただきます。

山下清悟監督は1987年生まれ。株式会社サテライトに動画で入社。A-1 Pictures やスタジオぴえろ、タツノコプロダクションで演出を担当されます。その後、一度アニメ業界を退職。株式会社アドウェイズでゲーム事業に携わり、スタジオコロリドにてアニメーションに復職されます。
その後、株式会社スタジオクロマトを設立され、代表取締役社長を務められています。

続いて、桃原一真さんは1994年4月生まれ、京都市出身です。京都橘大学で建築と観光について勉強。大学卒業後は、株式会社 WIT STUDIO に入社。『進撃の巨人 Season 2』などで制作進行を経験されます。その後、KLab 株式会社でスマホゲームの制作進行を担当し、スタジオコロリドに転職。
『薄明の翼』の制作進行や『雨を告げる漂流団地』のデスクを経験し、『超かぐや姫!』で初プロデューサーを務めました。

ということで、改めて本日はよろしくお願いいたします。

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) よろしくお願いします。

(檜山沙耶) 実は『超かぐや姫!』も、観ました!

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) ありがとうございます!本当に長い映画を…。

(檜山沙耶) いや、もう何でしょう、1度観て、皆さんが何周もする理由が分かりまして、私もまた、発声上映?に行く予約をしてますので、ちょっと色々とお話を伺えればなと思っております。

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) ありがとうございます!

(檜山沙耶) 今回と次回は、お二人のこれまでのご経歴や、制作のお話を伺えればなと思っています。ではまず、アニメ制作の道に進もうと思われたキッカケって、何かあったんですか?

(山下清悟監督) あの、結構子供の時から、まあ小学校低学年とかの時からですね、アニメは好きで…というか、特にその、お話を見ていた部分もあったんですけども、例えばオープニングとかでちょっとカッコいいアクションとかがあった時に、そういうのを結構こう繰り返し見てですね、「カッコいいな、これ!」みたいなのを思っていたっていうのは、結構その…全然業界を志す前から、素養としてはあったんですけども。

直接的にその「アニメーター」っていうものに注目しだしたのは、多分中学くらいからだったかな〜と思うんですが、エヴァンゲリオンだったりとかですね、マクロスみたいな作品を見ていて、何かすごくこう「カッコいい映像があるな」っていうのと、まあ「ここ描いてる人が『人』としているらしい」みたいな、人が描いてるらしいみたいな…(笑)。

それまでって、あれじゃないですか。宮崎駿さんの作品とか見てても、全部宮崎駿が描いているんだろう、みたいな風に思ってたんですけども、どうやら「アニメーター」というのがいて、その人が描いてるらしい、というのがだんだんその頃から分かってきて。

で、直接的なきっかけというか、やはり自分の中で強いこう、初期衝動になっているのが、やっぱり『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の、まあその時は『疾風伝』じゃなくて無印のナルトなんですけど、30話という話数がですね、若林厚史さんという『幽☆遊☆白書』とかで結構すごく、尖った演出をされてた方の演出話数があって。
その中で松本憲生さんという、本当に凄腕のアニメーターの方が半パートくらい、半パートって簡単に言うと10何分とかの、尺を1人で原画をされているっていう話数があって。それがもう、とにかく他の話数と比べてあまりにもクオリティが違うというか、もう全然、違う世界に入っちゃったみたいな感じの映像が突然来て。
それで、もう「こういうことができる仕事っていうのがあるのか」みたいに結構強く思いまして、そこから結構「アニメーターってなってみたいな」みたいな風に志すようにはなってたかな、と思います。

(檜山沙耶) 目指すべき理想像があったんですね。

(山下清悟監督) そうですね。…あったんですが、もうあの、インターネットをその頃自分はもう結構やっていたので、「アニメーターがいかに食えないか」みたいな(笑)。「動画で辞めるよ、みんな」みたいな話を聞いていて。
「実家が近くないと無理だよ」とか「親の援助がないと無理だよ」とか、もうまことしやかにすごい流れていた。20年前の話なので、時代なので…。
「まあ無理だろうな」みたいな気持ちもありつつ、「でもなりたいな〜」って思って、部屋の床をこう転げ回っていたことが、あります(笑)。

(檜山沙耶) 夢と現実の狭間というか。でも、やっぱり憧れは捨てきれない、という状況だったということですね。
桃原さんはいかがでしたか?

(桃原一真プロデューサー) あーそうですね。僕は、あのさっき仰っていただいたみたいに、大学…その建築とか観光の勉強をしてる学校だったんですけど、なんとなくみんなハウスメーカーだったりとか、旅行代理店だったりに就職して、僕もまあ、初めそういうところで就職決まってたんですけど、アニメ元々好きだったので、「これからそのお金を稼いで、それをアニメに使うんだな」と思うと、なんか悔しくなってきて…。

というのも、世の中アニメに関わってお金もらってる人がいるのに、なんで僕はお金を払ってアニメに関わんなきゃいけないんだ、不平等じゃないか!っていう意味分かんない逆ギレムーブをかまして(笑)。
で、「アニメに関わったら、アニメにお金使わなくていいし、アニメからお金もらえるじゃないか!」と。

(檜山沙耶) タダで観られてお金ももらえる…!

(桃原一真プロデューサー) 「お金ももらえる!なんておトクなんだ!」と思って入りました。で、山下さんみたいにちゃんと調べずに入ったので、結構厳しい世界っていうのに入ってから気づくという……。

(山下清悟監督) 僕結構、貯金して入りましたよ!そういう意味で。

(檜山沙耶)えっ!すごい!

(山下清悟監督) はい。あの…ね!色々お年玉とかを貯めてたやつを、上京する時に親に、はい、もらって、やってました。

(檜山沙耶)計画的ですね(笑)。

(桃原一真プロデューサー) 僕、多分、入った時期が、まあ山下さんが入られた頃より、多少ちょっとこう……。

(山下清悟監督) …もう違いますよね。

(桃原一真プロデューサー) かなり、ある程度ちゃんとしてた時期だったんで。はい。まあそれでもまあだいぶ……友達とかと比べるとめちゃくちゃ少なかったんですけど…(笑)。

(山下清悟監督) あとやっぱり補足しますと、制作職とアニメーターって根本的にこう、雇用形態が違うんですよ。

(檜山沙耶) あ、そうなんですか。

(山下清悟監督) 制作職は割と、その(正)社員だったりとか、まあ月ごとにいくらもらえるっていう形で、固定でもらえるんですよね。アニメーターって完全に単価だったんです、当時は。本当に、もう……。

(檜山沙耶) あ、じゃあ報酬制っていうことですか?

(山下清悟監督) ですし、その、想像以上に全然枚数書けないんだけど、1枚200円みたいな世界なので、本当に初任給3万とか、全然ある。

(檜山沙耶) え、食べていけない……。

(山下清悟監督) 食べることは不可能です(笑)。だからさっきのお話になるので、「親の援助がなければ無理」っていう。

(檜山沙耶) あ、なるほど…。だから貯金もされていたという。

(山下清悟監督) そういうことですね、はい。

(檜山沙耶) じゃあ、そんな業界に入られる前のお話を伺いましたけれども、業界に入ってからは、仕事上で大変だなと感じたこととかは、ありますか?

(山下清悟監督) うーん…そうですね。あの、アニメーターは本当に特にみんなこれは言うと思うんですけども、結構ササッとこう流れてるアニメって観ちゃうと思うんですけども、「動いていればもう全部1枚1枚描いてる」訳なんですよね。本当にこれは、どんな方でも絶対にこう、ショートカットできない部分で、いっぱい描かないといけないんですよ、絵を。

当たり前の話なんですけども、時々自分でもゾッとするというか、「本当に1枚ずつ描くんだな、この絵を……」みたいな(笑)…気持ちになって我に返る瞬間ってあるので、一番やっぱ、アニメならではの大変さっていうと、もうそこに尽きるのかなっていう風に、自分は結構思っております。

(檜山沙耶) ひたすら描くと。果てしない作業ですもんね…。

(山下清悟監督) いや、果てしないどころじゃなくて、あの、1枚描くのに、1時間とか全然余裕で掛かるんですよ。それが原画枚数100とかになってる状態になる(笑)。

(桃原一真プロデューサー) 1時間描くのに1枚かかるのを、3枚……まあ3時間かかって、それが多分本当0.1秒とかですよね。

(山下清悟監督) ですね、秒数にすると。

(檜山沙耶) 脳がゲシュタルト崩壊しそうじゃないですか(笑)。

(桃原一真プロデューサー)そうですね(笑)。

(山下清悟監督) いや、おかしくなってる人も結構いますよだから(笑)。本当に。

(檜山沙耶) そうですよね。なかなかこう、自分のメンタル管理も大変じゃないですか?

(山下清悟監督) そうですね。でもメンタル管理が一番重要なんじゃないかなと思いますし、やっぱ長く続けられてる方って、どこかやっぱり、超人的な…メンタルを持ってらっしゃるなという風に思いますね、はい。

(檜山沙耶) なるほど。桃原さんはいかがですか?

(桃原一真プロデューサー) いや、僕は、だからもう、その絵を描く人たちの前で何を甘えたことをって話なんですけど…(笑)。
普通に、やっぱりプロデューサーとかやってると、基本的にはまあ、部長職というか管理職というか、スケジュール立てて〜とか、予算が〜とか、パソコンでカタカタしてるんですけど。
でもやっぱり、いざその作品作るぞ!ってなった時に、いきなりクリエイティブな面をめっちゃ求められる瞬間があって。僕、それが本当にないんで、普通の大学生活を過ごした…人間なんで…(笑)。

本当に、なんかその度に… やっぱ山下さん達からすごい、こう色んな、何ていうか、アイデアがバーッと出てきたりとか、する中で「桃原さんどうですか?」って言われた時に、自分の引き出しが少なすぎて、こういつもなんか「あぁ、自分、凡人だな……」っていう、自尊心が(笑)。

(檜山沙耶) いやいやいや本当に才能の塊じゃないですか!

(桃原一真プロデューサー) ないです、ないです(笑)。

(山下清悟監督) でも本当に、僕が桃原さんと話してていいな〜と思うのは、「あ、それ面白いですね!」っていう、『視点』を持ってることなんです。これはあの、結構クリエイターが逆に持ってない部分だったりするんですね。プロデューサーに絶対に必須の、感性というか才能でして。

あの…わかんなくなってくるんですよ、考えてると。色々こねくり回して考えていくんで、2周3周しちゃって、このアイデアが良いのか悪いのか分かんなくなるんで。
そこを結構桃原さんはフラットに『あ、それはなんか、今面白そうな感じがしましたね!』みたいなことを言ってくれるのが、自分はもうめちゃめちゃありがたい。

(桃原一真プロデューサー) え、そうだったんすか!?(笑)

(山下清悟監督) いや、本当そうですよ!いつも思ってます、はい(笑)。

(桃原一真プロデューサー) ありがとうございます(笑)。いや〜やった〜、出て良かった〜!(笑)。

(檜山沙耶) (笑)。ちなみに息抜きって、どんなことされてるんですか?合間の息抜き、お休み期間とか。

(山下清悟監督) 僕は、料理がすごい好きなので、自分でこう美味しいものを作ってあの…食べるのが一番、息抜きかなと思います。
本編のかぐやちゃんも多分、料理すごいするキャラなんですけど…。

(檜山沙耶) 美味しそうでした。

(山下清悟監督) あれは完全に、僕が多分投影している部分がやっぱあって(笑)。
最初、色々とこう洋食だったりとか、エスニックな料理とか作ってたんですけど、最終やっぱ和食になって、寿司になるんですね(笑)。

(檜山沙耶) はい!観ました!観ました!(笑)。

(山下清悟監督) その展開が、そのまま結構かぐやの成長に結構重ねて書いてるところがあって、自分もあの、魚捌いて握ったりとか(笑)。

(檜山沙耶) ええ、すごい!

(山下清悟監督) マグロ、すげえデカいブロックで買って熟成させたりとかっていうのを、結構やってる…。

(檜山沙耶) 職人のようですね…。

(桃原一真プロデューサー) そうですね、僕山下さんとその…リモートで打ち合わせしている時に「なんかやってるな〜」と思いながら聞いたら、「今マグロ熟成させてるんす!」って(笑)。

(山下清悟監督) 「ちょっと待ってくださいね!」ってね、「換えるんで!」って(笑)。

(桃原一真プロデューサー) 「あ、今氷換えなきゃいけないんで」って(笑)。

(檜山沙耶) 確かに分かります。無心になれますもんね、料理してるときって。確かに良い息抜き方法ですね。桃原さんはいかがですか?

(桃原一真プロデューサー) 僕は、去年ぐらいから、同じアニメの業界の方なんですけど、ゴルフを教えてもらって…ゴルフをやるようになって。
下の子たちからは、なんか「嫌な感じになりましたね」って言われるんですけど(笑)。「その、偉くなってゴルフ始めて…」みたいな…言われるんですけど、まあでも、やっぱり、あんまりこの年になって、ちゃんとこうスポーツするというとかがなかったので、かなり息抜きにはなるな〜と思いながらも、最近やっぱりやり始めると、何て言うんですか、上を目指すようになると、逆にまたストレスになってくるんですよね。

(檜山沙耶) 確かに(笑)。

(桃原一真プロデューサー) だから、最近ちょっとあの……封印してます(笑)。

(山下清悟監督) やっぱそうなっちゃいますか…(笑)。桃原さん結構それ多いですよね(笑)。

(桃原一真プロデューサー) 多いですね(笑)。そうなんですよ〜。

(檜山沙耶) 極めたくなっちゃうんですね。まあ良い趣味として、良い塩梅で、ぜひ体を動かしていただければなと思います(笑)。

ではですね、最後に、このアニメ制作の「やりがい」について、ぜひ教えてください。

(山下清悟監督) やりがい…。でも本当に何て言うのかな。実写と違ってこう、役者さんも……声優さんはもちろんいるんですけど、絵としては役者もおらず、影も形もデザインもない。っていう状態からやっぱ作っていくっていうところって、すごい本当に、クリエイティブだなっていう風に、思いますので。
やっぱキャラクターなり、ストーリーなりっていうのがですね、本当に影も形もないところから自分の手で、絵を描くっていうことで、語っていくことができるということは本当に…自分としてはすごい素晴らしいことだなと思っていて。
何度やってもやっぱそこは、嬉しさがめちゃめちゃあるので、やっぱそこになるのかな〜っていう風に、自分は思いますね、うん。

(檜山沙耶) キャラクターの魂が乗っているような気持ちになりますもんね。料理シーンもまた、追って観たいと思います(笑)。

(山下清悟監督)ありがとうございます!

(桃原一真プロデューサー) すごいシーンですよあそこ本当にね…(笑)。

(檜山沙耶) 桃原さんはいかがですか?

(桃原一真プロデューサー) そうっすね、でも僕…まあさっきも言ったみたいに、あんまりちょっと人に誇れる特技みたいなのが、あんまりない……そりゃもう、それこそ学生の時からそうだなと思ってたんですけど。
でもただ、やっぱその、面白いアニメ…。まさに今回のね、『超かぐや姫!』、色んな方に反響もいただいて。で、その中にやっぱり自分の名前、スタッフクレジットだったりで名前が載ってるのを見ると、結構何て言うんですかね、自己肯定感といいますか、『自分もちゃんと何か存在価値があるんだな』っていうのを結構実感できるというか。結構目に見えて実感できるところがある。

その時に、やっぱ「やってて良かったな…」と思うし、本当に多分、この仕事してる人本当にそれが…何やかんや一番気持ち良くて楽しくて、やってるんだろうな〜と思うので。やっぱり完成して名前が載ってるっていうのは、自分の中でかなり大きい、価値だなと思ってます。

(檜山沙耶) 発声上映のときに、親戚の方に聞いたんですけど、お二人の名前出てきたとき「ありがとう〜!!」っていう声が(笑)。

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) そうなんですか!(爆笑)。

(桃原一真プロデューサー) それ実際聞いたら泣くかもしれないな(笑)。

(檜山沙耶) みんな大きな声で(笑)。

(山下清悟監督) なんかでも、かぐやの反響見てて、やっぱ自分がすごい印象に残ってるの、やっぱ「感謝」みたいなのをしてる人が結構いて…。

(桃原一真プロデューサー) そうですね、めちゃくちゃ嬉しいですよね。本当に嬉しいですよね(笑)。

(山下清悟監督) これ嬉しいですよね…。あんま、あんま聞かれないですよ?(笑)。「ありがとう」って言われることって……はい。
面白いな〜と思いますし、なんかでも「わかる」っていうか、そういうメッセージ込めてたから、嬉しかったですね。

(桃原一真プロデューサー) めちゃくちゃ嬉しいですね…。毎回泣いちゃいそうになります(笑)。

(檜山沙耶) (笑)。ぜひ発声上映も、ぜひね(笑)。

(山下清悟監督) ねえ!聞きたいですよ(笑)。

(桃原一真プロデューサー) おそらく絶対どこかでこっそり行ってると思うう(笑)。

(檜山沙耶) 「ありがとう〜!!」って声が聞こえてると思います(笑)。

(桃原一真プロデューサー) 「俺も〜!」って(笑)。

(檜山沙耶) (笑)。では、ここからはリスナーの皆さんからのメッセージもいただいてますのでご紹介します。
ラジオネーム「メニメニハッピー」さんからいただきました。

「檜山さん、ゲストの皆さん、はじめまして!
超かぐや姫!の PV が発表になったときに、なんて私得な作品!と思いましたが、配信が始まってからはすっかりストーリーの虜になりました。
質問はズバリ『キャスティング』です。早見さんはオファーで、夏吉さんと永瀬さんはオーディションと、ガイドブックやその他インタビューなどでも既出ですが、メインキャラのキャスティングについて、決め手は何だったのか、ぜひ選考の経緯などあればお聞きしたいです。」ということでした。

(山下清悟監督) そうですね…。やっぱりその… 一番決め手になってるのは、この作品がやっぱ、音楽モノかつ歌モノであるというところかな、と思っておりまして。
結構その、「この方の声だったら合うだろうな〜」みたいなのは割とあったんですけども、その…「歌」として、全ての歌を歌っていただく。これから収録もある…っていうことを考えたときに、あの…桃原さんに言われたのを僕はすごい覚えてるんですけども、「もうこの方になれば!」みたいな、「さぞかし楽でしょうねえ!」っていう(笑)。

(檜山沙耶・桃原一真プロデューサー) (笑)。

(山下清悟監督) 「この後さぞかし楽でしょうねえ!」という話を…

(桃原一真プロデューサー)  言いましたね(笑)、悩んでた時にね〜。

(山下清悟監督) …ということがあって(笑)。あの「楽だ」って言うとちょっとアレですけど、でも本当にやっぱ歌の魅力…っていうのはすごく強かったので、早見さんにしろ夏吉さんにしろ。
やっぱそこはもうなんだろうな… 結構、必然的に決まっていった部分があったかもしれないですね。

(桃原一真プロデューサー) そうですね、やっぱ曲を『歌える、歌えない』もそうなんですけど、『上手く歌ってもらった上で、どうやってキャラクター性を出してもらうか』っていうのを、やっぱ突き詰めたかったので。
やっぱその、上手くないと、一生懸命ちゃんと成立するってことに全部の労力を注いじゃうなって気がしてたんで、初めからやっぱもう完璧に… 『Ex-Otogibanashi』っていう、多分おそらく一番、今回で一番難しいであろう曲…をオーディションで歌ってもらって、その時夏吉さんは、初めから結構完璧に歌ってくださっていたので、「この人だったらさらに突き詰められるんだろうな〜」っていう。

(山下清悟監督) 結構、楽しそうに歌う感じありましたよね、やっぱり。
「歌を楽しんでるな!」っていう感じはすごいしましたね。

(桃原一真プロデューサー) そうですね、楽しんでるなって感じはすごいしましたね。

(檜山沙耶) 歌唱力のうえに、楽しさがまたあるんですかね。

(桃原一真プロデューサー) あると思います。

(山下清悟監督) しかも、ボカロPさんの曲って基本結構難しい!(笑)。

(桃原一真プロデューサー) 難しいんですよ、そうなんですよ(笑)。

(檜山沙耶) 難しい!息継ぎない!(笑)。

(山下清悟監督) そう、最初に『トリノコシティ』とか収録した時も「なんて難しい曲なんだ」って思って(笑)。

(檜山沙耶) 聴きました!早見さん歌われてましたよね。

(桃原一真プロデューサー) いや〜でも上手かったですよね…本当に。綺麗…って思いながら。

(檜山沙耶) 歌えるのすごいな〜と思いながら。しかもキャラクターが歌ってるんですよね。

(山下清悟監督) そうですね〜。

(檜山沙耶) いや、すごいなって改めて思いました。ありがとうございます!

では、ここで一曲お聴きいただきましょう。
『超かぐや姫!』メインテーマ、ryo(supercell)、かぐや(CV:夏吉ゆうこ)、月見ヤチヨ(CV:早見沙織)で、『Ex-Otogibanashi』。


(檜山沙耶) ここからは、番組のコーナーをお届け。「あなたの裏側覗きます!初出し」。
ゲストやリスナーの皆さんの裏側を覗くため、皆さんの初出し情報や、エピソードを教えてもらう、ちょっとハードルの高いコーナーです。

ゲストがお二人いますので、今日は桃原さんのエピソードをお聞きしたいんですが、まだどこにも話していないような、エピソードありますか?

(桃原一真プロデューサー) あ〜そうですね…、僕がこれ『かぐや』作ってる最中で、一番嬉しかった話、なんですけど…。

その、自分がちょっと『かぐや』の企画段階くらいの時にちょっと大きい病気になっちゃいまして、で…それは何とかなって、帰ってきた時に、山下さんと多分、何名かでご飯行ってる時だったんですけど。

なんかその…「いやなんか、人間っていつ死ぬか分かんないんだよな〜」みたいな話をしてて、「いつ死ぬか分かんないから早くこう…やっぱその、生きてるうちに、ずっと永遠にアニメ作れる確証なんてないんだから、やっぱ早く、ヒットする作品、自分が楽しいと思う作品を、なるべく早く作りたいんですよね〜」みたいな話を、してたんですけど。
その時山下さんが、『あっ、じゃあ桃原さん、僕と組んで正解っすよ!』って言って。

(檜山沙耶)おお…。

(桃原一真プロデューサー) そん時、すらっとその話終わったんですけど、僕それめちゃくちゃ嬉しくて…!
その、プロデューサーの立場からすると、監督に『正解ですよ!』って言われるの、なかなかなくて…。

だからあの…、何ですか、『一緒に頑張りましょう!』とか…っていうのはたくさん聞いてきたんですけど、『僕についてきて正解ですよ!』って言ってもらった。それは家帰って思い出して、すっごい嬉しくて泣いた覚えがありますね…。

(山下清悟監督) …僕が言いそうなことですね(笑)。

(檜山沙耶) 温かい涙ですね(笑)。

(桃原一真プロデューサー) いや〜本当に温かい涙ですね。めちゃくちゃ嬉しかったですこれ、本当に(笑)。

(山下清悟監督) 基本的に自信過剰な…ことしか言わない(笑)。

(桃原一真プロデューサー) いやでもね、有言実行の人ですよ本当に!はい。

(檜山沙耶) 熱い信頼でこう結ばれているということで。
ぜひ皆さんもね、超かぐや姫!も引き続き楽しんでいってやっていきたいですね!

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) お願いします…!

(檜山沙耶) ありがとうございます!あったかエピソードありがとうございました!(笑)
今日は終了となります。以上、「あなたの裏側覗きます!初出し」のコーナーでした。


(檜山沙耶) 山下監督、桃原さん、今日はありがとうございました!

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) ありがとうございました!楽しかったです!

(山下清悟監督) ラジオ初めて…なんで、国内ではね(笑)。

(桃原一真プロデューサー) あ…そう、日本語のね!(笑)

(山下清悟監督) やっぱこう、何でしょう…。カメラ回ってこう映像と共に出る時と、ちょっと声の出し方変わるな〜って自分で思っていて、割とあの…ラジオ楽しいなって、思いました!はい!

(檜山沙耶) 良かったです!ありがとうございます!あの…日常のこの話し口調で、お話しできるのが楽しいですよね。
桃原さんはいかがでしたか?

(桃原一真プロデューサー) そうですね…。なんかあんまり、そのアニメのことを話すの……『かぐや』のことをね、話すことたくさんあったんですけど、結構自分自身の話を、自分のこういうプロデューサーって立場だとあまりされることがなかったので、改めてちょっと、「自分こんなこと考えてたんだな〜」っていうのを、考え直すきっかけになって、すごく、楽しかったです!ありがとうございました。

(檜山沙耶) ありがとうございます!
では、最後に、お知らせなどがありましたら教えてください。

(桃原一真プロデューサー) はい!この作品、『超かぐや姫!』、なんですけれども、ただいまですね、Netflix にて全世界独占配信中でございます!
そしてですね、翌週の3月13日金曜日ですかね、からですね…全国100館以上に拡大して、公開させていただくことが決定いたしました!
ちょっとまだあの、遠くて見に行けない、みたいな方もたくさんいらっしゃったと思いますので、ちょっとまた、この機会にぜひ観て頂けたらな〜と。

(山下清悟監督) そんな増やして大丈夫!?(笑)。

(桃原一真プロデューサー) そうね〜本当にね。100って言ってもね(笑)。19から来てね…(笑)。

(山下清悟監督) (上映が始まってから)1ヶ月以上経ってるんですよ!?観ます!?みたいな(笑)。

(檜山沙耶) いや、でも本当に、身近で知人が、地方から都内まで行って、超かぐや姫!観た人が何人もいるので、これ聞いたら多分すんごい反応すると思います(笑)。

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) (爆笑)。

(桃原一真プロデューサー) ごめんなさい…!(笑)。

(檜山沙耶) …でも喜びの悲鳴ですよね。

(桃原一真プロデューサー) いや、でも本当に嬉しいですね!この機会にまた、2回目観ていただけると!はい。

(檜山沙耶) 2周3周してまた見える景色も、違いますもんね、きっとね!

(山下清悟監督) そういう作品にはしたつもりなんですが(笑)。はい!

(檜山沙耶) これからも楽しみにしております!
また来週も、山下清悟監督と桃原一真さんにお付き合いいただき、『超かぐや姫!』のお話をたっぷり伺います。よろしくお願いいたします!

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) よろしくお願いしますー!

(檜山沙耶) それでは今夜はこの辺でお別れです。お相手は檜山沙耶と、そしてゲストの?

(山下清悟監督) 山下清悟と、

(桃原一真プロデューサー) 桃原一真でした!

(檜山沙耶) また来週も、アニメの裏側を一緒に覗きましょう!

(檜山沙耶・山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) バイバーイ!

後編(2026/03/16放送回)

後半では、山下監督・桃原プロデューサーが制作を担当した映画『超かぐや姫!』の核心に迫るトークが展開されます。
高畑勲監督の表現から着想を得たという映像演出や、鑑賞後に深く染みるボカロ曲の選曲意図、シナリオ段階でのキャラクター設定や料理にまつわる設定など、制作時の裏話が明かされています。

(檜山沙耶)改めましてこんばんは、檜山沙耶です。早速ゲストの方に登場していただきましょう。この方です!

(山下清悟監督) 皆さんこんばんは!スタジオクロマト代表の山下清悟と申します!

(桃原一真プロデューサー) 皆さんこんばんは!スタジオコロリドプロデューサーの、桃原一真です。

(檜山沙耶) 前回に引き続き、『超かぐや姫!』から山下清悟監督と、アニメーションプロデューサーの、桃原一真さんです!よろしくお願いいたします!

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) よろしくお願いします!

(檜山沙耶) さて、今回は待ちに待った、お二人が手掛けられた『超かぐや姫!』のお話をたっぷりと伺っていきたいなと思います。

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) お願いします。

(檜山沙耶) 私も拝見しまして、もう序盤から終盤まで好きなものに溢れていて、「これ、好きじゃない女子、いないんじゃない?」ってぐらいの(笑)。

(山下清悟監督) (笑)。いいですね、「女子」って言っていただいて。

(檜山沙耶) はい(笑)。もちろん男性も、好きだとは思うんですけど、結構、女性から見ても好きな世界観なんじゃないかなと思って。

(山下清悟監督) 結構そう言っていただけるの、すごく嬉しいですね。

(桃原一真プロデューサー) 嬉しいですね。

(檜山沙耶)えっ本当ですか?

(山下清悟監督) はい!ちなみに、誰が好きですか?

(檜山沙耶) えっ、私でもやっぱり、彩葉ちゃん…が結構感情移入しちゃうというか。こう頑張りながらも、やっぱり推し活は欠かさないんだなって(笑)。

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) (笑)。

(桃原一真プロデューサー)そうですね。

(山下清悟監督) そう、そうなんですよね〜。

(桃原一真プロデューサー) この作品、はじめビジュアル出た時、やっぱり、かぐやとかヤチヨが、だいぶバーッと人気だったんですけど、僕それ観ながら、「絶対観た後彩葉好きになるから!みんな〜!」って本当に見てました(笑)。

(檜山沙耶) そうなんですか?(笑)

(山下清悟監督) 通常の主人公とはちょっと、やっぱり違う描き方というか。あの、最終的にやっぱり、彩葉が観る側として普通に好きになるキャラになるっていうのが、特殊な設計、だなって自分でも思います。

(檜山沙耶) じゃあ、やっぱり結構狙い通りでありますか?

(山下清悟監督) まあうーん、そうですね… 結果的にそうなったっていう感じもあるんですけど、全員ちゃんとこう、いいところがあるというか、見せ場があるっていう風にはやっぱり作っていたので、嬉しいです。

(檜山沙耶) はい。みんな良いキャラですからね!推しはたくさんいらっしゃるのかなと思います。
では、桃原さんにまず伺いたいんですけれども、桃原さんから見た山下監督の凄さをぜひ教えてください!

(桃原一真プロデューサー) これねー、話し出すと、マジで尺が足りなくなっちゃうんですけど(笑)。いや本当に、いっぱいあるんですけど、パッと思い付くところをバーッと言っていくんですけど。

(山下清悟監督) バーッと(笑)。

(桃原一真プロデューサー) バーッと(笑)。もうねこれ、まず、描くのがすごく速い。 と、メンタルの強さ。あと、判断もとにかく早い。

(檜山沙耶) にじみ出てますね!(笑)

(桃原一真プロデューサー) はい。で、あと人付き合いもやっぱ上手いんですよね。人をやる気にさせるのが上手いというか。うん。
で、まあやっぱ、このコスパとかタイパの計算も速いんですよ。これやると……

(山下清悟監督) これ、すげえ嫌な奴に感じる(笑)。

(檜山沙耶) そんなことないです(笑)。

(山下清悟監督)いや、ありがとうございます。はい、嬉しいです。

(桃原一真プロデューサー) 引き出しも多いし… で、あとやっぱね、作ってると感情がバーッと乗っちゃうんですけど、感情と事実をちゃんと切り分けて判断されるんで、そこもクレバーだな〜と思ってるし、本当に、こんだけ色んな才能持ってる人が「誰よりもアニメが好き!」っていう。

(山下清悟監督) いや、でもそうですね。アニメが好きっていうのは、あんまり……すごいですよね。なんか、すごい好きなんですよね。アニメが。

(桃原一真プロデューサー) アニメ作ってたら、アニメって嫌いになる瞬間とか絶対あると思うんですけど…。

(檜山沙耶) 確かに。よく聞きます、それは。

(桃原一真プロデューサー)はい、その中でやっぱ「アニメが好き…!」って…。

(山下清悟監督) すごいですよねだって、仕事しながらアニソン聴いてるわけですしね、本当に…好きなんですよね、はい(笑)。

(桃原一真プロデューサー) その色んな才能を持った人間が、人一倍の情熱を持って作り続けるっていうところが、いや、これは…なかなか出会ったことないぞ…と思いますね。

(檜山沙耶) ちなみに山下監督は、監督のお話が来た時はどのように思いましたか?

(山下清悟監督) えっと、長編でオリジナルでっていうところで言うと、本当にこう……「すごい、ご判断ですね」というか「ギャンブラーですね」という感じが、「リスクテイクしすぎだろう!」っていうのはやっぱり結構思っていて(笑)。
でも、やっぱり、「ああ、でも、見る目あるな!」っていうのは思いました。

(山下清悟監督) すごくそれは本当に、やっぱそこから離れられない人間なんで、自分って。あの、そういう人間はやっぱり……何かやるんですよね(笑)。

(檜山沙耶)爪痕…みたいな。

(山下清悟監督)なので、まあ、上手くいかないかもしれないが、賭けるんだったら確かになっていう気持ちも、どこかには、やっぱりあったかなという風には思います。
もちろんめちゃめちゃびっくりしましたし、嬉しかったっていうのもね、すごくありますけども、はい。

(檜山沙耶) だって皆さんのね、心を、案の定たくさん鷲掴みにしましたからね!この作品で。

(桃原一真プロデューサー) ベットせずにはいられないんですよね、やっぱこれ(笑)。

(檜山沙耶) オールインですか?(笑)

(桃原一真プロデューサー) オールインですね、本当に(笑)。

(檜山沙耶) オールインされたんですね!(笑)

(山下清悟監督) いや〜最高でした!はい!(笑)

(檜山沙耶) あと、作中ではキャラクターたちの感情の機微をデフォルメしたような、ちょっとポップな表現が多かったなと思うんですけども、このような演出にしようと思ったきっかけって何かあったんですか?

(山下清悟監督) 一応その、現実とツクヨミっていう2つの世界がある作品なので、その2つの差をつけようっていう意図はすごく、最初に考えていて。
現実の方はどちらかというと、ギャグ表現だったりとか、ちょっと漫画的なポップな表現をして、ツクヨミの方はCGに近いというか、ちょっとこう、リアル寄りな表現をしようっていう風に思っていたので、そこの落差をやっぱ強く出そうっていうのが、まず現実のデフォルメ表現の目的だったかなと思うんですけども。

結構これは、高畑勲監督の『かぐや姫の物語』っていう作品の、多分インタビューか何かでおっしゃられていたことだと思うんですけども、『となりの山田くん』という前の作品もそうなんですけど、結構その、抽象的な絵で、世界を描くっていうことを結構かなりやられている方なんですけども。
そういう風にするとどういうことが起きるかっていうと、映画を観てる時は、あんまりその、何て言うのかな…「リアルだな」とか「抽象的だな」っていう風に、色々なことを考えないで普通に観ちゃうと思うんですけども、映画館を出てからその世界を思い出した時に、すごくこう、自分の中の現実の記憶とこう照合されるというか、むしろその、『リアルでない表現の方が、リアリティを持って、自分の記憶と照合される』っていう風な話を、確かされていたのを見たことがあって、「なるほどな〜、でも本当にそうだろうな〜」と思って。

リアリティってだから、絵が本当に…何て言うのかな、CG みたいに動くことがリアルなのではなくて、『自分の頭の中の印象と重なっていくこと』がリアル。って考えると、やっぱり現実の方は、抽象的でポップな表現の方が、むしろ現実っぽく感じられるかもな、って風に思って、そういう区分けをしてたと思います。はい。

(檜山沙耶) 確かに!デフォルメされた泣き顔とか、結構脳内にずっとこびりついて(笑)。

(山下清悟監督) そうなんですよね。なんか、自分がやっぱ生活してて、泣く時って、結構自分をこう、外側から見る視点からすると、ああいう風に泣いてるな〜みたいな、多分そういう感覚なんだと思うんですよね。「主観的なリアリティ」というか。

(桃原一真プロデューサー)そうですね。

(檜山沙耶) 彩葉の「久しぶりの美味しいご飯が美味しい!」っていうところも涙も(笑)、かわいかったです(笑)。

(桃原一真プロデューサー)(笑)。頭の中ではああなってそうというか。

(山下清悟監督) そういう感じですよね(笑)。

(檜山沙耶) 染みますね、よりその表現がね。
また、新たに書き下ろされた曲もありましたけれども、懐かしいボカロ曲もたくさん作中でかかりましたけれども、選曲はどのようにしたんですか?

(桃原一真プロデューサー) あれは…そうですね。ボカロPの方々に、曲を書いてもらおう、お願いしようと。で、たくさんありますと。
で、やっぱ折角なので色んな方にやってもらいたいな〜っていうので、はじめ自分がこう、「この辺の人たちがいいと思います」っていうのを出したら、監督と、「じゃあ、この人このシーンやってもらおう」みたいなのを組み立ててもらったんですけど。
また、その方々を中心として、『超かぐや姫!』とマッチする曲が、皆さん過去作でもあったので、これきっと「このヤチヨの心情を表してるのかな〜」だったりとか。
あと、なんだったらちょっと、『超かぐや姫!』を観た後に聴いていただくと、「あ、この選曲なんだ!」っていうのを…

(檜山沙耶) いやめっちゃわかります!(笑)。

(桃原一真プロデューサー)『ワールドイズマイン』とかもそうですね。あと『ロンリーユニバース』っていう曲だったり、『トリノコシティ』だったりとかっていう。これ多分、観ないとわかんないと思うんですけど…

(檜山沙耶) 観た後にこそまた染みる!

(桃原一真プロデューサー) そうですね。…ってことになってくれると、追体験というか、してもらえると嬉しいな〜と思って、選曲をさせていただきました。

(檜山沙耶) しかも、公式にたくさん供給があって嬉しいです!

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) (笑)

(桃原一真プロデューサー) いやでもね、僕からするとその、あの頃の曲を、夏吉ゆうこさんと、早見沙織さんが歌ってくれるっていう…
「かぐやとヤチヨが歌う」っていうのを、僕からしてもその、「俺得」なんですよね。すっごい楽しい収録でした!本当に。

(檜山沙耶) メルトとハッピーシンセサイザも可愛かったですね。

(桃原一真プロデューサー) いや、本当に、「これ夢かな?」と思いながら収録現場にいましたね、いつも。

(檜山沙耶) いいなあ、羨ましい!(笑)。
確かに、音源と作中、ちょっと違いますよね。『ワールドイズマイン』とかも結構こう、なんか…

(桃原一真プロデューサー) そうなんですよね。あの、劇中バージョンというか、ライブバージョン。これはもう監督と、あとryoさん。

(山下清悟監督) そうですね。

(桃原一真プロデューサー) …が打ち合わせで、「ちょっとこれをやろう、やりたい!」って話をされて。だから、その「ライブ用の収録」を行ったんですよね。で、音源の収録はまた別日に行う、っていう形で。

(山下清悟監督) なかなかないことですよね、ライブ音源というのは。

(桃原一真プロデューサー) 「地続きに続いてほしいよね!」っていう、現実の話と曲が。「地続きに続いてほしいよね!」っていうところの話から、ライブバージョンを録りたいっていうお話をいただきました。

(檜山沙耶) ありがとうございます!
また、作品制作の中でスタッフの皆さんとのやり取りでしたり、作業の中で印象的なことって、ズバリ何でしょう?

(桃原一真プロデューサー) 僕はもうやっぱ何よりも、この作品、元々「90分から100分ぐらいの、これぐらいの尺で、映画を作りたいよね」って話をしてて、脚本家さんとかもその辺の話をしながらやってたんすけど、結構はじめ「順調ですー!」って監督から聞いてたんですよ(笑)。

(山下清悟監督) …そう(笑)。

(桃原一真プロデューサー) …聞いてたんですけど、途中から、監督……僕今でもそのシーン、思い出すんですけど、僕のところ来て、「桃原さん、すいません。90分無理です!」って。

檜山沙耶・山下清悟監督)(爆笑)。

(桃原一真プロデューサー) しかもさ、10分20分じゃないって言うんですよ(笑)。

(山下清悟監督)そうなんすよね(笑)。

(桃原一真プロデューサー)酷いですよね(笑)。「えっ!?この前まで順調って言ってたじゃないすか!!」って(笑)。
脚本家さんがここまで15分とか、ここまで20分って書いてくれてて、山下さんそれやりながら、「いやすごいっす!この脚本通りにちゃんと尺が、バッチリっすよ!」って…

(山下清悟監督) 行ってたはずなんすけど、Bパートまでは…(笑)

(桃原一真プロデューサー)そうなんすよ、途中から「無理です…!」って、「ええっ!?」って(笑)。

ただ、僕それでもやっぱ止められると思ったんですけど、上の僕よりも偉い人たちに。…止められると思って、「あの…無理ですよね?」って言ったらみんな見て、「いや〜でもこれ面白いから良いんじゃないかな〜…」「お前がもう、やれるんだったら、良いよ!」って言われて。
止める理由はなくなってしまったな…と思って、「もう行こう!」っていう(笑)。

(桃原一真プロデューサー) いやでも、当初めちゃくちゃ焦ってましたね。

(山下清悟監督) そりゃそうですよ(笑)。
いや僕だって結構さ、これで通ると思ってるわけじゃなくて(笑)、「やばいっす、マジで!」っていう気持ちで言ってるんで。別にそんなあっけらかんと言ったわけではないんですよ、はい(笑)。

(檜山沙耶) (笑)。我々にとっても俺得ならぬファン得ですね。ファン得です(笑)。

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) (笑)。

(檜山沙耶) これって、1周目よりもやっぱり2周目、3周目と、より深みが増していく作品だと思うんですよ。

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) ありがとうございます。

(檜山沙耶) これ、あの、もちろん、まだ観ていないといった方もいらっしゃるかと思うんですけど、もし2周目3周目、観る場合は、どこに注目してほしいなど、あったりしますか?

(山下清悟監督) そうですね〜、なんか、結構…月並みな回答になるかもしれないですけど、やっぱりヤチヨの発言で、ちょっと「なんで今この発言をしてるんだろう」っていうのが、1周目だと分からないところが、割と多いかなと思うので、やっぱ一番はそこに注目していただくってことなのかなっていう風に、思います。

多分、2周目観ていたとしても、「なんでここでこれ言ってんだろう?」っていうのは、そんなにこう、直接明かされない部分もあったりはして。
それは結構こう、パズル的に色んな要素を、鑑みていった結果、「こうなんじゃないか?」ていう、多分推測に留まるところが、多いかなと思っていて。まあそこは本当に自由に解釈していただいていいかなと思うので、自分としては、設定をしてるというか…。

…ちょっとね、この設定っていうとこもだいぶ難しいところで、自分、キャラ作る時に、全部決めないんですよ。
その、『ここでこういう理由で言ってます』じゃなくて、頭にこう、『そのキャラのセリフが浮かんできて、それを喋らしてる』っていう感じなので、どっちかっていうと『掘り出してる』感覚っていうか。そのキャラがそのキャラとして動く理由を、僕はあんまり知らなかったり、結構するんですよね。

だからこそ、結構その、自分では絶対に思いつかないような、『あ、こういう、心の動きをしていたんじゃないか?』って僕自身が解釈するようなセリフが結構浮かんでくることが多いので、それは結構そうですね。観てる側の方でも、伝わる部分があるんじゃないかっていう風に思います。

(檜山沙耶) X でもよく私も拝見してるんですけど、「あ、ここのシーンってこうだったんだ!」っていうのがあって…ネタバレになっちゃうか(笑)。

(山下清悟監督) そうですね(笑)。抽象的に言っていきましょう、はい(笑)。

(檜山沙耶) (笑)。あと、私が気になっていたところが、「月には味も温度もない」っていうのがあって、これ言ってるフレーズが、同じような言い回しで2回あったなっていうことに気づくことができて。もう一回、2周目観て、もう一回確かめたいなと思ってます。

(山下清悟監督) そうですね〜。

(桃原一真プロデューサー) 月、月とVRの、この…何でしょう、共通性みたいなものは、企画を見た時にすごく、重視して作ったら面白くなるっていう風に思ってたので、そこはやっぱりシナリオで、補足している部分はございます。はい。

(檜山沙耶) いや〜また現実ではなくて、ツクヨミにね、こう……これ以上言うとネタバレになっちゃう(笑)。

(山下清悟監督) ありがとうございます(笑)。

(桃原一真プロデューサー) お気遣いいただきありがとうございます(笑)。

(檜山沙耶) ありがとうございます(笑)。
では、皆さんのメッセージもご紹介していきたいなと思います。ラジオネーム、「アメフラシ」さんからいただきました。

「私は Netflix で『超かぐや姫!』を観て、脳を灼かれ…」同じ方がいる!(笑)。

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) ありがとうございます(笑)。

(檜山沙耶) 「以降は同時視聴などを含めて配信で何回も見返し、超かぐや姫!を観るたびに、情緒がめちゃくちゃになる体になりました(笑)。
私は楽曲ストーリーやキャラクターの行動を通して、超かぐや姫!に困難や孤独に立ち向かう応援歌としての一面を感じているんですが、山下さんと桃原さんはこの映画を作る中で、込めていった思いなどはありますか?」ということです。

(山下清悟監督) うーん…そうですね。あの、さっきも言ったんですけど、自分であんまりこうテーマを決めたりとか、『この気持ちを込めよう!』みたいに思っているわけでは、実はなく。
やっぱ結構、無意識の領域から出てくる、感覚とか、エネルギーみたいなものを感じとってって、あんま『考えて作ってる』っていうより、『自動的に出たものを採用している』っていう風な感覚で…割と作っているんですよね。

なんでそれが、あの…何かすごく辻褄が合ってしまったりとか、因果関係として美しくなったっていうのを、楽しんで作っているところがすごく、ありますので。
多分僕が、お便りいただいた方が感じてたものを、送ってたのは間違いないと思います。ただ、理屈でやっぱ考えて出してるんじゃないんで、「テーマは何ですか?」とかっていうのを聞かれると、いつも結構詰まってしまうところがあるんですけど(笑)。
テーマはだからなく、「無意識で作ってます」っていう感覚になるのかも、はい。

(檜山沙耶) すごい!(笑)。もう潜在的なってことですもんね。

(山下清悟監督) そうですね、潜在的なアニメ好きなんですよね、多分ね。はい。

(桃原一真プロデューサー) で、僕この、曲の話とかしてる時に、山下さんから聞いて「あーなるほどな〜!」って思ったのが、「楽しすぎると悲しく見えてくる」っていう話を、よくしてて。
その、何ですか、例えばアーティストのアンコールとかでも、こうしんみりとした曲じゃなくて、結構楽しい曲がかかると、寂しくなってくるじゃないですか。「あ、この楽しい時間、もう終わるんだ」みたいな。

(檜山沙耶) あ〜「これで終わるんだ」と。

(桃原一真プロデューサー) この作品も途中で、もうとんでもなく幸せな時間みたいな曲と、あのシーンが流れるところがあると思うんですけど、それ観るとやっぱこう、悲しくなってくるというか。
その、「明るすぎるが故に、寂しい悲しい」っていうところは僕結構、この作品の、まあ僕が一番、一個テーマとして僕が受け取ったのはそれ…でしたね。大好きな……

(山下清悟監督) でもそれってやっぱテーマではないんだろうね、感覚ですもんね、感覚。感覚で作ってるんで、はい。

(桃原一真プロデューサー) そうなんすよね〜。

(檜山沙耶) 五感に刻まれた感覚なんでしょうね。

(山下清悟監督) そうですねおそらく…。

(檜山沙耶) なるほど…。だからこそ、私たちもすんなり受け入れられるんですかね?

(山下清悟監督) そうかもしれませんね、ちょっとそう言っていただけると嬉しいすね、はい!(笑)

(檜山沙耶) ありがとうございます。では、続いてです。「サバかれた白甘鯛」さんからいただきました(笑)。

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー)(笑)。

(檜山沙耶) どうですか?白甘鯛捌きますか?

(山下清悟監督) (いきなり早口で)や、捌いたことはもちろん何度もありますし、熟成してね、あの……熟成しすぎるとね、あの表面の鱗の水分が減っちゃってあの、松笠揚げの時に、鱗が立たなくなっちゃうんですよね(笑)。

(桃原一真プロデューサー) ガチガチ…(笑)。

(檜山沙耶) めちゃめちゃ詳しい(笑)。

(桃原一真プロデューサー) かぐやみたいになってる(笑)。

(山下清悟監督) あんま熟成させない方がいいです(笑)。

(檜山沙耶) 詳しすぎる!(笑)。ありがとうございます(笑)。
「超かぐや姫!、とっても最高の作品でした。」

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) ありがとうございます!

(檜山沙耶) 「もう既に何周もして、ストーリーについて考察しています!」もうみんな何周もしてる!(笑)。

(桃原一真プロデューサー) 考察が!(笑)

(山下清悟監督)ここにお便り送ってくる人たち、もう選りすぐりのかぐやエリートみたいな人たちが!(笑)。ありがとうございます(笑)。

(檜山沙耶) 「質問なのですが、コミカライズ対談にて、山下監督が『(忠犬)オタ公は裏設定がすごいいっぱいあるキャラクター』と言及されていましたが、具体的にどんな裏設定があるんですか?」

(山下清悟監督) えっとね〜、ちょっとオタ公は、正直かなり答えづらい状態、でして(笑)。
そうですね〜、乙事照琴(おっこてること)もかなりある。乙事照琴ってあの、実況とか解説とかやってた方なんですけども、かなりあるんだが、オタ公のほうがより答えづらいなっていう感じがするので、ちょっと待ってもらったほうがいいかもしれませんね(笑)。そのうち何かあると思います。

(檜山沙耶) 果報は寝て待てですね。

(山下清悟監督) そうですね、ちょっと待っていただけるといいかなと思います。

(檜山沙耶) 「サバかれた白甘鯛」さん、ちょうどね、今深夜ですので、果報は寝て待ってください!(笑)

(山下清悟監督)(笑)。お願いします!

(檜山沙耶) お願いします!(笑)
ということで、たくさんのメッセージありがとうございました!

(桃原一真プロデューサー) ありがとうございました!

(檜山沙耶) ではここで一曲お聴きいただきましょう。
『超かぐや姫!』エンディングテーマ、かぐや(CV:夏吉ゆうこ)、月見ヤチヨ(CV:早見沙織)で『ray 超かぐや姫!バージョン』。


(檜山沙耶) ここからは、番組のコーナーをお届け。「あなたの裏側覗きます!初出し」。

ゲストやリスナーの皆さんの裏側を覗くため、皆さんの初出し情報や、エピソードを教えてもらう、ちょっとハードルの高いコーナーです。
前回は桃原さんのエピソードを伺いましたが、今回は、山下監督のエピソードをお聞きしたいです。まだどこにも話していないようなお話ってありますか?

(山下清悟監督) えーっとですね、あの、この作品結構かぐやの好きなものだったりとか、他にも結構こう、「パンケーキ」っていう、オブジェクトが……オブジェクトがって言ったらあれですけど(笑)、料理が割とこう、フィーチャーされてる作品なんですけども、実は一番最初、シナリオ段階で、パンケーキじゃなかったんですよ、あれ。

(檜山沙耶) あら!何だったんですか?

(山下清悟監督) プリンアラモードだったんですよ。

(檜山沙耶) えー!!

(山下清悟監督) で、このプリンアラモードというのを聞くと、あの、ファンの方多分思い浮かべるセリフがあるかなと思うんですけども、あの…ヤチヨが「感謝感激雨アラモード!」って言うセリフがあって、実はそこに掛かるセリフだったんですが…

(檜山沙耶) あーそうだったんですか!

(山下清悟監督) そう(笑)。あの、パンケーキに変わったことで、そこの掛かりはなくなって、また別のところに掛かるようになるっていう(笑)。

(檜山沙耶) (笑)。わかりますよ…?(笑)わかります!

(山下清悟監督) …っていうのがあって。ま、色々な事情があってパンケーキになったんですけども、あのー、一応そういうあの、設定の変更みたいのは、割とちょこちょこあったり、しますね。

あとは、主人公の、「酒寄彩葉」っていうキャラがいるんですけど、実は2回名前が変わって…おりまして(笑)。

(檜山沙耶) えっ、そうなんですか!

(山下清悟監督) 一番最初はね、ナナムラヨウカちゃんっていう名前だったんですよ。で、ヨウカっていう名前が、かぐや、ヤチヨ、ヨウカ、かぐやで、ループするように、最初作っていて。
ただ、「ヤ」と「ヨ」が多すぎるあまりに、聞き取りづらいっていう(笑)。その、差が出づらいから、ちょっと別の名前にしようって話になって変わったっていう経緯が実は、あったりとかします。

(檜山沙耶) あ、そうだったんですか!すごい!
じゃあもしかしたら、名前が…

(山下清悟監督) 変わってたかもしれないですね?はい。
苗字も変わってんだけどまあそれはいっか!(笑)。
(書き起こし注:公式ガイドブック記載の「翁長彩葉」のこと?)

(檜山沙耶) 苗字も変わってるんですね!(笑)

(山下清悟監督) 結構そうですね、最初期からちょっと変わった部分とかはちょこちょこ、ございます。はい。

(檜山沙耶) ありがとうございます。どうですか皆さん、ファンの方、嬉しいんじゃないですか?(笑)
ぜひ色んなね、設定をまた、いつの日かお話しできることを楽しみにしております!

(山下清悟監督) よろしくお願いします!

(檜山沙耶) さあ、今日は終了となります。以上、「あなたの裏側覗きます!
初出し」のコーナーでした。


(檜山沙耶) 山下監督、桃原さん、今週もありがとうございました!

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) ありがとうございました!

(檜山沙耶) とても非常にあの、面白いお話を伺いまして、これからまた2周3周4周、観てる方たくさんいらっしゃいましたけど、もっともっと観る方がまた続出しそうですね!

(桃原一真プロデューサー) いや〜嬉しいですね!本当に毎日、監督も舞台挨拶でおっしゃってましたけど、「エゴサの鬼」なんで(笑)。
僕もかなりエゴサしてるんですけど、本当にいつも楽しみに見させていただいてます!皆さんの感想を。

(檜山沙耶) ねえ、考察も結構多くて、楽しめますよね!

(桃原一真プロデューサー) いや〜嬉しい、本当に僕も見てて楽しいです。

(檜山沙耶) (笑)。山下監督、いかがですか?

(山下清悟監督) いやもう本当に、なかなかこういう話ができる機会っていうのもないので、あのー皆さんに聴いていただける形で、お話ができてとても楽しかったし、嬉しかったです。はい!

(檜山沙耶) ありがとうございます!またぜひ、アニウラにお越しください。

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) ありがとうございます!

(檜山沙耶) またお知らせなどがありましたら、お願いいたします。

(桃原一真プロデューサー) はい!まず、あの『超かぐや姫!』、配信も劇場公開もされている状態なんですけれども、また企画プロデューサーだったり宣伝プロデューサーだったり、自分アニメーションプロデューサーな訳ですけど、自分以外のプロデューサーたちが、あと監督が、もう共にどんどんまたワクワクする楽しい企画を、すごく考えてくれているので。ぜひ楽しみに、していただけたらと思います!
自分もすごい見てるだけで楽しみだな〜!って思う曲もたくさんあるので、ぜひぜひ、ご期待頂けたらな〜と、思っております!

(檜山沙耶)私はグッズが欲しいです!(笑)。

(桃原一真プロデューサー) あ〜そうですよね、グッズもね〜!どんどん出していただいて本当に… ぬいぐるみ系とかね、欲しいですね〜。

(檜山沙耶)あーぬいぐるみもいいですよね〜!

(桃原一真プロデューサー) いや〜監督の部屋がね、グッズで今一個つぶれてるって話を…

(山下清悟監督) グッズ全部くださいって言ってるんで、あの完全にかぐや部屋がもうできる勢いに…(笑)

(檜山沙耶) 祭壇が(笑)。祭壇に飾れますね(笑)。ありがとうございます。

(桃原一真プロデューサー)あとですね、改めてになるんですけども、「超かぐや姫!」Netflix にて全世界独占配信中でございまして、そしてですね、3月の13日から、劇場、映画館ですね、100館に拡大して公開させていただいております!
ちょっと今まで、あの、遠くて見に行けなかったよって方も、またぜひ劇場で、お楽しみいただけたらと思います!

(檜山沙耶) 100館以上ということで、すごいですよね〜!さらに拡大して。

(桃原一真プロデューサー)いや、100か〜……!って思いましたね。100まで、行ったか〜って…。そうですね、100以上すかね。

(山下清悟監督) どっかでここでハシゴ外されてこう、誰も来なくなるみたいな、みたいなねえ(笑)。

(桃原一真プロデューサー) 悔しすぎだよ〜って(笑)。

(檜山沙耶) そんなこと…(笑)
でも、これまで以上にファンの方にね、足を運びやすい、映画館のボリュームとなりましたね!

(桃原一真プロデューサー) はい、そうですね。あごめんなさい、100館って言ったけど「100館以上」ですね!はい。

(檜山沙耶) ありがとうございます。私達もとても嬉しく思います。

(山下清悟監督) こちらこそです。

(桃原一真プロデューサー) ありがとうございます。

(檜山沙耶) これからもどうぞよろしくお願いします。

(山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) よろしくお願いします。

(檜山沙耶) さあ、それでは今夜はこの辺でお別れです!お相手は檜山沙耶と、そしてゲストの、

(山下清悟監督) 山下清悟と?

(桃原一真プロデューサー) 桃原一真でした!

(檜山沙耶) また来週も、アニメの裏側を一緒に覗きましょう!

(檜山沙耶・山下清悟監督・桃原一真プロデューサー) バイバーイ!

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